うつ病人の生き方・働き方改革

30代のうつ病男性が、子育てで気をつけている事について

2019/02/04
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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30代 男性 うつ病.jpg
うつ病になると、子どもとの接し方が難しいですよね。
仕事に行っていない罪悪感
疲れやすい、疲れた時のイライラ感
お父さんだけど、1人になりたい
娘に自分の性格を受け継ぎたくない
(かっこいいお父さんにはなれない、ごめんね。)
30代の男性だと、子どもがいる方も多いと思います。僕には、6歳の娘がいます。
最近は、共働き家庭が多いけれど、30代のうつ病男性の子育てに関して、体験談が少なかったんですよね。
だから、自分が30代うつ病お父さんとして、子育てで気をつけている事が参考にしてほしくて。
うつ病の男性が子育てで悩んでいる葛藤や体験を書こうと思いました。


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まずは、妻に現状を知ってもらうことから始まる


え?いきなり妻?!
そう、妻の存在が大事なんです。
もしかしたら、家族の理解が得られないよ!と嘆きたい状態にあるかもしれません。
でも、うつ病は理解されないからこそ、家族に伝える必要があるんです。
妻に現状を知ってもらえると、仕事に行けない事や疲れやすい事をカバーしてもらえます。
「お父さん、今日は疲れているみたいだから、そっとしといてあげて。」みたいに。
子どもは、お母さんが大好きです。お母さんを本能的に守ってあげたいとも思っています。
こんな話を聞いた事がありませんか?
知らない家の子どもと仲良くなるには、その子のお母さんと親しいところを見せる事だって。
子どもは、お母さんの言動で物事の良し悪しを決めているんですよね。
また、30代にもなると、男性でも20代に比べ体力も落ちてきて、健常な体でも子育ては大変です。
うつ病であればなおさら。
だから、まず妻に自分の現状を知ってもらわないと、何も進みません。
とは言っても、言葉に出して妻に現状を説明する事は、億劫に感じるかもしれませんよね?
男性は口下手な上、億劫に感じるのはうつ病の症状だからしょうがない。
言葉での説明が億劫に感じられた時、僕はよくメールを使っていました。
妻が知りたいのは、あなたが何を感じて、どう思っているかです。
伝える事が大事で、伝える手段なんてどうでもいいんです。
関連記事:うつ病の時に、僕はメールを使って妻に感謝を伝えていた

仕事には触れず、家事と遊ぶ姿を見せる

小さな子どもは、仕事をしているお父さんを理解できるほど見ていません。
僕は、サービス業をしているのですが、最近はパソコンばかりをいじっているので、娘は僕がパソコン関係の仕事をしているように思っているようです。
振り返ってみるとわかります。
ご自分が5~6歳の頃、お父さんが何をしていたか覚えていますか?
僕の父は、健常者。
家族ぐるみで自営業をしていましたが、毎朝8時~9時位まで寝ていて、子育てにもほとんど参加しない父でした。
唯一の記憶は、毎年の夏に、川原でバーベキューに連れていってもらって事くらいです。
何が言いたいかというと、子どもと関わらなければ、子どもの記憶にはあまり残りません。
仕事をしていないと、自分を大事にしてくれているお父さんと子どもに認めてもらえないと思っているのは、あなただけなんです。
だから、動けて調子がいい時には、子どもと遊んだり、家事をしている姿を見てもらってはどうですか?
朝は辛いから、夕飯を作ってみる。クックパッドで調べると、簡単な料理ができますよ。
子どもとの遊びも大したことは必要ありません。一緒に風呂に入って、お湯をかけあったり、そんな感じ。
仕事に行けない分、子どもと一緒にいられる時間が増えて幸せと思えたら、人生という広い視野で見た時に、自分と子どもとの人生が幸せに感じません?
ちなみに、子どもから時々手紙をもらいます。

うつ病 男性 子育て 手紙.jpg
おとうさんへ
いつもがっこうのじゅんびをしてくれてありがとう
がんばれ

がっ…がんばれ?!
それ、うつ病の人に一番言っちゃいけない言葉だよ(笑)
でも、うつ病者じゃなくて、お父さんとして見てくれてありがとう。

疲れたら、疲れたと伝える

子どもも5歳や6歳になれば、しっかりと自我が芽生えています。
相手の言っていることも理解できますし、自分で考えて判断する事ができます。
だから、自分が疲れて動けない時は、疲れている事を素直に伝えましょう。
わかってもらえますよ。
疲れやすい上に、疲れている時ほど、イライラして声をあらげてしまう時もありますよね?
イライラして声をあらげてしまった時は、一端子どもとの距離を置いて、素直に「さっきはごめんね」と伝えればいいんです。
また、いくら可愛い我が子とは言え、人と距離をとりたくなるのはうつ病の症状です。
そんな時は寝室にでもいって、1人でネットに閉じこもったり、少し目をつぶって小休憩をはさみましょう。
「ちょっと、今日は調子悪いみたい」
妻に現状を一言だけ言えると、ベストです。

娘に自分の性格を受け継ぐ不安

僕は、うつ病になってからの子育てで、一番これを不安に感じます。
うつ病になる前は、他人に迷惑をかけない子に育てばいいと思っていました。
でも、うつ病になってからは、自分を自分で傷つけない子に育ってほしいと考えています。
うつ病があっても、父親として子育てで、大事にしたい事、大目にみる事、許さない事を自分の中で決めました。

大事にしたい事

嫌な事は、嫌と言う
他人がどう思うかより、自分はどう思うのか
好きな事は、自己責任でやらせて見守る

大目にみる事

他人の目を気にする
(年齢に見合ったもののみ)
散らかす、片付けない
泣きわめく事

許さない事

悪くもない罪を自分が負おうとする事
僕自身が、他人の目を気にしすぎて、自分の思いを外にだしたり、尊重する事が苦手でした。
「ちゃんと」「しっかり」「迷惑をかけない」が口癖で、何でもきっちりやろうとする傾向が強かったです。
だから、子どもには、自分自身だけは傷つけないように、自分の人生を生きられるよう願いを込めて、子育てを向き合っています。

おわりに

30代でうつ病になった男性として、子育てで気をつけている事
妻に頼ろう
気のままに子どもと遊ぼう
疲れたら、疲れたって言えばいい
子育ては自分なりでいい
(うつ病でなくたって、どうせ悩むから)
同じ30代のうつ病父さんとして、葛藤や体験が参考になれば嬉しいです。
お父さんだけど、男だけど、泣きたい時はある。そういう時は、この記事を読んでみてください。
関連記事:うつ病で泣く男のどこが悪い?泣きたい時は泣けばいい

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