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家事と仕事の両立に疲れた…「うつっぽい」気分を感じた時にできること

2020/01/23
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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家事と仕事の両立に疲れてくると、うつっぽい気分になりますよね。ストレスを感じている方のなかには、家庭も仕事も投げ出したい気持ちになる人も多いでしょう。

 

現在僕は、うつ病を治療しながら兼業主夫として生活しているのですが、家事と仕事を両立させるには、色々な生活の工夫が必要です。うまく両立できないと、疲労困憊・家庭崩壊ということも。

 

ここでは、家事と仕事を両立するためにできる工夫と、うつっぽい気分を感じた時に注意するべきことについて紹介します。

うつ病は子育て世代にも多い

平成29年に、厚生労働省が発表した「患者調査の概況」では、うつ病を発症した人の年齢別内訳は、次のようでした。

年齢 気分障害(躁うつ病を含む)の人数
15歳未満 2,000人
15~24 50,000人
25~34 127,000
35~44 219,000
45~54 271,000
55~64 203,000人
65歳以上 404,000人

 

うつ病を発症した人のうち、子育て世代と言われる20~40代の合計人数は617,000人。子育て世代の人がうつ病になる割合は、決して少ないとは言えないでしょう。

 

もちろん、すべての人が病気になっているわけではありませんが、家事と仕事の両立で忙しい世代は、体調を崩さないように注意が必要です。

 

兼業主婦・主夫は、オーバーワークになりやすい

最近では、「男性の育児参加」「イクメン」「男女共同」「家事の分担」などの言葉をメディアでよく見ますが、まだまだ女性のほうが圧倒的に家事をおこなっている現状です。

 

ある調査では、女性は男性に比べて約2時間30分、家事をおこなう時間が多いという結果でした。

  男性 女性
家事の時間 44分 3時間28分

(参考 平成 28 年社会生活基本調査 -生活時間に関する結果-)

 

家庭によって、雇用形態や労働時間、家事の分担方法などは変わってくるでしょう。ですから、この調査結果からだけでは、一概にすべての家庭で「女性のほうが家事と仕事の両立が大変」とは言いきれないかもしれません。例えば、兼業主夫やシングルファザーの家庭では、男性が家事をおこなう時間も多いはず。

 

しかし、どのような家庭でも共通して言えることは、家事と仕事を両立して家庭と職場のストレスが大きくなれば、普段の生活がオーバーワークになるということです。

 

オーバーワークで体調を崩さないためにも、兼業主婦・主夫は、うまく手を抜いていく必要があるのではないでしょうか?

 

家事と仕事を両立するためにできること

では、家事と仕事を両立するためには、どのようなことができるのでしょうか?ここからは、具体的な方法を紹介します。

 

自由な時間をつくる

ストレスを解消しながら、家事と仕事を両立していくには、自分が自由に使える時間が大切です。普段の生活で、少しでも自由に使える時間ができると、気持ちをリフレッシュさせやすいでしょう。

 

「自由に使える時間」と聞くと、友達と買い物に出かけたり、ひとりでカフェでお茶したり、さわやかに運動したりなどをイメージする人もいるかもしれませんが、ここで言う自由な時間とは、必ずしもアクティブに活動することではありません

 

たしかにアクティブな活動には、気持ちをリフレッシュさせやすいイメージがありますが、精神的に疲れている時には、かえって疲労が強まってしまうということも。また、そもそも、家事と仕事の両立で忙しい兼業主婦・主夫には、ひとりで外出する時間なんてとりづらいものです。

 

そこで、おすすめの方法は、自宅のなかで自分の自由な時間をつくることです。

 

例えば、「ひとりで好きなマンガや本を読む」「ソファでゴロゴロしながらテレビを見る」「温かい物を飲みながら甘いものを食べる」「ひとりでゆっくりお風呂に入る」など。

 

このようなゆったりとした時間やからだを温める活動には、からだの調子を整える自律神経(副交感神経)を働きやすくさせる作用があります。

 

普段の生活が忙しいと、ついついからだは興奮しっぱなしになるので、短い時間でも、からだをリラックスさせる活動ができると良いでしょう。

 

きっちり・しっかり家事をやらない

主婦・主夫業には、業務時間やノルマが決まっていないので、仕事と違って終わりがありません。仕事で忙しい日々のなかで家事に力を入れすぎると、時間や労力はいくらあっても足りないでしょう。

 

そこで、家事と仕事を両立していくポイントは、「きっちり・しっかり家事」をやらないことです。できるだけ自分が楽に生活できるように、家事に使っている時間や労力を工夫していく必要があります。

 

例えば、All About[家事・掃除・子育て]ガイドで、ライターやアドバイザーを務めている藤原 千秋さんは、自著「人生が整う家事の習慣」のなかで、「ちょこちょこ掃除」を提案しています。

 

これは、仕事で忙しい人の掃除のやり方について提案したもので、休日などにまとめて掃除の時間を取るのではなく、電話をし“ながら”棚のホコリをとる、歯磨きの“ついで”に洗面台を拭く、お湯を沸かしている“すき間”時間に床を拭くなど。“ながら”“ついで”“すき間”を使って、効率的に掃除の時間をつくる方法です。

 

「ちょこちょこ掃除」をおこなってみると、掃除にまとまった時間や労力をとる必要がなく、汚れる前から家中をきれいに保ちやすくなります。

 

実際に、僕の場合も、お風呂の“ついでに”浴室の床やカランまわりを掃除するようにしてからは、お風呂掃除のためのまとまった時間をとらなくて済むようになったので、毎日の負担が減りました。

 

このように、自分がおこなっている家事を見直してみると、意外なところに手の抜きどころがあるかもしれません。きっちり・しっかり家事をやらないように考えはじめると、時間や労力を削れるところが見つけやすいのでおすすめです。

 

うつっぽい気分を感じたら要注意

家事と仕事の両立には工夫が必要と言っても、いま現在うつっぽい気分が続く時には、医療機関への受診も考えたほうが良いかもしれません。というのも、うつ病になってネガティブなことばかりが頭の中に浮かぶようになると、自分の気の持ちようでは解決できないことも多いからです。

 

例えば、「常にイライラする」「考えがまとまらない」「うっかりミスが増えた」「計算や記憶力が落ちた」「なんとなく憂うつ」「涙もろくなった」「やる気が湧かない」「朝、起きられなくなった」「夜が眠れない」「朝早く目が覚めてしまう」「夜間に目が覚めてしまう」「疲れやすくなった」「からだが重だるい」など。

 

こういった状態は、うつ病の初期に見られがちな症状です。一般的には、まじめでがんばり屋の人がなりやすい病気と言われていますが、疲労やストレスが溜まれば、誰にでも起こりうる病気です。

 

うつっぽい気分が長く続くような時には、お住まいの近くの精神科に相談したほうが良いでしょう。

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