うつ病人の生き方・働き方改革

うつ病が家族に理解されない4つの理由とは?【体験談】

2019/03/11
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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うつ病について、家族に理解されないと心が折れます。

 

たぐ
すでに、心は折れているでしょうが…。

 

 

 

僕は、自分のうつ病について、家族にも、周りにも、なんなら精神科医にも本当の理解はできないと思っています。理由は単純です。うつ病になったことがないから


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うつ病が理解されない理由は、家族自身に経験がないから

自分に経験がないことはわかりません。これはうつ病に限らないことだと思います。「本人の気持ち」、「何をして欲しいか」などは、経験した人でないとイメージしづらいものでしょう。

 

 

 

例えば、僕には7歳になる娘がいます。自分の妻が、妊娠中に大変な思いをしていることは見ていてわかりましたが、どのあたりが、どのくらい大変なのかイメージできませんでした。僕にはつわりの苦しさや陣痛の痛みがありません。出産する妻の苦しみを知ろうとすることはできても、イメージして本人と同じ大変さを理解することはできないのです。

 

 

 

一方で、自分が経験したことがないことでも、イメージして理解することができるものはあります。妻が、 化粧品にお金をかけたい気持ちや髪の毛を染めたいと思う心理なら理解できました。また、子育ての大変さもわかります。なぜなら自分自身にも、身なりに気を遣ったり、育児をしたりした経験があるので、それらは自分も経験したこととしてイメージできるのです。

 

うつ病は、目で見えないから理解できない

うつ病は、ケガや内科の病気と違って目で見えるものがありません。レントゲン写真を見たり、血液のデータを見たり、参考にできる「目で見えるもの」がないので、家族は何が起きているのか理解しにくいんだと思います。

 

 

 

例えば、骨折の大変さは理解されやすいんです。僕は、高校時代、サッカーの試合で脛骨高原(けいこつこうげん)骨折という足の骨折をしました。診断名を聞くと、難しく感じられたでしょうが、「足の骨折」と聞けば、「歩けなくて大変」というイメージがつくでしょう。

 

 

 

家族にとっても「骨折という診断名」、「包帯」、「松葉杖」、「レントゲン写真」などを目で見ることができるので、本人の不自由さが理解できなかったとしても、痛そうなこと、歩けないこと、リハビリが必要なことなどのイメージがしやすいんです

 

 

 

ちなみに、僕が骨折をした時には、街行く通行人でさえ、とても優しくしてくれました。

● 呼んでないのに、タクシーが止まる

● 電車で席をゆずられる

● エレベーターに誘導してもらる

● 「大変ねぇ。」と気遣ってもらえる

 

 

 

うつ病では、あらゆるものが他人には見えないので理解できないんです。

 

目で見えることは、異変と思われにくい

うつ病の症状が、一番悪い時には、家族にも理解されやすいです。

 

 

 

元気で活気のあった人が、

● 明らかに表情がない

● ベッドから動けない

● 泣く

● 食べない

● 眠れない

● 遅刻や欠勤が増える

● 自殺をほのめかす

 

 

 

うつ病の程度にもよるでしょうが、「明らかにおかしいぞ?!」という状態は、家族でも病気だと理解されやすいと思います。

 

 

 

 

問題は、うつ病のなり始めやうつ病の回復期。多少なりとも動けている状態は、家族からも、うつ病について理解されないことが多くなりがちです。

 

 

 

例えば、

● だらしなくなる

● 些細なミスが多い

● 人を避ける

● 動きが鈍い

● 問題を先伸ばしにする

 

 

 

こういったことは、健常者にも起こりうることなので、うつ病の症状からくるからだの異変だとは理解されません。家族には、「怠けたいだけ」「一時的なもの」「体調が悪い日」などと解釈されるのだと思います。

 

家族だけではなく、自分自身でも理解しにくい

家族だけではなく、患者の自分自身も、「本当にうつ病なのか?」と疑う時がありますよね。特に、うつ病で体調が悪くなり始めた時やうつ病が回復してきてから。からだが動ける時や動けてきた時は、自分でも、体調不良がうつ病の症状かどうか判断がしにくいものです。

 

 

 

 

僕は、うつ病を2度、患っています。1度目にうつ病を発病をした時には、自分の体調不良が、病気なのか、一時的な体調不良なのか、怠慢や甘えなのか、専門家に判断してもらいたかったことから、精神科を受診しました。つまり、自分でもうつ病を理解できないことがあるので、家族には、なおさら理解されにくいのだと思います。

 

まとめ

うつ病が、家族に理解されない理由について、自分の体験から説明しました。家族に理解されない理由は、4つです。

 

 

うつ病が家族に理解されない理由 
① 家族は、経験していないから、イメージできない
② 目で見える症状、データがない
③ 目で見えることは、病気と認めにくい
④ うつ病の自分も、病気と認めにくい

 

 

僕は、家族には、うつ病を理解できないと思った時に、自分の考え方を変えてみたんです。うつ病が家族に理解されないと思った時に、支えになった考え方という記事に書いたので、余裕があったら、参考にしてみてください。

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