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うつ病で疲れるのは当たり前。いいかげん分かってあげて!

2019/02/05
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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うつ病 疲れる.jpg
うつ病になると、とにかく疲れやすさに悩まされますよね?
僕は、今回がうつ病になったのが2回目。うつ病で疲れる理由が、自分なりに分かってきたように思えます。
この記事は、うつ病の自分と、以下のような人に役立ちます。

① うつ病の人
② 体調の変動が激しい人
③ うつ病の疲労感に困っている人
④ 自分との付き合い方がわからない人
※科学的な根拠がある内容ではありません。個人の経験に基づく内容になります。

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うつ病で疲れる理由

自分自身が、うつ病で疲れる理由を考えてみたんですが、「あぁ、考えて見れば当たり前だな?」と思える事ばかりでした。

うつ病で疲れる理由
①元々、疲れるような生活をしていた
② うつ病の極期を終えて、体力が落ちている
③ 「心のエネルギー」がまだ不足している
④ 精神的な廃用症候群
⑤ 将来への不安
⑥ 待ったなしのライフイベント

① 元々、疲れるような生活をしていた
物事をネガティブに考えたり、他人の目を気にしながら生活していたり、うつ病になる前から、疲れる生活をしていたんですよね。
うつ病って、考え方や生き方だけでかかるような病気ではないけれど、自分の事をわかってあげていないと、無意識に無理をし過ぎてしまいます。
● 休むの下手ですよね?
● 常に、2つ以上の事を考えてますよね?
● 他人の顔色しか見てないですよね?
● 失敗が怖くて仕方ないですよね?
元々の考えや生き方だったりが、追い込むほどに、自分を疲れさせてしまいやすいんだと思います。
② 体力が落ちている
うつ病の症状が一番ひどい時は、寝たきりに近い生活をしているので、うつ病が回復してくる頃には、すっかり体力が落ちているものです。
うつ病の回復期には、「散歩が良い」とか言われますけれど、体力の回復は、本当に毎日ちょっとずつ。
最初は、1万歩どころか、2000歩も歩ければ立派ですよ。30代前半の男でも、近くのスーパー行くだけで息切れしています。
スマートフォンに、何でも良いので万歩計のアプリを入れておくと、体調の善し悪しや行動力の具合がわかりやすいですよ。
こんな感じです。

うつ病 疲れる 理由.jpg

僕は、あまり「1日何歩」とかいう義務感を持たないように、「今日はもう少し歩いてみようかな?」といったように、歩数を適当な目安にしながら使っています。
③ 「心のエネルギー」が不足している
精神科の医師に「心のエネルギーが不足しているのね。」と言われます。
この脳科学の時代に、心のエネルギー?!って、はじめは半信半疑でしたが、今は不思議と納得できるんですよね。
たしかに、何かやりたい、楽しいなどの人間らしい欲望が湧いてこない感じがするんですよね。自分らしさを感じないというか、しっくりくるようなエネルギッシュさがありません。
自分や未来に希望や楽しみが持てないと、「生きてたって‥」って思えてきて疲れません?
④ 精神的な廃用症候群
うつ病になってからというもの、僕のコミュニケーションの相手は、妻と娘と週一回の精神科の先生だけ。
仕事で、色々な人と関わっていたのに、3人としかコミュニケーションをとる相手がいなければ、そりゃ精神的に廃れていきますよね?

※廃用症候群とは過度に安静にすることや、活動性が低下したことによる身体に生じた様々な状態をさします。
引用:健康長寿ネット

毎日を振り返ると、
朝食を食べて⇒家事をして⇒youtube見て⇒買い物・昼食して⇒散歩して⇒夕飯作って⇒家族と戯れて⇒風呂に入って⇒寝る
うつ病の休職中の生活では、「気を使わない」「自分のペース」「孤独」などが付きまとうから、あまり高度な精神活動を行わないんですよね。
だから、ちょっとイレギュラーな事が起こると、すぐに疲れを感じるんだと思うんです。
例えば、興奮して眠れなかった、急な用事を頼まれたなど、他人にとって些細なことが、すごく大きな課題に感じられ、精神的な負荷で疲れてしまうんです。
⑤ 将来への不安
うつ病で休職をしている場合、復職が近づくにつれ、「ちゃんと戻れるかな?」「再発したらどうしよう?」と考えますよね。
僕は、共働きですが、妻と娘がいて、住宅ローンもまだまだ残っているので、「また働けなくなったら」と考えると、復職が怖くてたまりません。
仕事をする気が起きない、でも収入を得なければならない事をずっと考えていれば、誰だって疲れますよ。
でも、それも病気の回復過程だから、復職に自信が持てず、焦ってつまずきそうな感覚があるなら、休職期間を伸ばすのも、ひとつの選択だと思います。
⑥ 待ったなしのライフイベント
自分が人生の中休みでも、周りの環境は、どんどん変化していくんですよね。
先日、娘の卒園式がありました。僕にとっては、久々の公の場で、人と関わる機会でした。
一人娘が5年も通った保育園での成長した姿を見たら、泣きますよね?感情が揺らぎますよね?!
娘の成長を心から嬉しく感じる一方で、人と関わったり、感情が揺らぐようなライフイベントは、自分のペースを崩しやすく、とても疲れるものです。
娘の成長は、待ってくれません。次は、入学式が控えています。
お父さんは疲れてしょうがないんだけれど、娘は、そこにお父さんがいてくれるだけで嬉しいようです。イベント事は、生活リズムが狂いますが、とりあえず座っていればいいんです。

うつ病の疲労感への対策

こんなに疲れる状況で、復職なんてできるのか?と思い始めてから、うつ病によると思われる疲労感に、自分なりに色々対策をしました。

うつ病の疲労感への対策
① うつ病という病気を知る
② 自分の考え方や視点を変える
③ 気晴らしの散歩
④ 休憩の取り方を覚える
⑤ 人と関わる機会を作る
⑥ 他人に頼る
⑦ やれる事を試してみる

① うつ病という病気を知る
うつ病になった事がなければ、うつ病でどういう症状が出るのか、真剣に調べた事がないと思います。うつ病に関する本はたくさんあるので、自分に合う本を探して、一読してみると良いです。
僕は、こちらの本で、うつ病という病気について知りました。

特に、うつ病の回復段階では、気分や変動が激しく、「元に戻ってしまったのかな?」などと、不安や焦りを持ちがちだと思います。
自分だけが特殊なうつ病にかかっているわけではありませんから、うつ病がどういう過程で治っていくか、病気を知ると、疲れてしまって困っている自分の現状を理解してあげやすいですよ。
② 自分の考え方や視点を変える
認知の歪みの例が理解できると、ストレスを上手に受け流せるという記事で、うつ病になりやすい物事の捉え方の癖として、「認知の歪み」が関係している事を説明しました。
僕は、うつ病になるのは、「メンタルが弱い」「自分が悪い」「性格の問題だ」とは全く考えてはいませんが、目の前に起こった出来事に対して、現実を歪めて捉えてしまう傾向が強い傾向にある事は、納得しています。
例えば、僕はうつ病になってから、住宅ローンを組んで、戸建て住宅を購入した事を時々後悔する事があります。住宅ローン(借金)がなければ、収入の心配をいまほどしなくても良いのでは?と考えるんです。
でも実際には、住宅ローンを払いながら貯蓄もできているし、子どもが騒いでも周囲を気にしなくても良いし、家の中を自由にカスタマイズしたり。住宅を購入したことで、色々楽しめているんですよね。
物事を捉える時に、自分にとってマイナスな影響ばかりを優先的に考えてしまっていたら、疲れてしまうのもしょうがないですよね?
今はまだ練習中ですが、自分の考え方や視点を見直す為に、認知行動療法に取り組んでいる最中です。
よかったら、参考にしてみてください。
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③ 気晴らしの散歩
体力を戻すこと、生活リズムを整えるには、散歩がかかせません。
目的がないと外出するのも億劫に思えていた時、僕は、昼食やお茶をする事を目的に、散歩をするようにしています。ちなみに、行き先の9割は駅前のドトールでした。
コーヒーチェーン店は、外出先としておすすめです。
● 一連の流れが決まっている
● 店員側から関わってこない
● 何時間いても、何も言われない
● 昼間からいても、不審がられない
6日間連続で、「ミラノサンド」を食べてた時期もありました。ミラノサンドBは、少しだけ料金が高いので、休職中は、罪悪感があるので、「今日は…A…C…どちらにしようかな?」って、悩むのが日課でした。
今、文字にしてみると、実にしょぼい悩みですよね?
④ 休憩の取り方を覚える
毎日、疲れを感じていると、時々ある調子の良い日があると、「調子に乗って」しまいがちです。
「調子に乗って」しまうと、翌日や翌々日までツケが回ってきて、体が重かったり、頭の働きが鈍くて嫌な気分になっていると思うんですよね。
おそらく、あなたには、何か環境に働きかけていないと落ち着かない習慣がついてしまっているんです。
例えば、妻が働きにでているから、自分はせめて洗濯物と夕飯作りはやらなければいけない。仕事に活かせるように、ビジネス書を読んでみよう等。
限りある時間を有効に使う事は重要ですが、生きていく上では「休憩」も重要です。
例えば、
● 洗い物が終わったら、座ってお茶を飲む
● 人生に活きるように、好きな本を読む
ゆっくりしていい、仕事に関係しなくていい。自分の人生の時間を使っているのだから、誰かの為に時間を使わずに、自分の為に休憩をとる必要性をそろそろ分かってあげた方がいいです。
⑤ 人と関わる機会を作る
先ほど説明したように、しばらく仕事や他人とコミュニケーションをとるといった高度な精神活動を行っていない為、精神的にすっかり廃用症候群になっていると思います。
復職して、いきなりお客さんと関わる前に、練習として、友達や気の知れた同僚等の「人と関わる機会を作っていく」段階を挟んだ方が良いです。
他人と関わる事と、どんなに気の許せる中でも、エネルギーが必要です。心のエネルギー不足の時は、家族でさえ、遠ざけたくなりますから。
僕の場合は、気の許せる友人には、全てぶっちゃけて誘っています。
「僕のリハビリに、付き合ってくれ」って。
⑥ 他人に頼る
僕が一番苦手な事でした。
他人を信頼してない訳ではないのですが、自分がやらないといけないと思ってしまうんですよね。
● 相手に迷惑をかける
● 相手に嫌われる
● 自分が嫌な思いをする
不完全な自分を認めて、できない事、できない時には、他人に頼る事も重要です。
「今日は調子が悪いから、お風呂と寝かしつけはお願い」
「落ち着かないから、1人でいさせて」
僕が、最近になって言えるようになったセリフです。
本当に他人の事を思うのなら、自分の言いたい事をちゃんと伝えるのは大事なんですよね?少なくとも、家族にだけは、ちゃんと伝えられるようになりたいですね。
⑦ やれる事を試してみる
最後は、自分でやれると思った事は、全て試してみると良いと思う事を伝えたく項目だてしました。
いま、薬物療法、認知行動療法、散歩、呼吸法、瞑想、ハーブティーを試しています。
呼吸法と瞑想は、うつ病関連の本に書いてあった方法をそのまんま試しているのですが、たしかにそわそわした気分が落ち着いてきます。
だからと言って、すんなり眠れたりするかというと、今のところそんなに上手くはいっていませんが、続け甲斐はありそうな実感がしています。
ハーブティーは、あんまり好きではないんですが、気持ちが落ち着くからという事で、寝る前に飲むようにしています。効果…はよくわかりません。
何でも自分に合う合わないはあると思うんです。特に、うつ病は、自分の物事の捉え方とも深く関わっている病気であると思っているので、今後の自分との上手い付き合い方を見つける為に、試行錯誤中です。

まとめ

自分の経験をもとに、うつ病で疲れる理由とその疲労感への対策について、ご紹介しました。
うつ病の症状の一進一退に左右される毎日を過ごしていると、気が狂いそうになります。
でも、そういう病気を持っていて、
「これやると疲れるから休め」
「お前、いま抱えすぎ」
「この方法は、あってそうだぞ」
一進一退の毎日の中で、自分との付き合い方を自分のからだと心から教えられているような気がしているんですね。
僕やあなたがうつ病で疲れるのは当たり前。いいかげん自分との付き合い方を分かってあげて!という思いで、記事にさせていただきました。

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