うつ病人の生き方・働き方改革

作業療法士を辞めたくなったら、考えたい2つのこと

2019/09/17
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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「もう、疲れた…」

 

 

 

 

作業療法士として一生懸命働いてきたからこそ、仕事に嫌気がさすことってありますよね。元々、作業療法士が好きで、仕事を続けてきたのに、いつの間にか、嫌いになりかけている自分がいる…。仕事に嫌気がさすと、「作業療法士を辞めたくなった」と思う機会が増えてきます。

 

 

 

作業療法士を辞めて、別の道に進む人もいます。ただ、作業療法士を続けようか悩んでいる状態だとしたら、辞める前に、次の2つを区別して、考えておく必要があると思います。

 

 

 

● 患者さんとの人間関係が嫌になったのか?

 

● 職場の人間関係が嫌になったのか?

 

 

 

作業療法士を辞めたくなった時は、そもそも対人関係が嫌になったのか、職場環境が嫌になったのかを混同しがちです。2つの違いを区別しておかないと、作業療法士を辞めてから、「辞めなければ良かったかも…」となりかねません。


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作業療法士を辞めたくなったら、考えたい2つのこと

作業療法士に限らず、会社を退職する理由の大半は、「職場の人間関係」にあります。例えば、以下は、(株)エン・ジャパンが「エン転職」のユーザーを対象に、「退職理由のホンネとタテマエ」についてネットアンケートを行い、1515名から回答を得た結果です。多くの人が、本音では、人間関係を理由に、退職をしていることがわかります。

 

 

 

 

作業療法士の場合、職場の人間関係は、大きく分けて2つあります。1つは、患者さんとの人間関係です。もう1つは、職場のスタッフとの人間関係です。

 

 

① 患者さんとの人間関係が嫌になった

作業療法士として仕事をしていると、時々、患者さんから、きつい言葉を言われますよね。「病気になり、気持ちが不安定だから仕方がない…」、「リハビリサービスについてのクレーム」といったような真っ当な言葉なら受けいれられるんですが…。理不尽な言葉を吐き捨てる患者さんがいることも事実です。

 

 

僕の場合は、担当ではない患者さんのリハビリを行った時に、「まじめにやってくれ!」、「あんたは、もう俺に関わらないでくれ!!」と、高齢の男性患者さんから言われた体験が、今でも印象に残っています。

 

 

作業療法士も、接客業です。色々な患者さん(お客さん)がいますから、理不尽な言葉で、傷つくことがありますよね。患者さんとの関わりが辛く感じるようであったら、作業療法士を辞めることを考えていいかもしれません。なぜなら、作業療法士は、どこに就職しても、お客さん(患者さん、利用者さん、学生など)と関わる接客業だからです。

 

 

ただ、理不尽な言葉を患者さんから吐き捨てられても、周りのサポートがあれば、仕事を楽しんだり、やりがいを感じたりできるもんです。自分が傷ついた時に、周りに愚痴をこぼしたり、悩みを相談したりできれば、気持ちを立て直すことができます。「作業療法士を辞めたくなった」のは、そういった周りのサポート環境がなく、1人で問題を抱え込み、苦しい状況にあるからかもしれません。

 

 

 

② 職場のスタッフとの人間関係が嫌になった

職場の人間関係に嫌気がさしているなら、転職して、職場を変えることで、解決できることもあります。僕が働いてきた病院や施設を比べると、自分が黙っている時でも、体調面を気づかって、声を掛け合う雰囲気がある職場がありましたし、逆に、プライベートから仕事に至るまで、お互いに全く干渉しない職場もありました。

 

 

 

どのくらいの人間関係がちょうど良いかはわかりませんが、仕事の場面で、お互いにサポートをしない職場であると、作業療法士のキャリアに関わらず、孤独感を感じやすく、1人で悩みを感じやすいもんです。

 

 

 

まともにコミュニケーションをとらない職場は、自分がどんな仕事をやったところで、褒めあったり、お互いに何をしているか不透明になったりします。それに加えて、同僚が仕事のミスだけは指摘してくる、職場側が勝手に改定したルールだけは「やれ」と上司が押しつけてくる、給料はあがらない…。そんな職場で働いていたら、作業療法士を辞めたくなるのも当然です。

 

 

 

 

 

僕の場合は、仕事上のストレスでうつ病になり、患者さんとの人間関係も、職場の人間関係も嫌になってからは、現場での作業療法士の仕事を辞めました。でも、作業療法士を辞めてからの方が、作業を通して、人が元気になる姿を想像して、ワクワクしていた頃の記憶をよく思い出します。

たぐ
辞めたからこそ、作業療法士の魅力を再認識できたのかもしれませんね。

 

作業療法士を辞めたくなったら、友達に相談してみる

作業療法士を辞めたくなったら、友達や恋人など、親しい人に相談してみると良いと思います。仕事に関する悩みを1人で抱え込んでいる時点で、職場には相談できるほどの相手がいないでしょうし、こういう内容は、家族に話しにくいですよね。

 

 

 

 

作業療法士を辞めたいと、親しい人に相談しても、納得できる答えはもらえません。話を聞いてくれる人は、職場の環境を知らないですし、作業療法士の働いている様子をイメージできないからです。でも、言葉にして口に出したからこそ、自分の考えはまとまっていくもんですよ。

 

 

 

 

僕の場合は、妻に話をしました。作業療法士を辞める頃には、すでに、うつ病になっていたので、「…もう、職場に行き…たくない、行けない…」と、泣きながら妻に話をしたことが、印象に残っています。

 

 

 

 

1人で悩みを抱えて、心が疲れきっているでしょうし、辞めるべきか、続けるべきか悩んでいる場合は、まずは、親しい人に、考えている気持ちを相談してみると良いですよ。

たぐ
安心してください。どちらを選んでも、資格があるので、いつでも戻ってこられる業界ですから。

 

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