うつ病人の生き方・働き方改革

どう見せるかが大事!割り箸イーゼルを使った作業療法作品の見せ方

2019/02/06
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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作品を作ったはいいが、完成度が…ね?
患者さんと一緒に、作業療法で作品作りを行った時は、お互いに納得のいく完成度を求めたい時もありますよね。作品の完成度は、達成感にも繋がりますし、他の作業療法士やスタッフ、患者さんが賞賛してくれた方が、本人の自己肯定感が高まるはず。
この記事では、そんな作業療法で作った作品の見せ方や完成度をあげる為に、手作りできる『割り箸イーゼル』の作り方を紹介します。紙のような薄い作品の飾り付けには、ぜひおすすめ。
例えば塗り絵であったり、どんな作品であっても、見栄えが格段に良くできると思いますし、色々な人に見て貰える機会を増やせると思いますよ。
作業療法では、何を作るかと同じくらいに、どう見せるかも重要だと思うんですよね。


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イーゼルとは何?なぜイーゼルなの?

イーゼルとは、絵等を飾る三脚型の形をしたもので、美術の時間にでも、見た事があると思います。
イーゼルを使うメリットは、『平面の作品に、立体感を出せる』事。立体的な作品は、多くの人の目につきやすいですし、作品に風格や奥行きが出て、見栄えがとても良くなると思うんです。
塗り絵やちぎり絵等の作品は、作業療法でもとりかかりやすいけれど、平面的な作品って、作成に関わった人以外は、完成に気づきにくいですよね?それと、素人が描いたり、作った作品でも、ちょっとこじゃれた雰囲気を出したら、嬉しいし、喜ばれる。それが、イーゼルを手作りしようと思ったきっかけです。
そんなイーゼルを割り箸で作る事にもこだわっています。
割り箸は加工が簡単で、家庭にある材料だから、制作費がタダ。100円均一に行けば、小さなイーゼルが売られていますが、100円がかかってしまったイーゼルでは、飾った時の価値が下がる気がするんですよね。
こんなものも作れるの?そんな驚きと発見が、わざわざ割り箸でイーゼルを作る意味であり、お金をかけない事で患者さんに費用に対する気を使わせず、気楽に、飾りつけてもらえる動機となります。

見せ方ひとつで、活動と参加の仕方が変わる

結構大げさな事を言いますが、病院や施設という閉鎖された環境では、ちょっとした見せ方の工夫が、患者さんの行動する動機を左右すると思うんです。
例えば、前に働いていたリハビリ病院では、作品を展示するスペースがあったんですね。他の患者さんが作った絵や作品を見たりしながら、自分で作成した作品を飾りに行ける社会参加の機会と、活動を起こす動機がありました。
展示スペースに、平面的な作品を飾っても、まず気づかれないんです。見づらいので。それを立体的に飾ると、誰かに見て貰える事を理解しやすくなりますし、奥行きが出ると、作品から風格さえ漂います。
展示スペースがあって、そこに展示する事を目的としたり、他の人に見て認めて貰える事は、社会参加のきっかけになりますし、作品を作って飾ってみようとする活動の動機づけになると思いますよ。
『歩きましょう』ではなく、『飾りに行きましょう』作業療法士だったら、そんな風にリハビリに誘いたいですよね。
前説が長くなりましたが、具体的な作り方を紹介していきます。

割り箸イーゼルの作り方


材料:割り箸2~3膳
   はさみ
   木工用ボンド
   輪ゴム
イーゼル道具.JPG
時間:20~30分、ボンドを固めながら進めるので、待ち時間がかかる。
ポイント:ボンドが乾くまで待つ。作品の大きさに応じて、割り箸を切ってサイズを変える。
工程① 飾りたい作品の大きさを考えながら、割り箸を切ります。※この記事で作成しているイーゼルの大きさは、市販されている割り箸を半分に切ったサイズになります。割り箸は、はさみで簡単に半分にできますよ。
工程② 作品が乗る台の部分をボンドで貼りつけます。ボンドを塗った後に、輪ゴムを巻くと強固にくっつきやすいです。

割り箸 くっつけ方.JPG

工程③ 別の割り箸2本を下の写真のように、貼りつける。※ノートを下に敷いている理由は、くっつける部分が、浮かないようにする為です。

割り箸 くっつけ方2.JPG

工程④ それぞれのパーツをボンドで組み合わせます。工程③で交差させた割り箸部分を後ろ(下の方)から支えるように、もう1本、割り箸を立てます。

イーゼル 完成.JPG

割り箸イーゼルの使い方

過去に、作業療法で飾り付けした作品を以下に挙げてみます。
● A4コピー用紙サイズの塗り絵
● 画用紙を使った季節の貼り絵
● クロスステッチの編み物(板状のプラスチック)
● お菓子の箱に、ドライフラワーを敷き詰めたフラワーアート?
イーゼルに飾る作品は、画用紙以上の厚みがあって、あまり重さのないものがよいと思われます。コピー用紙等の薄い作品は、ふにゃっと曲がってしまったり、エアコンの風で飛びます。
重さについては、ボンドだけで固定しているので、強度から考えると、軽い作品をおすすめします。ボンドで固定した部分を紐などで縛ると、強度が増して、少し重いものに、対応できるかもしれませんね。
割り箸イーゼルを使うと、周りの人が賞賛する機会や賞賛度も高まりますが、それ以上に、ほぼ100%、
『いいわね』とまんざらでもない隠しきれない喜びを本人から感じられると思います。
そういう場面を見ると、また作ってみたくなってしまうんですよね。

まとめ

作業療法で作成した作品の飾り方として、割り箸イーゼルの作り方、使い方を紹介しました。何を作るかも大事ですが、本人の満足感や周囲の賞賛を得る為には、見せ方にこだわってみるのも大事です。
平面よりも立体。見せ方を変えれば、素人が作った作品も、展示という社会参加の機会を作る作品にもなり得ると考えます。
参考になったら、試してみてくださいね。

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