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うつ病を理解してもらえないなら、理解されないものだと開き直れ!

2019/02/03
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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うつ病を理解してもらえない

 

うつ病の療養生活で一番辛いのは、家族にうつ病を理解してもらえない事だと思います。

 

うつ病を理解してもらえないと、

 

 

● 家族に気をつかう

●自分のペースで過ごせない

●療養しているのに、気が休まらない

 

 

うつ病で「気力が湧かない事」や「疲れやすい事」など、家族に病気の理解をしてもらえないと、自分のペースで過ごせないから、療養していても、気が休まらない…。

 

 

 

僕は、家族にうつ病を理解してもらえない時は、「理解してもらえなくたっていい!」という開き直りが、療養生活をする上で大事だと思うんです。

 

 

というのも、うつ病について理解できない家族側の事情もあると気づいたからです。


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家族に、経験値と金銭的な余裕がないと、うつ病を理解できない

自分が経験した事がない出来事は、当事者の気持ちを理解しようにも、辛さや苦しさのイメージはできませんよね?

 

 

うつ病の場合、家族が病気を理解するには、2つの条件がそろっていないと、家族にも余裕がなく、うつ病を理解してもらうのは難しいと思うんです。

健常者の家族には、うつ病の経験値がない

僕は、高校生の時に、サッカー部の練習試合で足を骨折し、入院・通院とで、4ヶ月ほどリハビリをした経験があります。

 

 

骨折は理解されるけど、うつ病は理解されにくい。

 

よく骨折とうつ病は、辛さや苦しみの理解に差がある例として、引き合いに出されますよね?

 

 

そこで、僕は自分の母親に、インタビューしてみたんです。

 

僕の母は、骨折をした人の家族、うつ病になった人の家族の両方を経験したので、骨折をした息子、うつ病をした息子を見て、それぞれどのよう事を思ったのか、聞いてみたんです。

 

 

以下は、骨折とうつ病とで、なぜ家族の理解に差があるのかを母へのインタビューから分析し、まとめたものです。

 

 

 

注目してほしい部分は、赤枠 でかこった家族の経験値です。

 

インタビューしてみると、僕の母は、昔の友達や今の友達にも、うつ病で苦しんでいた方が何人もいるそうなんです。

 

 

だから、息子がうつ病で働けなくなったと聞いた時、「全部は理解できないけど、苦しいんでしょうね。」と、うつ病の辛さや苦しさに一定の理解は示してくれました。

 

 

当たり前すぎて忘れがちですが、人は自分が経験がのない事に対して、辛さや苦しみをイメージする事はできないんです。

ましてやうつ病は、目でみることができない病気。

 

 

当然、うつ病の経験がない家族や身近にうつ病になった人がいなければ、家族にもうつ病を理解できるだけの経験値はありません。

 

 

だから、うつ病と診断されたあなたに、家族もどう接していいのか、何が起きているのかを受け入れるまでには時間がかかると思うんです。

 

家族の注目は、病気ではなく、あなたが生活していけるかどうか

簡単に言うと、家族はうつ状態よりも、収入が減ったり、収入がなくなってしまって、これから暮らしていけるかどうかに不安を抱いているのだと思います。

 

 

僕がうつ病の診断を母に伝えた時、母から返ってきた言葉は、「あんた住宅ローン払っていけるの?」でした。

 

僕には、妻も子どももいて、一戸建て住宅、35年のローンを組んでいたので、なおさらお金の心配をしたんでしょうね。

 

 

おそらく、うつ病当事者の気持ちを代弁すると、次のように思うのではないでしょうか?

 

 

ただ、現実的に家族にとっては、うつ病の辛さや苦しさよりも前に、この先暮らしていけるのかどうかが問題に感じるのだと思います。

 

自分好みの心配の仕方ではないかもしれないけれど、家族なりに、あなたの生活を心配してくれているんだと思うんですよね。

 

うつ病を理解してもらえないと開き直る方が、結果的に自分の気が休まる

うつ病の辛さや苦しさを理解してもらえないと思うと、さらに辛さや苦しさが増すだけです。

 

 

理解してもらえないと歯がゆく思うほど、自分の気が休まりませんよね。

 

 

家族側にも、うつ病を理解しにくい事情がある事がわかりましたし、家族に、無理に理解を求めるのは、お互いに酷な話だと思うんです。

 

 

だから、僕はどんな時でも、こう考えるようにしています。

 

 

「理解してくれなくていい。否定さえしてこなければ。」

 

いくら家族といえど、違う人格、価値観、経験を持った他人です。

 

 

だから、どうしても理解できないこともあると思うんです。

 

 

自分ではない人に、自分の本当の気持ちを理解してもらう事は難しい。

 

家族でも理解できない事があると開き直るくらいの気構えの方が、結果的に気が楽になり、本当の意味での療養につながると思うんです。

 

おわりに

自分のうつ病の辛さや苦しさに、理解を示そうとしてくれる家族がいたとしても、本当に理解できる家族はいないと思います。

 

 

家族には、うつ病の経験値もないでしょうし、病気の症状よりも、あなたの暮らしの方が気がかりです。

 

 

「うつ病が理解してもらえない」と嘆くことにエネルギーを使うなら、理解してもらえない事を前提にした方が、自分の気が休まり、しっかりとした療養ができると思いますよ。

関連記事:うつ病は理解されないからこそ、家族に伝える必要がある

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