うつ病人の生き方・働き方改革

うつ病じゃないと認めたくなくても大丈夫!治療すれば良くなるよ

2019/02/06
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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「うつ病じゃない!」

 

 

 

いま起きている体の不調を気持ちの問題で片づけたく、うつ病である事を認めたくない気持ちはよくわかります。「自分の頑張りが足りない」「自分の気持ちの問題だ」と、自分を追い詰めていくような真面目な思考をする人ほど、うつ病になりやすく、なかなかうつ病である事を認めたがらないものです。

 

 

 

でも、間違いなく、いま人生で感じたことがないくらいに、辛い状況だと思うんです。

 

 

 

「うつ病じゃない」と思いながらも、自分の体の不調に疑問を持っているから、検索してきていただいたと思うんです。

 

 

 

だから、この記事では、うつ病であっても治療すれば今よりも状況が良くなる事、休んだって誰からもとがめられない事に触れ、うつ病という病気と向き合えるように、記事を書いていきたいと思います。


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うつ病になりやすい性格、うつ病と認めたがらない性格

うつ病になりやすく、かつうつ病と認めたがらない人には、共通の性格・気質があると言われています。

 

 

 

二言で表すと、まじめで、いい人

 

 

 

参考程度に、精神科系の病気に関する本に書かれている、うつ病になりやすいと言われている3つの性格・気質について以下に書きます。

① メランコリー親和型性格
良心的、几帳面(秩序を守る)、まじめ、仕事熱心、小心者、争いを嫌う、保守的、消極的

 

② 執着気質
こり性(完璧主義)、徹底性、几帳面、仕事熱心、正直、正義感が強い、責任感がある、ごまかしやずぼらができない

 

③ 循環器質
人付き合いが良い、親切で気が利く、熱中しやすい、ユーモアにあふれて元気

 

以上のような性格の人が、うつ病になりやすいと言われていますが、おそらく自分には該当しないと思ってしまうのではないかと思うんですよね?

それでは、次のような具体例だったら該当しませんか?

 

うつ病になりやすい人がとりがちな習慣的な言動

☑ 仕事に失敗したのは、全て自分に責任がある

☑ すみませんが口癖

☑ 頼まれごとに、Noと言えない

☑ 1つの失敗があると、全てを失敗したかのように思えてくる

☑ 自分が予想した反応と相手の反応が違った時に、嫌われたと思う

☑ 失敗にはこだわる癖に、成功には「そんな事は誰でもできる」「大した事ではない」と思う

☑ 何でもかんでも、良くない事は、自分に責任があると思えてしまう

☑ 散らかっている部屋を片づけずには、自分の好きな事が行えない

☑ たくさんの事をこなすよりも、1つの事を完璧に仕上げがち

そもそも、「まじめで、いい人」と言われるタイプの人は、何か不都合が起きた時に、責任の追及先がいつも自分の気持ち、態度、言葉、考え方なんです。

 

 

だから、「まじめで、いい人」がうつ病になりやすいと聞いても、自分はそんな人間じゃないと謙遜してしまうし、他人から体調を心配されるまでになっているのに、「うつ病じゃない」と病気であると認められないんだと思います。

※ うつ病になって気づいた事
世の中には、失敗をしても「上司の指示が悪い」「会社のシステムが悪い」と、責任を環境側に追及する事ができる人も多いんですよ。
自分の体調を崩すくらいに、自己責任を追及してしまう僕からしたら、環境に責任を投げてストレスを上手く逃がせる事は、生きていく為の技術だと思います。

 

うつ病は心の病気ではなく、脳の病気ですよ

すでに、心身に不調が出ているにも関わらず、「うつ病じゃない」と病気を認めたくない心理の裏側には、うつ病が心の病気だと勘違いしているからだと思います。

 

 

 

うつ病は、脳の病気です。根本的な原因は、まだ解明されていませんが、現在では、脳の機能の低下が関わっていると言われています。ひとつの説は、脳の中で、気分・意欲・記憶などの人の感情のコントロールに必要な情報を伝達するための物質が不足してしまい、うつ病の症状があらわれると言います。

 

 

 

もうひとつの説は、強いストレスを受けた時に、脳の中の扁桃体(へんとうたい)と呼ばれる部分から、ストレスを感じるホルモンが過剰に分泌されて、うつ症状が出るというものです。

 

 

 

いずれにしても、本人の「メンタルが弱い」ではなくて、脳の中で、生活に必要な機能の低下が実際に行っている脳の病気なんですね。

 

うつ病の患者さんは、何人くらいいるの?

厚生労働省によると、医療機関でうつ病と診断された患者数は、平成23年の時点で約100万人います。注意が必要な事は、医療機関で診断をされた人数な為、診断を受けていないうつ病の患者さんが、非常に多くいると言われています。

 

うつ病の患者さんの人数.jpg

引用:厚生労働省

 

 

 

これだけ多くのうつ病の患者さんがいる事からも、うつ病は思っている以上に身近な病気です。本当は「実はうつ病で…」という人がもっといても良さそうですが、まだまだ公の場でうつ病である事は言いづらいし、認めずらいのかもしれません。

 

うつ病は、治療すれば治る病気

うつ病の治療の中心は、薬物療法と医師による精神療法です。薬物療法では、抗うつ薬、抗不安薬など、うつ病の症状を改善する薬が使われます。また、同時に医師とのやり取りを通して、うつ病の状態を確認したり、うつ症状を再発させないような対応や考え方について、学んでいくような精神療法が行われます。

 

 

 

時間はかかりますが、必ず治る病気なんです。

 

うつ病じゃないと、言われればいいだけ

もし本当にうつ病じゃないんだとしたら、精神科を受診してみて、精神科医から『うつ病じゃないね、疲れているみたいだけど。』と言ってもらえばいいだけの話です。

 

 

 

周りが受診してみたら?とうるさいから、試しに受診してみるというのも、ありですよ。例えば、足が痛くて、絶対骨折していると決めつけていたけど、実はただの打撲だったというように、何か苦しんでいる原因をはっきりさせるひとつの案として、精神科を受診してみたらいいんです。

 

 

 

ただ、精神科の場合は、診断をつけるのに、何度か通院が必要になるかもしれないですけど。少し話を聞いた位で、『うつ病だね』『うつ病じゃないね』等と判断する医師は、本当に状況をわかってくれた?か、疑問が残ります。

 

精神科を受診するなら、クリニックがおすすめ

精神科を受診する時は、個人がやっているクリニックをおすすめしたいです。理由は、初診の問診に、時間をかけてくれやすいからです。
病院のように規模が大きいと、患者さんの人数が多いので、一人の診察時間が短くなりがちです。

 

 

 

話をじっくり聞いてもらわない事には、こちらの状況なんて理解できないでしょうから、初診で時間がとりやすい、近くの精神科クリニックを探してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

うつ病じゃないと疑いを持ちながらも、検索してきていただきありがとうございました。記事を読む前よりも、うつ病に対する理解はかわり、体の不調の原因となっている病気に、向き合えるようになってきたのではないかと思います。

 

 

 

もし、本当にうつ病じゃないのなら、病院にいって、『うつ病じゃない』と言われればいいだけの話です。いまの苦しい状況を解決する為の手段として、精神科の受診をひとつの選択肢に入れてみても良いかと思いますよ。

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