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うつ病だからって、真面目で責任感がある性格を変える必要あるの?

2019/02/03
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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「 うつ病は、真面目で責任感の強い性格の人がなりやすい 」

 

 

 

…もう、聞き飽きた。

 

 

 

うつ病の僕が言うのもなんですが、うつ病になるタイプは、真面目で責任感が強く、物事の融通がきかず、不器用な性格が多いです。だから、自分の性格や考え方を変えなきゃと、努力してみたり。

 

 

 

でも、「自分の性格や考え方を変えることに、正直疲れた…」ということはありませんか??

 

 

 

僕も、何とか社会(昔、勤めていた会社)に適応していこうと、認知行動療法などの勉強に励んだことがあって、決して無駄ではなかったのですが。自分の性格や考え方を変えようという努力に、疲れを感じることがあったんですよね。

 

 

 

結局、自分の性格や考え方が会社に合わないことを自覚し、脱サラを決意して、フリーランスとして働くことになったんです。

 

 

 

それで、フリーランスになって、真面目で責任感が強い性格や考え方は、使える環境によっては、とても武器になるということに気づいたんです。

 

 

自分のペースで働ける環境であれば、うつ病者が自覚している真面目さや責任感の強さは、武器になることをお話しします。

 


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うつ病者の真面目や責任感が問題になるのは、会社で働くことが前提?

僕は、10年間、会社員(病院勤務)をしていました。そのうち2年間は役職をしていまして、まぁ、それなりに会社から信頼を受けられるだけの真面目で責任感があるタイプだったのだと思います。

 

 

 

ある職場では、70人近くのスタッフと、同じ部署で働いていました。とにかく人とコミュニケーションをとることが、仕事の中心だったので、接客する患者さん、同じ部署のスタッフ、違う部署のスタッフとは、上手く人間関係を保つ必要があったんですよね。

 

 

 

きっと、あなたもそうだと思うのですが、誰かれかまわず、真面目に振る舞ったり、人間関係が崩れないよう色々な頼みごとを断れないと、多くの仕事と責任を背負ってしまうことが多いんです。

 

 

 

会社という組織は、真面目で責任感が強い人に、色々な仕事が振られる仕組みだし、仕事と責任が増えても、うつ病になるタイプの人は、「断る」という行為がとっても苦手。

 

 

 

頑張ってありのままの自分でいようと取り繕っても、つい真面目な自分が顔を出すというか…。

 

 

 

高校時代にやっていたサッカー部でもよく言われていましたが、「緩急」をつけることがすごく苦手な僕は、会社の仕事でも、何に対しても力が入りやすいんですよね。

 

 

 

一生懸命というより、力の抜きどころがわからない…。笑

 

 

● 患者(お客)さんの接客

● 書類の作成

● 上司や部下への報連相

● 会議の準備

● クレーム処理

● 掃除を含めた職場の美化まで

 

 

会社で働いていると、色々な仕事を任されるだけでなく、真面目で責任感が強い人ほど、職場を良くしようと仕事を自分で見つけてしまうし、気づいてしまったら、やらずにはいられない…。

 

 

 

その結果、必要性の低いことまでも全力を出しきってしまうから、気力も体力も尽き果て、疲労ばかりがたまっていくんです。

 

 

 

だから、会社で働いていると、うつ病者の真面目さや責任感を使いこなすのがとても難しい。「もっと適当にやればいいんだよ!」という他人の適当なアドバイスも、大して参考にはならないしね。

 

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自分のペースで動けると、うつ病者の性格や考え方が問題になりにくい

昔のサラリーマン時代と今のフリーランスの大きな違いは、フリーランスは、自分のペースで動ける環境であること。自分で仕事の内容や量も選べるし、休みたい時には休め、関わりたくない疲れる人とは長いお付き合いをしなくていい。

 

 

 

僕は、「うつ病者にはフリーランスがいい!」という単純な考えを訴えたいのではなくて、どこで働いたとしても、自分のペースで動ける環境であれば、いま必死に変えたいと思っている真面目さや責任感が強い性格と考え方が、大した問題にならないということです。

 

 

 

例えば、いま僕はフリーでwebライターの仕事をしているんですが…

 

 

● クライアント(お客様)以外の干渉がない

● 報連相もクライアントだけでいい

● 時間にとらわれない

● 職場の美化 = 家事(家の掃除)

● 頭と体が働かなくなったら、寝れる

 

 

ひとつひとつの仕事に、真面目にじっくり考えたり、取り組んだとしても、仕事のペースを自分で調節できれば、考え過ぎで頭がいっぱいになっている時は好きに休め(逃げられ)ばいいし、調子があがってきたら(立ち直ってきたら)、また再開すればいい。

 

 

 

真面目な性格や責任感で、自分の首を絞めてしまっても、逃げたり、立ち直れるだけのペースを調整できれば、変えようと思っていた性格や考え方が、フリーランスでは大した問題にはならなかったんです。

 

 

自分のペースで動ける環境では、真面目さや責任感が武器になる

自分で仕事の内容、ペース、関わる人を調整できれば、むしろ、真面目さや責任感の強さは武器になります。

 

 

 

今まで、無駄だった他人の顔色を伺う行為、周りへの気づかい、職場の人全員に合わせていたペース配分、余計な仕事への対応など、自分にとっての無駄をとにかく削れる。

 

 

 

フリーランスは、自分がやるかやらないか。クライアント(仕事を依頼してくる人)との1対1のやり取りがほとんどなので、自分がやりたいと必要性を感じることだけに、気力と体力を集中できるようになったんです。

 

 

 

余計なことを考えないくてよい分、クライアントとの仕事だけに力を注げると、「とても丁寧な印象を受け、採用させていただきました。」「迅速な対応をしていただき、ありがとうございます。」「想像以上の完成度で、嬉しいです。」と、感謝やお褒めの言葉をいただき。

 

 

 

「これでもか!」っていうくらいに、自分に自信が持てるようになりました。

 

 

 

物事の融通がきかないし、不器用な性格であっても、使い方や環境が変われば、元々、備わっていた真面目さや責任感は武器になるんです。だから、「うつ病は、真面目で責任感の強い性格の人がなりやすい」からって、必ずしも、全部修正する必要があるとは、僕はもう思いません。

 

おわりに

うつ病になった人が、真面目で責任感がある性格と一様にはもちろん思っていませんが、色々なことを自分で背負い込んでしまう性格や考え方の人が多いと思います。

 

 

 

認知行動療法などを学んで、自分の考え方を変えることも、たしかに役に立ちますよ。

 

 

 

ただ、自分の性格や考え方を変えようとする努力に疲れを感じるようなら、真面目さや責任感が上手く発揮できるように、環境をかえてみると良いです。楽です。変えたいと思っていたことが、むしろ武器になりました。

 

 

 

真面目で責任感がある性格や考え方が、生きづらさを助長していると考えるのではなくて、上手く使える環境を探してみると、自分に自信を持って仕事ができると思いますよ。

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