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作業療法士を辞めたいあなたに、気づいて欲しい本当の悩み

2019/09/17
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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「 こんなはずではなかった… 」

 

 

 

作業療法士を辞めたいと思っている理由は、人間関係が上手くいかずに、立ち直れない位いやな思いをされたからではありませんか?僕も、人間関係からのこじれから体調を崩し、数ヶ月で施設を退職した経験があります。

 

 

● 辞めてどうする?

●違う職場でも、同じ事になるかもしれない

 

そんなきれい事を周りから聞かされたり、自問自答する日々だったんです。何を置いても、現状の人間関係から逃げたい時、耐えられない時ってありますよね。


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作業療法士を辞めたい?職場を離れたい?

作業療法士に魅力を感じなくなった事と、作業療法士として働いている今の職場が嫌いになってしまった事が、混同してしまっていないでしょうか?

 

 

 

僕には、3回の転職経験があり、クリニック、施設、リハビリ病院(2箇所)で、作業療法士として働いてきました。一言に「 作業療法士 」と言っても、職場が違うと、働き方にずいぶんな違いがあるんです。職場の違いで、作業療法士の働く環境に違いが出る点を4つ挙げてみました。

 

 

● リハビリ科の風通しの良さ

● パワハラまがいの教育と管理

● 他職種からの理解

● 業務量(残業の量)

 

 

なぜ、この4つを挙げたかというと、この4つの項目は、作業療法士の働きやすさを決める大きな要素となると思ったからです。どんなにお給料が良くても、尊敬できる先輩がいても、「作業療法士を辞めたい」と思ってしまうくらいの気持ちになる原因は、その職場の人間関係に嫌気がさしてしまったからではないかと思うんです。

 

劣悪な人間関係は、仕事を嫌いにさせる

人間関係、特にリハビリ科内の人間関係がギクシャクした職場で働いていると、何が起こるか。きっと、こんな気持ちが芽生えていると思うんです。

 

 

 

「リハビリ職なんて、ろくなもんじゃない」

 

 

 

劣悪というと言い過ぎかもしれませんが、誰にでも合う職場、合わない職場はあるものです。合わない職場で働き続けた結果、本当はその職場が嫌いなだけなのに、作業療法士自体が嫌いになったというように、気持ちがすり替えられてしまってはいないでしょうか?

 

 

 

 

もしも、今の職場が作業療法士として働いた初めての職場であったのなら、他の病院や施設に転職してみて、別の場所での作業療法士を経験してから、「作業療法士を辞めて」も遅くはないと思います。

 

次の仕事が決まらずに、作業療法士を辞めるとどうなるか?

僕は、職場の人間関係から離れたくて、次の職場が決まる前に、退職をしました。その後、約2ヶ月間は、無職の生活をしていました。

 

気持ちはすぐに楽にならない

職場の人間関係から離れても、辛い、苦しいと思っていた気分からは、すぐに楽になる事はありませんでした。しばらく生活できる貯金はありましたが、

 

 

● 今後、どうなってしまうのか?

● 履歴書に傷がついた。

● 次の職場で、色々聞かれるんだろうな。

 

 

そんな思いが、色々と頭の中をよぎったからです。

 

 

 

作業療法士として働く自信がなくなった

作業療法士として働いていた職場で、同僚や利用者さんとの人間関係が上手くいかずに退職をしたので、作業療法士として働いていく自信をすっかり失っていました。

 

 

● 作業療法士として、働けるのか?

● 作業療法士として、働きたいのか?

 

 

無職生活だったので、毎日、ベッドに横になった状態で、目処のつかない近い将来とアイデンティティを失った自分の思考と戦っていました。作業療法士として上手く働けなかった事は、失敗体験として自分の中に蓄積されて、作業療法士やリハビリに苦手意識がついてしまっていると思うんですよね。

 

 

 

生活できないほどの状態でなければ、しばらく仕事の事は考えずに、自分の好きな事、やりたい事に浸る期間にあてても良いと思いますよ。周りが働いていて、自分が働いていないと不安になるけれど、働いていないからこそ気づける事もあったりします。例えば、会から取り残されてしまったような感覚は、働き続けている人には実感できない、とてつもなくしんどい気持ちだと思うんです。

 

転職活動で気づく、退職で見失っていた事

人間関係が原因で退職した、2ヶ月間仕事をしていなかったので、転職活動では、色々と質問が集中すると思っていたんですね。でも、転職活動をしていると、ある事に気づいたんです。意外にも、現在、離職中の事や人間関係で退職した事について、あまり突っ込んで聞かれないんです。採用担当の方は、熱心に病院の体制やスタッフ構成の説明をしてくれていました。

 

 

 

 

さらには、人間関係がこじれたエピソードを話すと、「大変な思いをされたんですね。」とも言ってもらえました。

 

 

人ってつめたい。だけど、人ってあったかい。

 

 

人間関係が上手くいかず、退職に至った僕は、人に対して警戒心を強く持つようになっていたんですよね。見学や面接に行って、久しぶりに家族以外の人とコミュニケーションをとり、人の温かみを感じた時に、「あぁ、自分、人と関わる仕事 …好きだったな。」と、前に抱いていた気持ちを思い出せたんです。作業療法士として働いていて、楽しく感じた出来事もね、思い出す事ができました。

 

転職内定後に、ようやく気持ちが落ち着く

作業療法士としての採用面接では、前の職場を退職に至った理由や経緯をやはり一番聞かれました。重要な事は、隠さない、素直に全部話す事です。何が起きて、どういう心境で退職して、どんな心構えで再就職を決断したのか。

 

 

 

 

納得してもらえたかどうかわかりませんが、採用面接では、過去は気にされても、重要視されているのは今何を考えているかだと思います。採用面接の翌日に、内定の電話をもらった時に、今まで抱えていた不安がとれて、ようやく気持ちが楽になりました。

 

職業の位置づけと自分の存在価値

仕事をしていない状態は、精神的にすごく不安定になります。「自分、何やってるんだろう?」って。

 

 

 

 

専門職って、キャリアを積むほど、その職種で働けないと、無力感を感じやすいのではないかと思います。本来、生きているだけで価値がある自分の存在なのに、作業療法士として働けていないだけで、ダメな人間のように感じてしょうがなかったんですよね。

 

 

 

 

冷静に考えれば、作業療法士ってただの資格であって、自分の存在価値を決めるものではありません人間関係が原因で、退職に至って自分を責めている人には、改めて伝えたいんです。そこに存在しているだけで、あなたには価値があるんです。

 

まとめ

作業療法士を辞めたいと考えている人に、自分の転職の体験を紹介させていただきました。作業療法士が嫌になってしまったのか、今の職場に嫌気がさしたのか。もしも後者であれば、転職をしてみると、作業療法士に対する印象がまた変わってくるかもしれません。

 

 

 

 

人間関係が原因で退職をすると、気持ちが不安定になるだろうし、働いていない状況の時は、自分の存在価値さえ否定したくなる時があるかもしれない。でも、働くことと自分の存在価値は別物ですよ。

 

 

 

先の見えない状態は、不安でしかないかもしれないけれど、見通しがつくと、思いのほか気持ちも安定します。きつくて逃げても、色々投げ出しても、自分の存在価値さえ否定しなければ、そのうち、次の1歩を踏み出したいなって思いが湧いてきますから。

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