うつ病人の生き方・働き方改革

うつ病で失った自信の回復に、お金よりためる必要があったものとは?

2019/02/20
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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どうも、うつ病ブロガーの たぐ です。

 

 

うつ病が回復してきて、興味や意欲が湧いてきても、新しいことや病気になる前にやっていたことに挑戦しづらいのは何でだろう?と、ここのところずっと考えていました。

 

 

「やる気があっても、1歩が踏み出せない」のは、健常者でもありがちなことだけれど、同じ1歩でも、うつ病者が踏み出すには、とても勇気がいりますよね。

 

 

健常者とうつ病者の圧倒的な違いは、何か?それは「   自信  」だと思うんです。

 

 

うつ病者は、うつ病になるまでに、色々な失敗体験を積み重ねてすっかり自信をなくしているから、何か行動を起こす時に、不安や恐怖ばかりが頭をよぎる。

 

 

だから、1歩を踏み出す勇気を絞りだすだけの自信が持てない。

 

 

僕は、うつ病者が自分のやりたいことをやっていくためには、お金以上に、まずは自信を貯金していくことが必要だと考えました。

 

 

自分がうつ病と付き合いながら、どうやって自信を貯金していき、色々なことに挑戦するようになったのかを書きます。


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恐怖心 < 好奇心= やってみる

自分から、何か行動を起こす時には、とても勇気が必要ですよね。

 

 

やりたいことをやろうとすると、他人からの視線は気になるし、満足した結果が得られなかった時を想像すると、やり始める前から、恐怖心でいっぱいになる。

 

 

● やる意味がないと思われないか

● 遊んでいるだけと思われないか

● 恥ずかしい思いをしたらどうしよう

● とても、やり遂げられそうにない

 

 

そんな風に、批判や失敗した時の恐怖ばかりを考えて、気がついたら今日も1日、やりたいことをやらなかったという日が、多いんじゃないですか?

 

 

「やらなかった」だけで済めばいいけれど、やらなきゃやらなかったで、自分が価値のない人間に思えたり、「何にもできなかった」と自己否定に走りやすいのが、うつの時の思考回路ですよね。

 

 

たしかに、いきなりレベルが高すぎ?!という時はあります。

 

 

例えば、ようやくうつ状態が回復してきた直後に、仕事に行こうなどという考えは、会社に再発しにいくようなものです。

 

 

だから僕は、何かを始める時に、自分が抱える恐怖心とやりたい好奇心を考えてみて、次の【  公式 ?】が成立した時には、とりあえずやりたいと思ったことをやってみるようにしました。

 

 

恐怖心 < 好奇心 = やってみる

 

 

新しいこと、最近はやっていなかったことをする時には、必ず恐怖心が浮かんでくる。

 

 

それでも、抑えきれないほどのやりたい衝動があるならば、それはやってみる価値のあることだと思うし、とりあえず、やってみてから後のことを考えればいいと思うんですよね。

 

 

失敗した時は、うつ病のせいにすればいい

恐怖心に、好奇心が勝ったからと言って、失敗をすることはやっぱり恐いですよね。

 

 

…うん、恐いんですよ。

 

 

できるだけ周りに迷惑をかけたくない、やるからにはちゃんとしなきゃいけない、失敗をしてから立て直せるほどの柔軟さはないし、気持ちが立ち直せなかったらどうしよう?

 

 

自信がなければ、物事をやる前から、失敗することを前提に色々と考えてしまうので、なかなか最初の一歩が出にくいんです。でも、どんなに小さな些細な一歩でも、自分でやりたいことをやれるだけで、自信はついてくるもの。

 

 

例えば、精神科の受診をしてこれた日や近所まで買い物に行けた日は、他の日にはない疲労感と達成感がありません?

 

 

失敗することは、たしかに恐いんだけれど、「失敗したなぁ~って思った」時は、「うつ病だから仕方がない!」と考えればいいと思うんですよね。

 

 

実際、治療中なんだし、何かの活動ができるような体であっても、病気持ちの体。

 

 

だから、失敗の理由は、いい意味で全部病気のせいにしておいた方が気楽だし、失敗した時に頭に浮かんでくる不安を自分であおらずに済みますよ。

 

 

「全部を病気のせいにするのはちょっと…」と思うかもしれませんが、早々と開き直って、病気のせいにした方が、肝心な次のやりたいことに挑戦する自信をつけられるんです。

 

 

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自分でやったことは、些細な結果こそ認めること

 

 

うつ病者の物事の捉え方には、クセがあります。

 

 

そのクセのひとつは、失敗すると過大に自己評価を下げるのに、成功した時は、逆に過小に自分を評価すること。

 

 

この物事の捉え方のクセを専門用語では、「認知の歪み(拡大解釈と過小評価)」と言うのだけれど、重要なことは、どんなに些細なことでも、自分でやりたいことができた時は、できた自分を認めて、褒めてあげることです。

関連記事:認知の歪みの例が理解できると、ストレスを上手に受け流せる

 

 

ツイートできた、午前中から起きていられた、封筒をポストに入れてきた、ドトールのコーヒーが美味しかった、家族に自分の気持ちを話した、会社に電話で連絡ができた、リハビリ出勤できたとか。

 

 

他人がどう思うかは関係ない!

 

 

自分の中で、小さな階段をひとつずつ上っていくようなイメージで、やれた自分を認めてあげると、自信がちょっとずつ貯まってきて、「もっと何かやってみたい」欲求が出てくるもんですよ。

 

「自信を貯金」することで、次の段階へいきたい自信や欲求が生まれる

僕は、うつ病になってからは、やりたいことだけにエネルギーを使うようにしてきました。

 

 

というか、うつ病になってからは、回復して活動できるようになっても、明らかに気力や体力、集中力などが少なくなっていて、やりたくもないことに使えるエネルギーの余力がなくっていまして…。

 

 

元々は、会社員として働いていたんですが、会社で働くことに限界を感じ、脱サラをしました。

 

 

いま、webライターやブロガーとして、お小遣い程度の収入が得られるようになるまで、少ないエネルギーを自分の好奇心を湧くものだけに、できるだけ使ってきました。

 

 

ある時には、自分のブログで2000文字の記事を書いただけで、あとは何もせず、家事も育児も、妻に丸投げという日もありました。

 

 

でも、「ブログしかやらなかった」ではなくて、「今日はブログが書けた」と自信を貯めていったことで、結果的には「書く」ことが好きだということにも気づけたし、会社で働けなくても、ライターならできそうかもと、新たな領域に挑戦する自信や欲求が生まれてきたんですよね。

 

おわりに

うつ病になるまでに失った自信が大きいほど、何かに挑戦する勇気がずいぶんと削がれているはずです。

 

 

何をやるにしても恐怖心が先立って、行動に移しにくいことも、ある意味ではうつ病の症状だと思います。

 

 

恐怖心よりも、好奇心が勝って、抑えられない衝動にかられているなら、それは自分にとって、やってみる価値があることです。

 

 

些細な体験を重ねながら、やれた自分を認めて褒めてあげ、自分に自信がついてくると、色々なことに挑戦したい欲求が生まれてくるもんです。

 

 

自分には自分のペースがありますから、他人のことは気にせずに、ゆっくり進んでいってくださいね。

関連記事:僕を回復へと導いたうつ病の療養中に必要だったこととは?

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