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楽がしたい!移乗介助で立ち上がりをしやすくするベッド環境

2019/02/06
 
この記事を書いている人 - WRITER -
たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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『移乗ができない』と先輩に言われるけれど、移乗の介助なんて、まともに習った事がない。ベッドからの立ち上がりが上手くいけば、患者さんも自分も楽なのに…。
初めて患者さんの移乗介助をする時は、やっぱり怖いですよね?転倒や転落のイメージがあると、ついつい無駄に力が入ってしまいやすいと思います。
介護でも、リハビリでも、移乗介助のポイントは、いかに立ち上がりやすいように、ベッド環境を使えるかだと考えます。
自分で調整しながら、移乗する患者さんが立ち上がりやすいベッド環境を作れるように、記事を書いていきます。


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車いすよりも、ベッドを高くする


移乗の介助をする時は、車いすよりも、ベッドを高くすると良いです。ベッドを高くすると、立ち上がりやすいように、体を前かがみにしたり、少ない力で立ち上がれるからです。
膝よりも太ももの付け根が高い位置にくると、体の構造上、立ち上がりやすいんですね。ベッドの高さは、車いすよりも少し高くすると、膝よりも太ももの付け根が高い位置になると思います。
ベッドの高さをあげた時は、患者さんの足の裏が、床についているか注意が必要です。
足の裏が床についていない事は、患者さんからしたら、宙に浮かせられような感覚になるんじゃないんですかね?

L字型のベッド柵を使う


L字型に曲がるベッド柵は、普通のベッド柵よりも、太くて持ちやすいので、手に力が入りやすいです。ベッドから立ち上がりにくい患者さんは、足の力が弱いと思われますから、立ち上がりに手の力が使いやすい環境は、動作が行いやすいですよ。
また、L字型のベッド柵であれば、角度が調整できますよね?
患者さんがベッドに座ってから、前ではなくて、少しL字型のベッド柵の方を向いて立ち上がってみてください。ベッド柵の方を向くと、柵が持ちやすくなる事で手に力が入りやすく、両足に均等に力が入りやすくなるので、結果的に立ち上がりやすくなりますよ。

患者さんの座る位置を手前にする


患者さんがベッドに座った後は、太ももの3分の2くらいは、ベッドから足が出るように座りなおすと良いです。
ベッドの奥に座っていると、体が後ろに傾きやすいですし、立ち上がる為に必要な膝を曲げる動きがしにくいんです。
患者さんの上体を片手で支えて、もう片方の手で、片側ずつ、お尻を前に滑らせると、座っている位置を変えやすいですよ。
以上のように、ベッドの高さをあげ、ベッド柵を持ちやすい環境を作り、座っている位置を調整するだけでも、患者さんの移乗介助は行いやすくなると思います。
ただ、今までの話では、上手く座れない患者さんでは、移乗介助が難しくなるかもしれません。ベッドに座った時に、後ろに傾いてしまう患者さんの場合には、ベッドからの起き上がり方法を変えてみるのも、ひとつの方法です。

横向きを経由して起き上がる


患者さんの起き上がる介助をする時に、一度完全に横向きにしてから、両足をおろし、その後に上体を起こすと、座った時に後ろのめりになりにくいです。
寝ている時間が長い患者さんは、ベッドに横になっている状態から、座る状態に姿勢が変わることに対して、恐怖心を感じやすく、恐さゆえに、安定を求めてベッド側に傾きます。
横向きを経由して起き上がると、いきなり座るよりも段階を経て座れるので、恐怖心が少なく、後ろへの傾きが少なくできると思います。
患者さんに横を向いてもらう時には、患者さんの両膝を曲げて、横を向く方に倒すだけで、横向きになりやすくなりますよ。

仰向けで寝ている時間を少なくする


最後は、移乗の介助方法ではなく、患者さんの生活の仕方です。
患者さんは、基本的に仰向けで過ごしている時間が多いですかね?もしも、仰向けの状態で長い時間を過ごしていたら、座っている時間や横向きで療養する時間を増やすだけでも、移乗介助は楽になります。
仰向けでいると、背中側の筋肉が固くなってくるので、起き上がったり、立ち上がる為に、前に移動する事が難しくなるんです。座る、横を向くだけで、背中の筋肉が固くなる事を防げますので、仰向けで生活している時間の検討も、実は移乗介助を楽にする為には、良い方法だと思います。

まとめ


移乗介助が楽になるように、ベッド環境の調整について説明しました。
自分が楽になると、移乗介助されている側も、楽なもんです。
今回説明した移乗介助を楽にするベッド環境の調整方法は5つ。
①車いすよりも、ベッドを高くする
②L字型のベッド柵を使う
③患者さんの座る位置を手前にする
④横向きを経由して起き上がる
⑤仰向けで寝ている時間を少なくする
どれも取り組みやすい方法だと思うので、移乗介助時の立ち上がりにやりにくさを感じていたら、試してみていただければと思います。

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