ランサーズのプロジェクトで、単価1円以上の仕事をもらう工夫とは?

新米うつ病ライターの たぐ です。
ランサーズでプロジェクトの案件をこなしてくると、文字単価の高いプロジェクト案件をやりたい、単価の高い案件の方が、効率的に報酬を得られることに気づいてきますよね。
でも、文字単価の高いプロジェクト案件に、仕事の提案をすることは結構勇気が入ります。
ランサーズのプロジェクトでは、「文字単価が1円以上(例:2000文字=2000円)を超えてくる」と、認定ランサーや実績の多いライターが、クライアントに仕事の提案をしてきます(※たぐの分析結果による)。
だから、実績が少ないライターとしては、プロジェクト案件に提案していいものか?引け目を感じることがあります。
僕は、プロジェクト案件の実績が3つの時から、ライバルに認定ランサーがいても、クライアントに自分の提案を採用してもらったり、クライアントから直接仕事の依頼を受けることができました。
そこで、ランサーズでの実績が少なくても、クライアントから、文字単価が1円以上のプロジェクト案件の仕事をもらえるように、僕が行ったクライアントへの提案の工夫を紹介します。
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クライアントの依頼詳細は、必ず守る
プロジェクト案件に提案する時は、クライアントからの「依頼詳細」は、必ず守るべきです。「依頼詳細」とは、【 提案する 】をクリックした時に書かれている下の項目の部分ですね。

例えば、提案する時は、「ライター歴を書いてください」「仮の記事タイトルを3本分書いてください」など、クライアントが、ライターに求めている事柄が「依頼詳細」には、書かれています。
「依頼詳細」は、言ってみればリアル社会でいう面接を受ける時の必要書類(履歴書)みたいなものです。
クライアントが求めてきた事柄を書いていないと、きっと、「書類不備」で採用の対象にさえなりませんよ。
だから、僕は、「依頼詳細」の項目が抜け落ちていないかの確認は、何度も行って、何よりも重視しています。
何人も提案してくるような単価の高いプロジェクト案件で、書類の不備があったところをライターに折り返し確認するくらいなら、他の提案者を採用すればいいと思うのが、クライアントの心理ですよね?
自分の見せ方の言いまわしをかえる
プロジェクト案件に提案する時は、経歴、実績、自己PRなどを書く項目が、フォーマットで出てきます。
実績が少ないライターが、経歴、実績に何を書くかって、すごく迷うと思うんですよね?ライター歴もなければ、当然、ライティングの実績もないので…。
実績がないからと言って、クライアントに、自分のライターの経歴や実績を低くみせるような書き方はおすすめしません。(まして、経歴や実績を盛って、偽っては絶対ダメですよ。笑)
例えば、経歴や実績の欄に、「ライター未経験」と書いてあったら、仮に自分がクライアントの場合、より経験のある人に仕事を任せたいと一瞬で思っちゃいますよね?
だから、ライターの経歴や実績が少ない時には、自分の見せ方を変える、言いまわしの工夫が必要なんです。
以下は、僕がよく使う自分の見せ方を変える言いまわしの工夫です。
× ライター未経験
⇒ 会社員10年(病院勤務)。現在は、webライターをしながら、個人でブログを運営
× 新人、新米、自信はありませんが…など
⇒ ランサーズ タスク案件 ○件 (平均▲文字~■文字)。個人ブログは、運営9ヶ月(平均▲文字~■文字)
プロジェクト案件に提案する時点で、たいてい、ランサーズのタスク案件やブログなどで、ライティングの経験があると思うんです。
自分から未熟なライターをアピールするのではなく、些細なことでも、ライティング経験を実績として、堂々と書くことが重要です。
また、ライターの経歴や実績でなくとも、何か働いた経験があったり、自分の人生で力を入れてきたことは、武器になりますよ。
僕の場合は、10年間、病院で働いていることは、結構な武器になると思っています。ちょっとやらしい言い方をすると、「病院で働いていた」というと、他人からの印象がいいんですよね。笑
それから、自分のプロフィールにはうつ病であることを書いていますし、クライアントに提案する時にも、ブログでうつ病をテーマに記事を書いているとお伝えしても、採用される時はされます。
自分に自信がない点をアピールするのではなく、自分がやってきたありのままをアピールした方が、クライアントからの興味や信頼をもらいやすいですよ。
クライアントの意図(何をしたいと考えているか)を汲み取る
webライターが書く記事は、プロジェクト案件に限らず、クライアントが運営しているブログやwebサイトの1ページとして、読者の読みものとなります。
当然、クライアントは、自分のブログやwebサイトを見てくれる読者(クライアントにとってのお客さま)が喜んでみてくれる記事が欲しいわけ。
これは僕の体感によるところが大きいですが、文字単価を1円以上出してくれるクライアントほど、クライアントが運営するブログやサイトの方向性や読者のターゲットが明確に決まっているように思います。
例えば、主婦層、高齢者層、働くママ、結婚を考えている20・30代の男性とか。
だから、依頼内容をよく読みこんで、クライアントがどのような人に記事を読んでもらうことを想定して、ライターに記事を書いて依頼してきたか。
クライアントの意図を汲み取れれば、実績のないwebライターでも、自分の提案を採用してもらえます。
もし、クライアントが自分のサイトやブログのURLを依頼詳細に貼りつけていたら、必ず目を通しましょう。
僕は、現在まで7件のプロジェクト案件を行いましたが、そのうち、3件は文字単価1円以上で、認定ランサーやプロジェクトの実績が数百あるライターがいたにも関わらず、クライアントに自分の提案を採用していただくことができました。
まぁ、もちろん、採用されない時は採用されませんでしたが。笑
クライアントに媚びず、おもしろいと思わせる
最後は、プロジェクトの提案をする時に、僕が1番こだわっている点です。
プロジェクト案件の提案をした後、採用してライターに仕事をくれるのはクライアントですが、ライターの記事を参考にして読んでくれるのは、クライアントが運営するサイトやブログの読者さん(クライアントにとってのお客さま)なんですよね。
もしかしたら、文字単価の高い仕事が欲しくて、クライアントが好き好みそうな言葉を並べたくなるかもしれません。
でも僕は、「僕だったら、こんな風に記事を書きたい」「このタイトルで記事を書きたい」「こういう読者を想定している」と、読者さんに向けて、書きたいことがあるという思いをクライアントに強調して、提案(主に自己PR欄)に書いています。
クライアント側になったことがないので確かではないですが、イメージは、クライアントに「コイツは本気だ!?」「この人、なんかおもしろそう?」「この人が書いた記事を読んでみたい!」と思ってもらえるくらい攻めた提案をした方が、実績がなくても、クライアントに採用してもらえていますよ。
おわりに
新米webライターにとって、文字単価が1円を超えるプロジェクト案件は、報酬のいい案件だと思います。
ランサーズでは、文字単価が1円を超えると、認定ランサーや実績のあるライターが提案をしてくるので、実績が少ない中で、いかに自分の書けそうなプロジェクト案件の仕事をもらえるか、僕なりに、プロジェクト案件を提案する工夫を書きました。
1.クライアントの依頼詳細は、必ず守る
2.自分の見せ方の言いまわしをかえる
3.クライアントの意図(何をしたいと考えているか)を汲み取る
4.クライアントに媚びず、おもしろいと思わせる
せっかく自分の書ける内容で文字単価の高い案件を見つけても、実績が少ないうちは、提案の仕方を工夫しないと、実績のあるライターに太刀打ちできないですよね。
実績がなく、自分のとりたいプロジェクト案件がとれない時に、僕が行っている提案の工夫が役に立てばと思います。