うつ病をきっかけに新たな生き方を模索する人のためのブログ

うつ病者がサラリーマンを辞める理由を振り返ると、会社で働く事が人生になっていた

2019/02/20
 
この記事を書いている人 - WRITER -
たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
詳しいプロフィールはこちら

うつ病になり、サラリーマンを辞める決意をした たぐ です。

 

うつ病で休職をしている今、スーツを身にまとい、会社に働きに行く人と自分を比べると、療養中の自分が情けなく感じますよね?

 

仕事をする事は、素晴らしいです。

 

● 誰かの役に立てる
● 社会の一員としての役割を感じられる
● 給料という対価を貰う事で自信が持てる

 

ただ、僕はうつ病になってから思ったんです。

 

会社で働く事だけが、自分の人生になっていないか?

 

サラリーマンとして会社勤めをしていた自分が、うつ病をきっかけに、会社に行って仕事ができなくなる。

仕事ができなくなった自分を見ていると、自分に何の価値もないように感じられ、気持ちが落ち込みやすくなるのではないでしょうか?

 

うつ病になる前の僕も、会社で仕事をし、会社で働く事が人生で果たす自分の目的とさえ思っていました。

 

 

そんな僕は現在、復職をして3週間が経ち、サラリーマンを辞める決意をしました。

 

うつ病の体では会社のリズムで働く事が苦痛。

会社で働く事は人生のほんの一部。

何の為に働くのか?

 

うつ病になってから復職をした後、会社で働く自分に疑問を持つようになったんです。

いつも同じ時間に会社に行き、苦しみながら、1日を職場で過ごさなければならない…。

 

それって、自分らしいのか?

 

会社で働く事が当たり前だった僕が、会社で働かない道を選ぼうとした時、今までの自分は、会社で働く事や仕事自体が、自分の人生そのものになっている事に気づきました。

 

人には人それぞれの生き方があると思うんです。

 

いきいきと働けなくても、自分らしく人生を生きることはできる。

 

今日は、うつ病の僕がサラリーマンを辞める決意をした理由をお話しさせていただきます。

 

今持っている「自分で縛っている自分らしさ」を拭い去り、あなたがもっと素直に、自分らしい人生を探す参考にしてほしいからです。


スポンサーリンク

サラリーマンを10年、うつ病になって変わった価値観

僕は、作業療法士というリハビリ関係の仕事をしています。

 

勤務先は病院になる訳ですが、まぁ一般的な雇われ会社員です。

 

朝8:30から仕事が始まり、夕方17:30に仕事が終わる。

1日中、入院をしている患者さんと1 対 1で、自宅で生活できるように練習(リハビリ)を行っています。

 

1人の患者さんのリハビリは、約40分~1時間。

練習中や練習の合間には、患者さんに世間話やリハビリの内容を説明する点では、リハビリ職という名の接客業です。

 

1人の患者さんのリハビリが終わると、5分後には、次の患者さんのリハビリに行くという流れで、休む時間はありません。

 

うつ病になる前までは、10年間、せわしなくもこなせていたリハビリの仕事だったんですが…。

 

うつ病になってからは、休みがなく、患者さんとコミュニケーションしながらリハビリをする事自体が、苦痛に感じられるようになってきたんです。

 

人が嫌いという訳ではないのですが、人と関わる事に対する億劫感、人に気を遣う疲労感が、うつ病で強くなった事はたしかです。

 

コミュニケーションは好、でも強制されたコミュニケーションが苦手だった

10年も会社(病院)で接客業をしていて、今さらながら気づいた事は、僕はもともとコミュニケーションが苦手だったんです。

関連記事:人付き合いが苦手だったから、克服をやめたサラリーマンの戦略

 

サラリーマンをしていると、自分の都合にあわないタイミングで、コミュニケーションをとらなければいけない時って多いですよね?

 

それが、コミュニケーションをとりやすい相手かもしれないし、苦手な相手かもしれない。

 

「会社って、そういうもんだよ」と言われればそれまでですが、強制されたコミュニケーションの連続は、自分にとってただのストレスでしかなく、会社では、自分らしくいきいきと働けない事に気づいたんです。

 

何かに所属するのが苦手だった

サラリーマンは、会社という組織に所属します。

 

組織に所属すると、組織には必ずルール(業務規定)があって、そのルールに合わせて動くことが、自分の体に合わないと気づきました。

 

ルールがあると、必ず守りたくなる
ルールを破る人を見ると、ストレスに感じる
自分がルールから外れる事を極端に恐れる

 

たいていの人は、もっと柔軟に、ルーズに働いているんでしょうけれど、僕には組織のルールで縛られる感じを上手くコントロールできないところがあったんです。

 

あなたは、いかがですか?

 

ルールを守る事に必死になっていませんか?

ルールの範囲で、自分の都合が良くなる為の権利を主張できていましたか?

 

もっと極端に言うと、会社で働くという多くの人と一緒のレールに乗っていない事で、自分の生きている価値を見失っていませんか?

 

元々、1人が好きで、他人のペースに合わせるのが苦手だった

僕は、

 

会社が嫌い
組織が嫌い

 

そういう事を言いたい訳ではありません。

 

人には、人の数だけ、自分にあった生き方があると思うんです。

 

うつ病になって過去の自分を振り返った時、僕は、昔から1人で何かをやる事が好きだった自分を思い出しました。

関連記事:自分に自信がないあなたに知ってほしい、孤独を楽しむ人間の考え方

 

① 小学校時代

校庭に落ちている枯れた松の葉をごみ袋いっぱいに、ひたすら1人で集めていた思い出があります。

目的は ……集めたくなったんです。

 

 

② 中学校時代

部活には入らず、家でゲームをしていました。

みんなでやるファミリー向けのゲームよりも、ロールプレイングゲーム(RPG)が好きで、毎日1人で冒険をしていました。

 

 

③ 高校時代

サッカー部に所属していましたが、部活の時間以外の行き帰りは、とにかく1人でいました。

今はなくなってしまったMDプレーヤー(今でいうiPod)で、好きな音楽を聞いて、電車から風景を眺めているのが好きだったんです。

 

 

④ 大学時代

大学1年の頃から図書館に入り浸っていたので、先輩から不思議がられるような青春を過ごしていました。

田舎の大学だからか、図書館は朝9:00~夜11:00まで開館していて、時間があれば、図書館で1人で1年中勉強していました。

 

(※それでも、2年半付き合った彼女はいたんですよ。)

 

うつ病になると、昔の自分を思い返す事がありませんか?

 

僕は、思い返してみると、元々、他人のペースに合わせる事が苦手だったんですよね。

 

他人に合わせると、自分がやりたいことを言ったり、やったりしにくくなりますから。

 

特に、僕は自己主張が下手なので、中途半端な関係性の他人といると、必要以上に相手の顔色をうかがったり、自分の主張を抑える傾向があって、うつ病になる前から疲労感を感じやすいタイプだった事に気づきました。

 

 

会社で働かずとも、自分らしく生きれればいい

サラリーマンを10年やって、うつ病に2度もなって気づいたんです。

 

会社で働く事は、僕にとって「自分らしくない」。

 

うつ病で立ち止まった事は、もっと、自分らしく、いきいきして生きていくのに、自分が人生でやりたい事を考える機会になりました。

 

今、僕が自分らしく楽しいと思える事は、自分の経験や考えをブログやツイッターに書いて、同じ境遇の人に参考にしてもらえる事。

 

書くことが好きなんです。

言葉が好きなんです。

誰かの為になりたいんです。

読者に自分らしさに気づくきっかけを話したいんです。

 

いま33歳、6歳の子持ち。この年で…

 

初めは、僕も年齢や環境を言い訳にして、自分の気持ちをごまかそうとしていました。

 

でも、

 

苦痛を感じながら過ごす会社勤めの日々に、何の意味があるのか?

 

自分らしさを押し殺した人生を送って、生きている意味があるのか?

 

 

将来の事を考えたら、不安しかありませんが、せっかく見つけた本当にやりたい事をやらない安定した人生を送るよりも、リスクを伴っても楽しい人生を送りたいと思うんですよね。

 

だから、いま、会社と上手いこと交渉して、仕事を週3回の勤務にしながら、空いた時間をネットで起業できるように動きだしました。

(勤務日数を減らしているのは、体がもたないこともあります)

 

今まで、受け身の人生を送っていたのなら、もっとやりたい事を煮詰めていくには、「とりあえずやってみる」「動きながら考えてみる」大事だと思っています。

 

最後に、休職期間についてのアドバイス

ここまで、読まれたなら思いますよね?

 

「やりたい事に専念したいなら、なぜあなたは今すぐ会社を退職しないのか?!」と。

 

それは、僕の休職(療養)期間が3ヶ月しかとれなかった事によります。

 

僕は、健常者でもなく、障がい者でもありませんが、うつ病の患者です。

 

うつ病は、頭が冷静な判断ができない状態になる脳の病気なんです。

だから、退職して好きな事に専念する事が、冷静な判断ができているかどうか、良い意味でまだ自分を疑って見ています。

 

もし、あなたの療養(休職)期間が長くできるのであれば、退職という決断は、最大限に休職をとって、退職の決断を先延ばしする事をおすす

めします。

 

理由は、会社に所属さえしていれば、傷病手当てが支給され続けるからです。

 

退職をしてしまえば、もちろん収入は0。

収入0と傷病手当てが支給されている状態では、精神的な安定感が全く異なります。

 

ですから、会社で働かず、新たな自分の道を考える時には、最大限の休職期間をもらって、その間に、自分のやりたい事の準備をするべきだと思います。

 

おわりに

会社で働く事、仕事をする事が、いつの間にか自分の人生そのものになっていませんか?

 

生きていくには、たしかに収入が必要です。

 

ですが、収入ばかりにこだわり、自分が苦痛を感じながら働いていく事に、自分の生きている意味が果たしてあるのでしょうか?

 

自分らしい人生だと言えるでしょうか?

 

 

今は、本当に多くの生き方があります。

うつ病になった事で、価値観もずいぶんと変わったと思うんです。

 

過去の自分が作り上げた「自分を縛っている自分らしさ」ではなく、本当の自分は何がしたいのか?

 

うつ病を経験した新しい自分と向き合って、自分らしい人生を考えられると良いと思うんです。

関連記事:自分らしさを見つけるのに、僕にはツイッターが必要だった

この記事を書いている人 - WRITER -
たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 僕の人生にうつがきた , 2018 All Rights Reserved.