うつ病人の生き方・働き方改革

うつ病で人生がかわった、webライター&ブロガーたぐのプロフィール

2019/08/27
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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「まさか自分がうつ病に…」

 

 

 

 

 

働き盛りの20代。サラリーマンをしていた僕は「昇進」の喜びもつかの間、仕事のストレスをきっかけにうつ病になりました。一度は復職に成功して、会社で働けるようになるまで回復したのですが、30代で転職し、転職先の人間関係がうまくいかずにうつ病を再発。

 

 

 

たぐ
もう会社では働けない…

 

 

 

結婚して子どももいる。でも、どうしても働く気持ちになれない。自分でも情けなかったのですが、うつ病になってから、仕事をしたり、会社に勤めたりする気持ちにはなれませんでした。

 

 

 

 

 

それから約1年半。現在では自宅で主夫をしながら、フリーランスのwebライターとして仕事をする生活を送っています。

 

 

 

 

 

このブログでは、うつ病の療養や仕事復帰するまでにやってみて良かった自分の体験を発信しています。せっかく読んでいただいたのも何かのご縁。僕がうつ病でサラリーマンを辞めてから、兼業主夫ライターとして生活するようになるまでのお話をさせていただきます。


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医療系大学を卒業、作業療法士として働きはじめる

僕は、23歳で関東の医療系大学を卒業し、作業療法士の仕事をはじめました。

 

 

 

 

 

「作業療法士」とは、リハビリの専門資格のひとつで、病気やケガで日常生活が送れなくなった患者さんに、リハビリを提供することが主な仕事です。大学を卒業した僕は、東京都にある診療所に作業療法士として就職。

 

 

 

 

 

 

診療所では、患者さんと一緒に、脳卒中の後遺症により動かしにくくなった手で箸を持つ練習をしたり、自宅で料理ができるような練習メニューを考えたりしながら、リハビリの知識や技術を身につけていきました。

 

 

 

 

 

リハビリの世界は、色々な職場に転職して、知識や技術を身につけながらキャリアを積んでいく風潮があるのですが、僕もそんな風潮に乗り、就職してから丸2年が経った頃に、規模の大きいリハビリ専門病院に転職したのです。

 

はじめてのうつ病は20代

転職してから約5年間は、順調に仕事をしていました。年齢も20代半ば~後半だったので、体力も行動力もあり、転職した職場でも重要な役割を持たせてもらえるようになったのです。

 

 

 

 

 

会社からも自分の仕事ぶりを評価してもらった結果、僕は念願だった管理職へと昇進しました。ところが、この昇進によるストレスがきっかけで、後にうつ病を発症することになったのです。

 

 

 

■ 管理職になり「昇進うつ?」になる

リハビリ業界の管理職といっても、何か特別な仕事がある訳ではありません。患者さんのリハビリをおこないながら、自分が所属している部署の売り上げを考えたり、会議を運営したり、部下の教育について考えたりなど。いわゆるプレイングマネージャーです。

 

 

 

 

 

役職になってからの僕は、今までおこなっていたリハビリ業務も、管理業務も手を抜かず、誰よりも頑張っていたかったので、業務開始時刻の1時間前から仕事をはじめたり、業務終了後にも残業をするという生活をくり返していました。

 

 

 

 

 

 

いま振り返れば、こういった仕事のことばかりを考えた生活が自分のからだに大きな負担となり、うつ病を発症するきっかけになったのでしょう。いつまでも、頑張り続けることはできませんでした。

 

 

 

 

 

 

僕は、役職に昇進してから数ヶ月を経過したころに、自分のからだに色々な異変を感じるようになったのです。

 

 

・ 職場にいても、何をしていいかわからない

・ 簡単な足し算もできなくなり、売り上げが計算できない

・ まわりのスタッフやお客さんの視線が気になる

・ とにかく不安な気持ちが湧いてきては焦っている

・ 眠れない

・ 夜に目が覚めては、仕事のことが頭から離れない

・ 大量の寝汗をかいている

・ 朝に起きられない

・ 何をするにもやる気が起きない

・ 疲れやすく、考えがまとまらない

・ 死にたいという考えが湧いてくる

 

こういった異変が何週間も続き、ついには、勤めていた職場にも行けなくなり、ベッドから起き上がれなかったり、玄関に座り込んだりして、仕事を休む日が多くなっていきました。

 

 

 

■ 妻にすすめられ精神科を受診する

仕事を休む日が続いてからは、妻のすすめで、初めて精神科を受診することになりました。うつ病のやっかいなところは、自分では病気かどうかの判断がつかなくなることかもしれません。僕の場合は、自分ではからだのつらい状態が「甘えているだけ」「怠けたいと思っているだけ」のように感じられ、それがまた自分の気持ちを追い込んでいたように思います。

 

 

 

 

 

とりあえず、気持ちの問題なのか?病気なのか?専門家の意見を聞いてみようと精神科を受診し、当時の女性医師とは次のようなやり取りをしました。

 

たぐ
  (仕事や家庭がしづらくなっている症状を説明してから…)自分の感じていることが、気のせいなのか…病気なのか…、自分では判断がつかなくて。精神科の先生に、意見を伺いたいと思ったんです。

 

Dr.X
そうかぁ…。心のエネルギーが切れちゃったんだろうね。 

 

当時は、女性医師の一言に、すごく救われたことをよく覚えています。というのも、「甘えではない。病気の症状で仕方がないこと」といったように、自分の気持ちをありのまま受け入れてもらえたような気がしたからです。

 

 

 

 

 

それから、抗うつ薬と抗不安薬を処方してもらったのですが、症状は悪くなる一方で。初診から3回目の受診の時に、医師からうつ病という診断を受けて、職場を休職することになりました。

 

 

 

■ 3ヶ月後に復職

休職をしてから約1ヵ月間は、ベッドで寝ているか、ソファでテレビを見ているくらいしかできませんでした。

 

 

 

 

 

実際に休職をしてみてわかったことは、仕事のストレスから離れても、うつ病が治るわけではないということです。うつ病の寝たきり期は、数10㎝先にあるスマートフォンに手を伸ばすことさえも億劫でしかたがありませんでした。

 

 

 

 

 

ところが、休職して丸2ヶ月目が経ったくらいからは、家事をしたり、通勤の練習をしたりすることができるまでになってきたのです。うつ病の症状や回復の早さは人によってさまざまでしょうが、僕としては、とにかく復職したかったので、仕事に復帰する準備にも力が入りました。

 

 

 

 

 

理由は単純で、職場に戻ってから、一緒に仕事をしたい同僚や部下がいたからです。もちろん、うつ病が回復してきたからというきっかけもあったでしょうが、「また働きたい」と思えるような職場でなければ、きっと、仕事に復帰する意欲は湧いてこなかったと思います。

 

 

 

 

 

そして、なんとか元の職場に復職できた僕は、その後、約1年間を管理職として働くことができました。

再転職がきっかけで勝手に断薬した

復職してから、1年、役職になって2年が経った頃に、働いていたリハビリ病院で得たスキルをリハビリの行き届いていない老人ホームなどの施設で活かしていきたいと考え、転職することにしたんです。

 

ただ、うつ病持ちの状態で、転職しようとしている事実を精神科の主治医に相談できなかったんです。反対されたらどうしよう?という思いがあって…

 

それで転職をきっかけに、自己判断で通院をやめ、服薬もやめてしまったんです。

 

あ?そう言えば、昔、精神科の女医が言っていました。

 

症状がよくなると、通院をやめてしまう人がいるんだよね。特に若い男性に。」ってまさに、僕のことでした。もう会うことはないけれど、ごめんね、先生。

 

転職した老人ホームで人間関係になじめず、強引に退職した

7年働いたリハビリ病院を退職し、その後は老人ホームに転職して、病院とはまた雰囲気が違いますが、自分にできるリハビリの仕事をやり始めました。

 

リハビリ病院では、患者さんと1対1でリハビリを40分~1時間もじっくりできるんですけれど、老人ホームは、2人のリハビリスタッフで、約180人を見ているような形だったんです。

 

今までじっくり1人1人の患者さんと向き合いながら仕事ができていたのに、老人ホームでは、十分にリハビリのサービスを提供できない状況も出てきて…。

 

老人ホームに転職して4ヶ月が経った頃、入所しているご利用者さんから、自分の働き方にクレームがつく日が増えてきました。

 

そして、ある日、強い口調で、1人のご利用者さんに、直接言われてしまったんです。

 

「あんたは人を差別している。人をバカにしているようにしか見えない!」

 

僕は、その言葉をきっかけに、職場に行って人と接することが怖くなりました。

 

どうしても職場に行く気力が湧かず、「今日も休みます…」と毎日電話をかけて、老人ホームに転職して4ヶ月で退職をしました。

 

退職後、2ヶ月間の専業主夫として生活をする

リハビリの業界は、場所を選びさえしなければ、就職先に困ることはいまのところありません。

 

僕は、人と関わることにも疲れていたし、前にいたような病院でなら、もう一度、作業療法士として働けるかな?と考え、希望にそうような求人がでるまでの約2ヶ月間、専業主夫をしていました。

 

お給料はなし。朝に家族を見送り、テレビを見ながら夕飯のメニューを考え、掃除や洗濯をしたり…。

 

世の中のお父さんが働いている中、僕の役割は、1円でも安い肉や野菜を買い求め、スーパーをまわること。

 

おそらく、一般的な男性よりは、専業主婦(主夫)の方の気持ちがわかると自負できるほど、主夫業に力を入れていました。

 

再就職が決まったリハビリ病院も、4ヶ月で休職になる

専業主夫をしながら、再就職活動をしていて、ようやく以前に働いていたところと同じようなリハビリ病院に、就職が決まりました。

 

新しいリハビリ病院に就職し、3ヶ月ほどは順調だったように思いますが。

 

再就職をして4ヶ月が経ったころ、またも患者さんからクレームを受けたのです。

 

「ちゃんとまじめにやってくれないか?適当にやるなら、もういいから。私に関わるのは今後やめてくれ!」

 

リハビリも接客業なので、相手の様子を伺いながら、リハビリの力加減やペース配分を考えながらやっていたのですが、どうやらその患者さんには、その態度が「手を抜いている」ように見えたみたいなんです。

 

上司を含めて、他のスタッフにクレームを受けたことを相談したところ、他のスタッフも同じようなクレームをその患者さんから受けていたことが多いようで、理不尽なことを言う人で有名ではあったみたいなんです。

 

でも、僕には、こういった対面での直接的なクレームに対するダメージが本当に大きく、そして深く残るんです。

 

ひとつのきっかけに過ぎないとは思うのですが、その日あたりから、1度目のうつの時と同じような症状が、体に出てきました。

 

 

職場にいても、何をしていいかわからない/ とにかく不安/周りの職員の視線が気になる/ 眠れない/夜間に起きては仕事について考えている/大量の寝汗/朝が起きられない

 

 

うつ病の再発は、1度目のうつ病発病時と症状が似ていると言われています。

 

だから、今度は上司に相談してから、その時の職場に近い精神科に受診をしました。

 

僕の人生に、2回目の うつ がきた

精神科を受診し、1度目のうつ病の経験もあったので、症状を説明すると「うつ病の可能性が高いね?」と医師から言われ、抗うつ薬と抗不安薬を処方されました。

 

精神科を受診した翌日の仕事は、なんとか行けたのですが、翌々日以降は、どうしても朝から体を動かす気力が湧かず、毎日欠勤の電話を入れる日々。

 

医師や上司と相談し、3ヶ月の休職をすることになりました。

 

 

しかし、うつ病の再発は、明らかに1回目の時と違うような感覚があったんです。

 

● 回復が遅い

● 3ヶ月経っても働く気力が湧かない

● 人の言動に、傷つきやすい

● 心身ともに、疲労感が強い

● 疲労すると、回復に2日はかかる

● 興味や関心の幅が狭まった

 

高齢者か?!って言われてもおかしくないくらいに、気力や体力が戻ってこず、復職のための準備はしたんですが、職場で働く意欲は、1回目の時ほどは出てこなかったんです。

 

ツイッターで、色々な働き方・生き方を知る

老人ホームをやめた後から、実は、このブログの前身となるブログを書いていたんですね。

 

書いていた内容は、リハビリに関連することやライフスタイルのことなどです。このブログの中に、時々、リハビリの療法士としての記事があるのはその為です。

 

2回目の休職の時も、なぜかブログを書いている時だけは「書く」作業に没頭できて、楽しく感じられたので、ブログの読者を増やしたり、ブロガーやうつ病の仲間と知り合ってみたいと考えるようになって、ツイッターをはじめたんです。

 

 

このツイッターを始めたことが、人生の転機になりました。

 

 

ツイッターの中で、フリーランスという会社(組織)に属さずとも、自分らしい人生を楽しんで生きている人がいることをたくさん知ったんです。

 

今まで、10年間サラリーマンとして働くことしか知らず、サラリーマンの知り合いもみんな医療関係者。

 

 

同じ組織、同じ価値観しかしらなかった僕は、ツイッターを初めて、自分が考えもしないような人たちがたくさんいることを知りました。

 

● ポイントだけで生計をたてる

● うつ病なのに健常者よりリア充

● 好きなことだけで仕事をしている

など

 

色々な働き方や生き方にふれて思ったんです。

 

 

僕は、何のために生きているの?

 

復職をするも、1ヶ月で退職。サラリーマンは合わない…

そして、いざ復職をしてみても、会社にいくこと、職場にいること、仕事をすることが苦痛にしか感じられなかったんです。

 

うつ病の症状が辛い朝の時間帯に、無理して職場に行っても、帰ってきてから自分のやりたいこともできず、むしろせっかく戻ってきていた気力がどんどんそがれていくような感覚があって…。

 

● 毎日、同じ時間帯に会社に行く

● 毎日、同じパフォーマンスをする

● 辛い時に、休めない

● 辛い時に、逃げられない

● 最低限のノルマもこなせない

 

辛い、苦しい、できない経験が積み重なっていくうちに、夜が眠れなくなったり、不安が強まったり。明らかに、うつ病の症状がぶり返してきている感覚があったんです。

 

 

そんなんだったから僕には、2つの生存戦略しかないと思いました。。

 

① 会社員を続けて、また動けなくなる

② フリーランスにかけてみる

 

自分には、サラリーマン生活は合わないと感じ、妻に泣きながら「もう会社に行けない…行きたくない…」ことを伝えました。それから、医師と上司に相談をして、復職して1ヶ月後に、再就職したリハビリ病院を退職しました。

 

少ない気力と体力を好きなことに集中させる

退職をした僕には、唯一無二の今後の生き方を決める手がかりがありました。

 

うつ病の症状が辛くても、没頭したり、楽しいと感じられた「書く(ライティング)」という作業。

 

webを使ったライターであれば、対面的な人との関わりが少ないですし、自分で仕事量や仕事のタイミングを調整できる。仕事をしながらうつ病の療養にもなるかもしれない。

 

もはやうつ病でか、加齢でかわからなくなった少ない気力と体力を自分の好きなことに集中させて、フリーwebライター・ブロガーとしてやっていこうと考えたんです。

 

「僕の人生に うつ がきた」(当ブログ)で伝えたいこと

うつ病の再発率は高いですし、再発していくほど、症状の回復が遅いと言われています。

 

✔ うつ病で復職のたびに、調子を崩す

✔ 会社で働くことが、自分には苦痛

✔ 何とか今の会社にすがらないと…

 

それで人生いいのか?!

 

それが自分らしいの?!

 

 

「うつ病で会社で働けなくなった人に、病気と付き合いながらでもフリーランスとして生計を立てられ、楽しく人生を歩んでいける道を示したい」

 

 

僕は、webライターやブロガーとして、自分の働き方・考え・生き方を伝え、何らかの理由で会社で働けなくなったうつ病者に、フリーランスという新たな道を伝えていきたい。

 

 

今は、とても楽しい日々を送っていますが、生計を立てられるだけの収入は得られていません。

 

だから、webで稼いだ収益は、毎月更新し、試行錯誤しながら稼いでいっているうつ病フリーランスの姿を見せられたらと思っています。

 

性格・趣味

■性格

・まじめ、きっちりしつつちょっと抜けてる(大学時代、「クソマジメの人」の典型例として、留学生に自分を覚えてもらった)

 

■趣味

・カメラ(Nikon)

・スポーツバイク(ビアンキ)

・旅行

・youtube(90年代のゲーム動画)

・ブログ

・ツイッター

 

 

 

うつ病になって、死と向き合うくらいに辛い体験をしたからこそ、〝うつ〟から新しい人生を始めたい。

そんな思いで、このブログを運営していきます。

 

SNSで直接やりとりできる事が楽しみでもあるので、嫌がらせ以外のお話は、ツイッターのDMまでいただければと。

 

長々と読んでいただき、ありがとうございました。

当ブログをよろしくお願いします。

 

たぐ

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