うつ病人の生き方・働き方改革

マイナビコメディカルで、作業療法士が転職するメリットとは?

2019/02/03
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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「マイナビコメディカル?名前は聞くけれど、どんなサイトなの?」

 

 

 

 

「マイナビ」と聞くだけで、CMでやっている大手の転職支援サイトであることがわかっても、作業療法士が利用するイメージってないですよね?僕は10年間、作業療法士をしていましたが、「マイナビコメディカル」を利用して転職をした作業療法士に、出会ったことがありません。

 

 

 

 

でも、調べてみると、「マイナビコメディカル」は、厚生労働省の認可を受けた転職支援サイトであることがわかりました。

 

 

 

 

初めて転職をする時は、すごく緊張感がありませんか?転職の経験がないと、転職活動の仕方だったり、作業療法士として、どのように自分のキャリアアップを考えたりしてよいかわかりません。

 

 

 

 

だから、初めて転職をする時は、転職活動をサポートしてくれる人がいると、安心できると思うんです。「マイナビコメディカル」では、医療業界を専門としているキャリアアドバイザーがつき、転職活動を一緒に行ってくれます。…なんだか、便利そうなサービスに感じられてきましたね?

 

 

 

 

ただ、厚生労働省の認可を受けていて、転職をサポートしてくれるアドバイザーがいるからと言っても、いまひとつ、「マイナビコメディカル」を利用するメリットを感じられません。そこで、「マイナビコメディカル」を利用して、作業療法士が転職をするメリットについてまとめてみました。


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「マイナビコメディカル」は、厚生労働省の認可を受けている

そもそも、「マイナビコメディカル」は、厚生労働省の認可を受けている転職支援サイトなのですが、「厚生労働省の認可を受けているってどういうこと?」という疑問から、解決していきましょう。

 

 

 

 

自分の生活がかかった転職を任せるサービスです。「厚生労働省の認可を受けている」と、それっぽく良さそうに聞こえる言葉に流されずに、言葉の意味を知るところからはじめます。

 

 

 

 

転職支援サイトが行っているサービスは、法律(職業安定法)でいうところの「職業紹介」にあたります。

 

 

 

 

「職業紹介」とは、簡単に言うと、労働者を探している会社に、労働者の紹介を斡旋することです。作業療法士が、「マイナビコメディカル」を利用して、「職業紹介」を受けるイメージは、下の図のようになります。

 

 

(厚生労働省ホームページより引用・一部改変)

 

 

つまり、「マイナビコメディカル」は、国から、「病院や施設などに、作業療法士を紹介してもいいですよ~」と、正式な許可をもらって、転職を支援するサービスを行っているのです。利用者としては、よく知らない転職支援サイトに比べると、国から許可をもらったサービスを行っているサイトというだけでも、安心感がありますよね。

 

「マイナビコメディカル」を利用する3つのメリット

僕は、作業療法士として、3回の転職経験があります。自分が転職した経験から考えると、「マイナビコメディカル」の転職支援サービスを利用するメリットは、3つです。

 

① 直接対面するキャリア面談がある

「マイナビコメディカル」では、基本的に、キャリアアドバイザーによる直接対面で行うキャリア面談を行っています。キャリアアドバイザー?キャリア面談?と聞くと、緊張しますが、要するに、転職の事情に詳しい転職のプロが、対面で転職の相談にのってくれるのです。

 

 

 

 

僕が転職した時には、他の転職支援サイトを利用しました(※ちなみに、理由は、その転職支援サイトしか知らなかったからです。)

 

 

 

 

僕が利用した転職支援サイトでは、アドバイザーとの対面での面談がありませんでした。転職をサポートしてくれるアドバイザーがついていたのですが、全てメールと電話で、連絡や転職の相談を行っていました。

 

 

 

 

メールや電話でのやり取りは、アドバイザーに、わざわざ会いに行かなくていいメリットがあるのですが、お互いの顔がわからないので、声や文章からでしか、お互いの考えがわからないというデメリットがあります。だから、アドバイザーのサポートの仕方に、疑問を持つ場合も多かったです。例えば、電話でのやり取りの時に、次のようなことがありました。

 

 

 

アドバイザー
  希望した病院なんですけれど、見学と一緒に、面接も受けてみませんか?

 

え …?病院を見てもいないのに、面接を受けろってどういうこと?!この人、(僕に、)早く転職先を決めさせたいだけなの…?

 

 

 

メールや電話でのやり取りは、お互いの気持ちの行き違いが増えます。対面の面談があった方が、お互いの表情や態度も見えるので、気持ちの行き違いが起きにくく、アドバイザーを信頼して、転職活動がしやすいと思いますよ。

 

 

② キャリアアドバイザーによるレクチャーがある

 

 

初めて転職をする時は、何を基準に転職先を探せば良いか?悩みますよね。

 

 

 

 

今の自分よりも、もっとスキルをあげたい、願わくば給料もあがってほしいなど。転職で優先すべきことは、自分ひとりで考えていても、答えが出てきにくいものです。誰かに相談する中で、本当の自分の気持ちに気づけるということは、よくありますよね。

 

 

 

 

転職をする相談だけなら、気の合う同僚と行えばいいでしょう。ただ、残念ながら、医療系の人たちは、「働く時の条件」や「お金のこと」に関して、とても鈍感です。例えば、自分たちの給料が、リハビリ業界の相場的には、どのくらい貰えているのか知りません。

 

 

 

 

「マイナビコメディカル」のメリットは、病院や施設が出している求人情報の読み方から、レクチャーしてくれるところです。特に、「お金のこと」に関しては、○○円~△△円(諸手当込み)などのように、病院や施設などの求人情報を見ても、「だから、何なの?」、「結局、いくらなの?」という状態になるじゃないですか?

 

 

 

 

だから、「働く時の条件」や「お金のこと」など、社会人としての働き方に関して、どう考えていいかわからない場合には、キャリアアドバイザーに相談してみるといいですよ。

 

 

③ 訪問・介護分野に強い

下の表は、「マイナビコメディカル」に掲載されている求人情報の内訳です。表を見てわかるように、「マイナビコメディカル」では、65%の求人情報が「訪問・介護分野」になります。

 

マイナビコメディカルホームページより引用

 

 

ところで、現在、国は、団塊の世代(第2次大戦直後、数年間のベビーブーム時に生まれた世代:800万人)が、75歳以上となる2025年をめどに、地域包括ケアシステムの構築を目指しているという話をよく聞きますよね。

地域包括ケアシステムとは?:重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステムのこと。 引用:厚生労働省

 

 

 

ちょっと堅い話になってしまいましたが、地域でのリハビリが必要とされているにも関わらず、病院で働く作業療法士の人数に比べ、地域で働いている作業療法士は、まだまだ少ないのが現状です。2014年度時点で、日本作業療法協会の会員数の約65%が、医療機関で働いています。

 

 

2018年4月発表    日本作業療法協会統計資料に基づく

 

 

だから、病院を一歩出ると、作業療法士は、「リハビリの専門職」という認識がされていても、いまひとつ、何をしてくれて、何ができる専門職なのか。他職種やご利用者さん、ご家族、地域の人たちの認識が薄いです。

 

 

 

 

僕は、特別養護老人ホーム(老人福祉施設)で、作業療法士の資格を使って機能訓練指導員として働いていました。特養では、看護師に歩行介助の方法を指導したり、介護士にポジショニングの方法を指導したり、作業療法士が持っているリハビリの専門的な知識と技術が、大変重宝されました。

 

 

 

 

作業療法士にとっては、当たり前のように行っているリハビリ的な介助方法やご利用者さんのからだを守る方法など、知らない他職種が多いですし、地域で生活する人には、そういったリハビリの専門的な知識と技術が、求められているんです。

 

 

 

 

もし、あなたが、「もっと患者さんやご利用者さんが、生活をしている場所で、自分のスキルを活かしたい!」と考えているのなら、訪問・介護分野で働いてみると、自分が考えている作業療法を行えるかもしれません。

 

「マイナビコメディカル」のデメリットとは?

さて、ここまで「マイナビコメディカル」のメリットを説明してきました。

 

 

 

 

メリットしかない転職支援サイトなら、すみやかに登録すればいいだけなんですが、僕は、「マイナビコメディカル」にも、いくつかデメリットがあると考えています。どのあたりに、デメリットがあるのか?個人的に思うところを説明します。

 

 

 

 

まずひとつに、「マイナビコメディカル」のキャリアアドバイザー制度です。

 

 

 

 

「え…さっきメリットって言ってたじゃん?!」と思われましたよね。たしかに、転職の専門家がいることは、転職の相談ができますし、働き方について、色々なアドバイスをしてもらえます。ただし、そのアドバイスは、「社会人としてのアドバイス」であって、「作業療法士としてのアドバイス」ではありません。

 

 

 

 

なぜなら、「マイナビコメディカル」のキャリアアドバイザーは、「転職のプロ」であって、「作業療法の専門家」ではないからです。そのため、自分が望んでいる作業療法士のイメージが、キャリアアドバイザーに、上手く伝わりにくいことが考えられます。

 

 

 

 

例えば、給料が高くても、イベント(クリスマス、夏祭りなど)が全くなく、ご利用者さんの社会参加が少ない介護施設があったとします。

 

 

 

 

作業療法士にとっては、介護施設でイベントがあるって、とても大事なことに感じられますよね?イベントという社会参加の機会があるから、ご利用者さんは、服装をちょっと小綺麗にしてみたり、普段食べられないスイーツを食べる機会がつくれたり、何らかの作業活動が生まれるからです。

 

 

 

 

作業療法士からすると、イベントは、社会参加をする機会、作業活動が行える重要な機会に感じているのに、キャリアアドバイザーからすると、「イベントがないというだけで、何で今より給料のあがる職場に転職しないの?」と思われるかもしれません。

 

 

 

 

そういった自分が望んでいる作業療法士のイメージ対する微妙なニュアンスの違いがあった場合に、キャリアアドバイザーのサポートに、窮屈さを感じるかもしれません。

 

 

 

 

また、先ほど表で見たように、「マイナビコメディカル」は、訪問・介護分野に比べると、病院の求人情報が少ない印象があります。「マイナビコメディカル」の求人情報の中で、病院が占める割合は、25%です。

 

マイナビコメディカルホームページより引用

 

 

病院に転職を考えている時は、他の転職支援サイトに掲載されている求人情報が、「マイナビコメディカル」では、取り扱っていない場合も考えられます。(※ただし、利用者のリクエストに対応して、医療機関側に、採用を打診してくれることもあるそうですよ。)

 

「マイナビコメディカル」は、こんな人におすすめ

「マイナビコメディカル」のメリットやデメリットを説明しました。まとめてみると、「マイナビコメディカル」は、次のような人に、おすすめなサービスであると言えます。

 

 

● 作業療法士として、初めて転職をする

● 転職の進め方がわからない

● 転職をするにあたって、手厚いサポートが欲しい

● アドバイザーと、1度は会って相談したい

● 訪問・介護分野に、転職を考えている

 

 

今は、作業療法士の転職支援サイトと一言に言っても、色々なサイトがあります。転職をする時は、働きながら新しい職場を探すので、生活があわただしくなりますし、気持ちも落ち着かないものです。初めての転職なら、なおさらですよね?

 

 

 

 

転職をする時に、信頼できるアドバイザーと、じっくり相談して進めていきたいなら、「マイナビコメディカル」を利用してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

以下に、「マイナビコメディカル」のホームページリンクを貼りました。クリックすると、早速、登録画面が出てきてびっくりしますが、サイトへの登録を強要するものではありません。それと、サイトの閲覧から登録、利用まで全て無料で利用できます。

 

 

 

 

「マイナビコメディカル」のホームページは、サイトの作りがキレイで、求人情報だけでなく、各地域で働く作業療法士のインタビューなどが、数多く掲載されています。他の作業療法士が、どのように働いているかを知るための参考にもなりますよ。

 

 

マイナビコメディカルの閲覧や登録は、コチラから。


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