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書評 「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

2019/10/18
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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いつも考えごとをしていると、仕事やプライベートにも集中しづらいもの。頭の中が散らかっているから、何をしても楽しめないということはないでしょうか?

 

『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』は、頭のモヤモヤを解消して「今この瞬間」に集中しやすくなる方法を紹介した本です。

 

仕事をしていればプライベートのこと、プライベートを過ごしていると仕事のことを考えているような生活は、忙しく感じるだけで疲れますよね。この本はそういった色々な考えごとによって、自分の気持ちが追い込まれやすい人が読んでおきたい本でした。

 

ここでは本の紹介をしながら、内容がイメージしやすいように書評をしていきます。

『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』とは?

この本の著者は、認知科学者の苫米地 英人(とまべち ひでと)さんです。

 

「認知科学」とは、「人間の知覚、記憶、思考などの知的機能のしくみを、心理学や計算機科学などのさまざまな分野の視点から研究する科学。(引用:コトバンク)」のこと。

 

苫米地さんは、この本のほかにも『夢を実現する数学的思考のすべて』や『「イヤな気持ち」を消す技術』などの多くの本を執筆しています。

 

この本は情報が多い現代社会の中で、余計な考えにとらわれず自分の人生に集中できるようになる方法を紹介した一冊です。脳科学的な視点に基づいて書かれているので、読書を通して自分の考えを整理するタイプには読みごたえある本です。

 

僕はこの本を読んで、自分の感じ方や考え方の癖がやる気や集中力の妨げになっていたことに気づけました。

 

どういったところが役に立ちそうか、書評として感想を書いていきます。

 

ゴールを立てて余計な「感情ゴミ」は捨てる

自分が本当に重要だと思えるゴールを意識し、そのゴールに向かって進もうとすれば、それだけで頭のゴミはかなり減ります。

ゴールがないから、あなたの一瞬一瞬がゴールのためではないから、感情に振り回されてしまうのです。

(引用 苫米地 英人(2012):「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!.コグニティリサーチラボ

僕は自分の仕事やプライベートを振り返ってみた時に、行き当たりばっかりで、壁にぶつかった時にはやる気や集中力がなくなりやすい傾向があることに気づきました。

 

壁に当たると急に気分が落ち込んで、からだがずっしりと重くなるんでよね。

 

こういった困難によって感情に振り回されないために、はっきりとしたゴールが必要になるのでしょう。

 

僕はこの話を聞いた時にサッカーを例にとるとわかりやすいと思いました。

 

僕は高校時代、サッカー部に所属していたのですが、サッカーのゴールはとてもシンプルでした。サッカーは、ボールをゴールの中に入れることを目的とするスポーツなので、プレーヤーはグラウンド上のどこからでもとにかくゴールだけを狙っています。

 

プレーヤーからするとはっきりとしたゴールがあったので、そこに向かうための最短の方法を考え、余計な感情に惑わされずにゴールを目指すことができました。

 

もちろんスポーツと仕事やプライベートでは色々な点で違います。

 

ですが、何をするにも自分のやりたいことを達成するためには、自分が真っすぐ突き進めるはっきりとしたゴールが必要になるのではないでしょうか。

 

自分を傷つけるだけの「自己反省会」は捨てる

実際には一度しかおこっていないマイナスの出来事でも、その出来事についてのマイナスの自己対話をくり返すと、脳の中では何度もその出来事を体験したのと同じことになり、「自分はダメな人間だ」というブリーフが強固になります。

(引用 苫米地 英人(2012):「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!.コグニティリサーチラボ

自分では意識していませんでしたが、僕も嫌な体験を思い出しては、自分がダメだったところを分析・反省していることは多かったです。

 

最近では、前の職場に勤めていた頃の嫌な記憶を思い出してはよく自分を傷つけていました。

 

当時の話をすると、職場の先輩から「あなたの方法でやっても、お客さんには何のメリットもない」といったことを言われたことがあったんです。

 

その先輩の発言に根拠はなかったのですけれど、自分よりも先輩で、仕事はできる人だったし、自信満々ではっきり物事を言う人でしたから、その先輩の指摘したことが真実に思え、僕は「自分が何の役にも立たないサービスをお客さんに提供した」と罪の意識にかられてしまったんです。

 

そしてその頃から、何かのきっかけでネガティブな気分になると、当時のことを思い出しては自分はダメな人間だと思うようになっていました。

 

実際は一度しか嫌な体験をしてないはずなのに「自己反省会」をくり返していたので、自分で自分に「ダメな人間」と刷り込んでしまっていたのでしょうね。

 

色々な場面で、自分の考え方の癖をきっかけに自己否定をくり返していることがあると思います。自分を傷つけないためには、余計な「自己反省会」をしようとしている自分に気づく必要がありそうです。

 

「自己中心的な考え」を捨てる

人間の幸福とは自分だけのものではありません。他人が幸福になってこそ自分の幸福なのです。

「やりたいことが分からない」と言う人に、私はこんな視点をおすすめします。「自分が何をすれば他人が喜ぶだろう?」という視点で考えるのです。実は、それが「やりたいこと」を見つける近道なのです。

(引用 苫米地 英人(2012):「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!.コグニティリサーチラボ

僕は自分の気持ちを大事にしたり、欲求を満たしたりする中に幸せがあると思っています。何を持って「幸せ」と考えるのかは、人によって違うでしょう。

 

ただ、「やりたいこと」が見つからない時に「他人の幸せを考えてみる」という視点は、自分の行動を促すためにも必要な視点のひとつだと思いました。

 

毎日忙しく生活していると、仕事にしてもプライベートにしても、自分のやりたいことがわからなくなることってありますよね。

 

とりあえず動き出してみたら、自分のやりたいことが見つかるということもありますけれど、その動き出すきっかけが見つからない。そういった場合には、一端「自己中心」から「他己中心」に切り替え、他人のために動いてみたほうが行動を起こすきっかけが作りやすいと思いました。

 

仕事やプライベートが忙しく精神的に疲れている時には、自分のことだけで精一杯になりがちです。

 

しかし、「自己中心的」な視点と「他己中心的」な視点のどちらも持っておけると、気持ちが追い込まれている時にも、自分が本当にやりたいことを見つけるための行動を起こしやすいかもしれませんね。

 

こんな人におすすめ!

・色々なことを考えすぎて、自分のことに集中できない人

・いつもモヤモヤしている人

・考えごとをしすぎて疲弊している人

・自分を成長させる本が読みたい人

 

一点だけ注意としては、この本は通説を批判したりはっきりした物言いが多かったりするので、他人の意見にどっぷり浸かりやすい人は、「こういった考えもあるんだな」という気楽な気持ちで読むことをおすすめします。

 

溜まりに溜まった「頭のゴミ」を捨てることができると、自分の人生に集中しやすくなると思いますよ。

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