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作業療法評価で行う面接のコツ

2019/09/17
 
この記事を書いている人 - WRITER -
たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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作業療法評価での面接.jpg
作業療法の評価では、面接は毎日行われる評価であって、治療手段にもなっていますよね。
机といすを並べてかしこまって話をする時もあれば、訓練中に話す何気ない会話。
患者さんとコミュニケーションする時は、信頼関係に配慮したり、情報収集を意識しているでしょうから、作業療法の臨床は毎日が面接だと思っています。
面接を「作業療法評価」と身構えると、どのように展開していけば良いか、迷う事もあるのではないでしょうか?
この記事では、自分の経験から、作業療法評価で行う面接のコツについて書いていきます。


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共感が患者さんとの距離を近づける

結局、みんな自分の事が大事なんです。自分の事を話したいし、知ってもらえると安心感を感じる。
面接の前提として、僕は、人間についてそんな風に考えています。
僕たちが初めて会う患者さんの素性がわからないと同じように、患者さんも僕たち作業療法士の素性を知りません。
素性のわからない人に対して抱く感情は、これから何をされるかわからない警戒心や不安感です。
信頼関係の構築が大事とはわかっているけれど、この警戒心や不安感を取り除く為の第一声が対患者さんになると難しいんですよね。
嫌われたら困ってしまうし…。
面接を通して、信頼関係を築く為には、「患者さんが共感できる」内容を話してみると良いと思います。
例えば、
● 患者さんの住んでいる地域
● 時代背景
● 若い頃の話 等
患者さん自身に馴染み深い事は、患者さん自身の一番の関心事です。
地域や時代背景をある程度知っている必要がありますが、患者さん自身の事柄を共有できると、相手との距離感は、ぐっと近づくと思います。
作業療法評価で行う面接のコツの1つは、共感により、距離感を近づける事です。

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広げて狭める、狭めて広げる

作業療法評価で行う面接の2つ目のコツは、情報収集の仕方です。
作業療法で評価が必要な事柄って、本当にたくさんありますよね。メモしていなければ絶対に忘れる位。
言い換えると、患者さんもそれだけ多くの情報を見聞きされるのだと思います。話の展開の仕方には、ちょっと一工夫が必要だと思うんです。
面接のコツとなるキーワードは、「広げて狭める、または狭めて広げる」です。
例えば、地域の話から始めたのであれば、地域 → 自宅 → 自宅内の各場所(トイレなど)。逆に、自宅内の各場所(トイレなど)から話し始めたのであれば、トイレ → 自宅 → 地域といったように、最初に話をした場所を基準に、話を広げていったり、逆に狭めていったりするんです。

作業療法評価 面接のコツ.jpg

流れをつくって話をする工夫をすると、患者さん自身の負担も少ないですし、情報収集がスムースに進むと思います。
話の流れを無視して、トイレ、次は2階の寝室、その次に地域の話をしてから、風呂場とリビングに話が戻ると、患者さんの頭の中では、話している情報がゴチャゴチャして、患者さんに負担をかけてしまうだけです。

まとめ

作業療法評価で行う面接について、工夫している面接のコツを紹介しました。
関係性が構築されるまでは、お互いに警戒心や不安感を持っているものですし、まずは、相手が共感できる事柄で、距離を近づける事が重要と考えます。
作業療法で評価が必要な項目は、非常に多いので、評価される患者さんも大変です。
情報収集の為に面接をする時は、広げて狭める、狭めて広げるを意識し、流れを作って話を展開できると良いと思います。
面接と身構えずに、肩の力を抜いて、情報収集ができると良いですね。

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