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抗うつ薬を変更する前に知っておきたい「離脱症状」とは?

2019/03/11
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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抗うつ薬を変更すると、「離脱症状」という症状が出る場合があるそうです。抗うつ薬の変更でどのような影響が出るか知らなければ、薬の変更が不安に思えるでしょう。

 

 

 

市販薬と違って、抗うつ薬は長い期間使い続ける薬ですし、テレビでも時々、減薬や断薬が話題になっています。僕は副作用がつらくて抗うつ薬を変えたのですが、からだにどのような影響が出るか知らなかったので、薬の変更を不安に感じました。

 

 

 

実際に抗うつ薬を変更してみてからは、「うつ状態に戻ってしまったように感じる症状」がいくつか出たんです。その時は何が起こったのか理解できなかったので、気持ちばかりが焦り、理解不能な状況につらい思いをしました。あとで調べたり、主治医に聞いたりしてみると、それらの症状が「離脱症状」と言われる症状だったんです。

 

 

 

自分の状況を振り返ってみると、抗うつ薬の「離脱症状」についてよく知っていれば、薬を変更して体調が崩れても状況を受けいれやすいと思いました。また、薬の変更に対する不安感も、より少なくなったかもしれません。そこで、これから抗うつ薬の変更をしていく時の参考になるように、自分の体験を踏まえながら抗うつ薬の「離脱症状」について説明します。


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抗うつ薬の「離脱症状」とは?

「離脱症状」とは、今まで使っていた抗うつ薬を減らしたり、やめたりした時に出るからだの反応のことです。どのような症状が出るかは人それぞれで違ってくるようですが、以下のような症状が出ると言われています。

 

【抗うつ薬の離脱症状】

・吐き気やおう吐、食欲不振
・発汗やほてり
・不眠
・めまい、ふらつき
・手の震えや脚のムズムズ
・気分の変動、焦燥・不安感、イライラ感
・耳鳴り、音への敏感さ
・疲労感、全身倦怠感、筋肉痛、頭痛 など
(参考:地域精神保健福祉機構 COHMBO)

 

「離脱症状」は薬を減らしたり、やめたりした1~3日後から1週間くらいの期間で出ることが多いそうです。これは抗うつ薬の量が少なくなったことで、体内のセロトニン(抗うつ薬の成分のひとつ)の濃度が下がることが原因を考えられています。

 

 

 

僕の場合は、次のよう感じで「離脱症状」が出ました。

 

 

 

「離脱症状」の存在について知ると、薬の変更が不安に感じられるかもしれません。ですが、医師の指示に従いながら抗うつ薬を調整していけば、それほど怖がる必要はないようです。実際、僕も自分の主治医に「離脱症状」が出たことを報告した時にも、「長く続かなければ大丈夫ですよ。」と言われました。

 

 

 

主治医の指示で薬を調整していく時には、「離脱症状」が起こる可能性だけ理解しておくと、気持ちの準備がしやすいと思います。

 

「離脱症状」を起こしにくくする方法

抗うつ薬の変更では、「離脱症状」を起こしにくくしたり、強い症状を出しにくくしたりする方法があります。それは、薬の量を徐々に減らしていく方法で、これを専門的には「漸減(ぜんげん)法」と呼ぶそうです。

 

 

 

そもそも、抗うつ薬を変更する方法には次の2つがあります。

 

 

 

 

2つの方法を比べると、徐々に変える方法のほうが「離脱症状」が起こりにくいそうなんです。僕も漸減法で薬の変更を行ったのですが、主治医に徐々に薬を変更するメリットを聞いてみたところ、こう言っていました。

Dr.X
徐々に変更していった方が、薬の変化にからだが慣れていきやすいです。急に薬を変更することが不安なら、徐々に変更していってはいかがですか? 

 

 

 

薬を徐々に減らしたからといって、全く「離脱症状」がでなくなるわけではありません。ただ、抗うつ薬を徐々に変更する方法もあると知っておくだけで、主治医に自分の考えやペースに合わせた薬の変更を相談しやすくなりますよね。

 

「離脱症状」が起こった時はどうするのか?

「離脱症状」が起こった時には、次の方法のどちらかがとられます。

 

 

● 「離脱症状」がおさまるまで待つ

● 抗うつ薬を再開する

 

 

一般的に「離脱症状」はいつまでも続く症状ではないようです。抗うつ薬を減らしたり、やめたりした後に「離脱症状」が長い期間にわたって続くようであれば、それはうつ病の症状の悪化や再燃・再発を可能性が高いようです。

 

 

 

このあたりの話は、精神科の専門医の話を参考にすべきところだと思ったので、参考になったYouTube(筑波大学付属病院 松崎医師)のチャンネルを以下に紹介させていただきました。

抗うつ薬の離脱症状[本格]SSRIを急に止めたとき – YouTube

 

主治医に相談や確認をして、薬を変更したい

抗うつ薬の変更で「離脱症状」を体験した立場からすると、医師の指示がある中での薬の変更は、それほど不安に感じる必要はないでしょう。「離脱症状」自体は長く続きませんし、必要があれば抗うつ薬を再開するなどの対応をしてもらえるからです。

 

 

 

注意しておくことは、「離脱症状」が起こった時を考えておき、事前に家族に助けを依頼しておいたり、重要な予定を入れないでおいたりすることだと思います。僕の場合は、ほとんど何も知らずに「離脱症状」を起こしたので、約2週間近く、気持ちが焦るばかり何もできませんでした。

 

 

 

抗うつ薬を変更する時には、主治医に「離脱症状」の可能性や起こった時の自宅での対処方法を確認しておくようにしましょう

 

 

以下の記事では、僕が抗うつ薬を変更した時の流れや方法を紹介しているので、薬の変更を考えているのなら参考にしてみてください。

関連記事:抗うつ薬の副作用で困っていた僕が薬を変更してみた流れや方法

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