うつ病をきっかけに新たな生き方を模索する人のためのブログ

うつ状態の時に、僕はメールを使って妻に感謝を伝えていた

2019/02/04
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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うつ病 メール.jpg
夫がうつ病になると、夫婦関係がギクシャクしますよね。
うつ病が一番辛い時は、妻は介抱に専念できる。
でも、夫が回復してくると、妻もそれまでの疲れやストレス、ホルモンバランスの崩れなどの理由で、夫婦でお互いの顔色を見て、牽制しあって生活することもあるのではないかと思います。
妻よ、本当に感謝している
休職手当てを貰っていても、仕事ができない。
家事も中途半端。
子どものことも任せきり。
妻には、本当は感謝の気持ちしかないのに、男って上手く伝えられないんですよね?
うつ病になると、余計に人との関わりが億劫なるし、子どもがいると、自分の話したいタイミングで気持ちが打ち明けられない。
うつ病の時こそ、メールを使って感謝を伝えてみるといいよ。


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妻も献身的な裏で、うつ病夫との接し方に悩んでいる

妻は妻で悩んでいるから、察しろという意味ではありません。
夫の体調を心配し、献身的に尽くしてくれている妻もうつ病夫の妻になるのは初めてです。
だから、うつ病になると、夫も妻もお互いにどう接していいかわからなくて当然だと思うんですよね。
特に、うつ病になると、人を避けたいし、人と言葉をかわすのは億劫になるし、ちょっとした一言で涙が溢れてくるし‥。
そんな夫を見たら、妻も夫が何を考えているのか、自分の夫との接し方がこれでいいのか、悩むんです。

妻だとしても、他人と関わる事が億劫

うつ病になると、人と話す、人と関わる、同じ空間にいるのがとても億劫になります。
しょうがないよね…心の病気だから…
っていつの時代の話ししているの?!
うつ病は、脳の病気です。
うつ病になると、意欲が低下したり、考えたり、何かを判断したり、集中できなかったり。社会的な活動に必要な能力が落ちているんです。
何をするにも、面倒で億劫になり、家族さえも避けたくなるのは、あなたの心が悪いんではなくて、脳の機能が低下する病気だからです。
僕は、家族と顔を合わせたくない時は、2階の寝室に引きこもり、スマホを見ながら歯を磨いたり、ゴロゴロしています。
人といるのが、とにかく疲れるから。

人と顔を合わさずとも、コミュニケーションがとれるツール

家族とも、顔を合わさずにコミュニケーションをとれるツールは、色々あります。

① 電話

頭で考えた事をまとめて言葉にするのは難しいから、自分のペースで言いたい事が伝えられない。
言葉で妻に感謝を伝えることに、恥じらいがあり、余計に難しいです。
却下。

② ライン

僕は、そもそもラインを使っていない。既読したかどうかの機能を好まない為。
ラインを使っている人も、既読したかどうかがイチイチ気になって、ストレスを感じると思います。
却下。

③ 手紙

本当なら、気持ちで丁寧に感謝を伝えたいところ。
でも、手紙を書こうとすると、かしこまってきれいに書きたくなります。
きれいにまとめようとすると、素直な気持ちが出しづらいです。
いつか回復した時に、とっておきましょう。
却下。

うつ病の時は、メールで気持ちを伝えるといい

だから、思い付いた時に、思い付いたことを書きなぐって送信できるメールが、うつ病の夫にとって、感謝の気持ちを伝えやすいと思うんです。
昔は、感謝を伝えるなら、改めて顔を合わせて話す機会を作ったり、手紙を丁寧に書く方でした。
でも、うつ病になって思うんです。
手段なんかどうでもいいんだよ!
その人に思いが届けば!
僕は、次のようなメールを妻に送りました。
個人的なメールをウェブにあえてさらすのは、うつ病の夫として、妻に感謝を伝えたくても、伝えられない難しさを知っているので、少しでも参考になればと思ったからです。

うつ病の夫が、妻に送った感謝のメール

※長文を送っていますけれど、文章の長さなんかどうでもいいです。
あなたが今思った通りの熱意と気持ちが大事。
このメールを送る前、妻は、僕の実母や実姉のように、物事を楽観的に考えられないこと、うつ病の僕にストレスを感じてしまっている事に悩んでいました。

送信:たぐ(夫)、受信:たぐ妻(妻)
今日は、久しぶりに朝起きた時にすんなり起きれませんでした。
目が覚めた時に、頭と体にどっと疲労感があり、重だるかったの。
逆に、前日、前々日の2日間は、朝から活動的になれ、自分では「動きすぎれる」と違和感を感じていました。
以前なら、朝起きた時の頭と体の重だるさを感じると、「今日は1日だめだ」「なんで、また元の悪い状態に戻ってしまったんだろう?」と考え、抑うつ的な気分と病態に不安と焦りを感じていました。
「なんとかしなきゃ」
「これじゃダメだ」
頭をよぎるのは、自分をマイナスな思考に陥らせる、体調不良の原因探しばかりに、ベッド上で意識が向いていました。
今は違うんです。
瞑想を学んだ時に、自分が抑うつになる瞬間のマイナスな思考に気づいても、その思考を「追わない」「探らない」「増やさない」事を勉強しました。
また、「健常な時でも、調子があがらない時もある」事を思い出しました。
正直、調子が良くても悪くても、それが病気によるものか、日常的なものかの判断は、自分でもつきません。
だから、今日の体調不良を「そんな日もあるか」と自分の中では流すことができました。
「調子が悪くて、朝から動けない状態で仕事ができるのか?」という思いはもちろんあります。不安です。
収入面では、何も言えない状態ですが、「仕事ができていないから、自分の存在価値を否定する」というような考えに至らない点では、今の僕は、うつ病を患っている健康体です。
認知行動療法を学び直し、現実を歪んで捉えない術も少しはわかってきました。
車を飛び出して泣いていた頃は、人からの発言が人格を否定されているように感じていましたが、ノートに整理しなくても、「指摘されている現実の問題」と「個人の人格の問題」を区別して、捉える事ができてきたように感じています。
これらは、僕の人生の通過点だとしたら、それに付き合わせられる妻と娘が不憫でしょうがありません。
でも、両親として娘の入学式にいてあげられる、アルコールやギャンブルでぶっ飛んだ生活をしている訳ではない。
うつ病でなくたって、生きていく上で何かしらの不安や悩みは必ずあるもの。そしてその不安や悩みに、周りの人は多かれ少なかれ付き合わされて、結果的に支えあって生きている。
最近ではそう考えています。
うつ病の治療は、「だらだらとする」事だと、どの精神科医も言っています。
だからといって、「あら、ゆっくりできて、治療が上手く進んでそうね」なんていう家族がいたら、その家族は仏です。
この3か月は、好きにさせてもらって、本当に助かりました。二言目には死にたいと言っていましたが、今は、生きていたいと思えるんです。
「妻」「母親」のカテゴリーで、つい僕の母や姉と比較されるものがあるでしょうけれど、ぜひ比較しないで。
僕は、まずたぐ妻(妻)ちゃんが「精神科の病院で働いていた経験がある」という点で、ある程度の理解を得られる幸せな立場にあります。
実母は父の実家で四人を育てているけれども、僕は祖父母にもだいぶ世話になって育てられてます。母は母で、実家の人間関係という悩みがあっただろうけど。
実姉は、義父母と夫が病気持ちだけど、専業主婦で相談できる義兄弟や幼稚園や小学校のママ友が結構いる。加えて、義父母の土地に建物を義兄弟の会社で建てているから、ローンの環境とかも違うしね。
ここまでの文章はいかがでしょうか?すらすら頭に入ってくるようだと、嬉しいです。
お恥ずかしながら8ヶ月ブログを書き続けて、現在5000円の利益をあげることができるようにまでなりました。
お金の話はさておき、自分の本当にやりたいことが見つかった3か月でもありました。
仕事を続けながら、副収入を増やしつつ、いつか本を一冊書き上げるのが、私の夢です。
これからも、よろしくお願いいたします。
寝るから返信しないで。バイブがうるさいから。

寝室で、娘が寝た後に思い立ち、勢いのまま打ちました。
その夜は、久しぶりに、夫婦で手を繋いで寝ました。(これは話す必要あったか?でも手段なんて関係ないから、気持ちを伝えるは大事って事。)

おわりに

夫婦だからわかり合えて当然というのは、幻想です。
夫婦だから、話さないと相手が何を考えているかわからない。何を考えているかわからないと、お互いに不安になる。
でも、うつ病の僕らにはそれが難しい。
言葉で気持ちを伝えることが難しければ、メールという手段で、思い立った時に、思ったように感謝を伝えてみて!

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