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うつ病で在宅の仕事をはじめる!からだのために考えておきたい2つのこと

2019/10/25
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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うつ病になって在宅で働こうと考えても、会社以外で仕事をするイメージはなかなかつかないもの。

 

これまでずっと同じ仕事をしてきたり、これからサラリーマン時代とは違う職種で働こうと考えていたりすると、在宅で働くことが不安に感じますよね。

 

僕は、うつ病で勤めていた会社を退職してから、在宅で仕事をするようになりました。今まで会社で働いた経験しかなかったので、在宅ワーク、それも病気を療養しながら働こうと考えた時には、不安な気持ちでいっぱいだったことをよく覚えています。

 

僕の知る限りでは、うつ病の人に対するほとんどの就労支援は、「会社への仕事復帰」を目的としたもの。ですから、うつ病を療養しながら在宅で働こうと考えても、誰かから助言をもらえたり、何かしらの支援を受けたりすることは難しいでしょう。

 

助言や支援がない中で仕事をはじめなければいけないのだから、在宅ワークをはじめる不安も強くなるものなのかもしれません。

 

この記事では、うつ病で会社を退職し、在宅ワークをはじめようと考えている人に、自分の経験を通して感じた「うつ病を療養しながら自宅で働くポイント」を紹介します。できるだけ体調を崩さずに在宅で働いていくためには、どういったことが必要になるのでしょうか?

うつ病でも、在宅で仕事ができる

まずは、僕がどのような経緯で在宅ワークをはじめたのか。これまでの経過がイメージしやすように、在宅ワークをはじめた経緯を簡単に紹介します。以下は、うつ病になってから在宅で働けるようになるまでの流れをイラストにしたものです。

 

 

うつ病になる前の僕は、病院で患者さんにリハビリを提供する「作業療法士」という仕事をしていました。

 

朝9:00~夕方17:00くらいまで、病気やケガで入院している患者さんのリハビリをおこなうことが日課だったのですが、徐々に不安感や倦怠感、集中力の低下などといった症状に悩まされるようになり、精神科を受診したんです。

 

何度か通院したのち、医師からはうつ病の診断を受け、務めていた病院(会社)を3ヶ月ほど休職することになりました。一応、休職が終わってからも務めていた会社に復職をしたんですけれど、1ヶ月も経たないうちに再び体調を崩し、休職できる期間も残っていなかったことから、そのまま会社を退職しました。

 

会社を退職した時の僕は、別の会社に転職するという選択肢は考えませんでした。というのも、決められた就業時間内に働いたり、仕事の人間関係を作ったりすることがストレスに感じていて…。

 

別の会社に転職しても、そういったストレスで体調を崩すだけのように感じられたので、自分のからだのことを考えて、在宅ワークをはじめることにしたんです。

 

ところが、いざ在宅で働きはじめても日によって体調の変動が大きかったので、サラリーマン時代のようには働けませんでした。むしろ、やる気が全く起きない時や不安な気持ちで仕事に集中できないことなど、体調不良に悩まされる日のほうが多かったです。

 

「会社を退職して、すぐに在宅でまともな仕事ができるか?」と言えば、全くそんなことはありません。会社を辞めたからと言って、うつ病が完治するわけではないので、からだの調子と付き合いながら働いていくことを考えておいたほうが良いでしょう。

 

僕の場合も、仕事が軌道に乗り始めた頃には、会社を退職してから約1年が経っていました。

 

うつ病を療養しながらも、在宅で働くことはできます。ですが実際には、体調が安定しない日も多いでしょうし、病気になる前のようにいきなりバリバリと働けないこともありました。

 

だから、在宅で働くことを考えた時には、最初は、「からだに余裕がある時間だけ仕事に使う」くらいの気持ちでいたほうが、思ったように働けない状態であっても不安を抱えず、少しずつ仕事をする生活に慣れていける良いでしょう。

 

在宅で仕事を始める時に、からだのために考えておきたい2つのこと

うつ病の人に限ったことではありませんが、在宅で働く時には、特に体調を崩さないように気をつけなければなりません。健康に注意してないと、病気が悪くなる可能性だってあるでしょうし、働けなくなっても、サラリーマン時代の福利厚生のような保障がないからです。

 

では、療養しながら働くためには、どういったことに気をつけると良いのでしょうか?実際に働いてみてわかったポイントは、主に2つです。

 

1.仕事内容よりも、働き方が大事

在宅ワークでは、仕事内容で悩むことが多いかもしれません。そもそも、自分にどういった仕事ができるかわからないですし、サラリーマン時代におこなっていた仕事以外で生活をしていくイメージが持てないこともあるでしょう。

 

でも、うつ病を療養しながら働く時には、仕事内容よりも働き方のほうが重要です。

 

というのも、仕事のストレスが強いと病気が悪くなる可能性もありますし、体調を崩せば、そもそも働くことさえできなくなりますし、逆に体調が良ければ、仕事内容に関わらずがんばれたり、新しい仕事にも挑戦したりする気持ちになれるからです。

 

僕は、現在、webライターの仕事をしています。サラリーマン時代には、サービス業の経験しかありませんでしたが、「自分にも文章なら書けそう」という単純な理由から、ライターの仕事をはじめました。

 

全く未経験の仕事だったんですけれど、ホームページなどの記事を書く仕事をしながら、時には、企業の社長にインタビューして取材記事を書くといった仕事をおこなうこともできたんです。

 

このように、うつ病を患っていたとしても、体調さえ良ければ、未経験の仕事であっても目標を達成するために力を発揮できるでしょう。

 

一方で、仕事を抱え込み過ぎた結果、一時期はうつ病を再燃しかけたこともありました。一度に多くの仕事を抱えこんだことで、睡眠時間が減り、生活リズムが乱れたことからやる気がなくなったり、倦怠感が強まったりして、仕事や家事がほとんどできない状態に陥ったんです。

 

在宅の仕事の特徴は、仕事量を調節したり、仕事のon/offを切りかえたりする調整を、すべて自分でやらなければならないということです。色々なクライアントから、一度にたくさんの仕事を受注すればオーバーワークになりますし、遅くまで仕事をしていれば、睡眠時間が少なくなるかもしれません。

 

 

体調を優先して考えるなら、仕事内容よりも働き方のほうが大事になるでしょう。在宅で働く時には、何をやるかよりも、どのように働くかを重点に考えてみてはいかがでしょうか?

 

2.療養の時間を大事にする

働きはじめると、ついつい仕事ばかりに時間を費やしてしまうもの。睡眠のリズムが整ったり、運動の習慣がついたりしてきたのに、仕事づけの生活になってしまったら、うつ病になった時のように体調を崩す可能性も高くなるかもしれません。

 

うつ病になりやすい人は、「仕事」の面を重視し、「睡眠」「食事」「休息」といった面を軽視しがちです」とも言われています。引用:坪井 康次(2017).患者のための最新医学 うつ病 高橋書店,pp174

 

在宅で働きつつ、運動習慣を身につけたり、食習慣を見直したり、仕事に対する考え方や働き方を見直したりするなどして、徐々に仕事のリズムを作っていけると、からだへの負担が少なく、長く働いていけるでしょう。

 

仕事も楽しめるし、仕事以外のことにも楽しみを見つけると、これからの生活そのものが楽しく感じられてくるのではないでしょうか。

 

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