うつ病をきっかけに新たな生き方を模索する人のためのブログ

心のエネルギーとは?枯渇した無気力状態の時におこなうべきエネルギーの貯め方

 
この記事を書いている人 - WRITER -
たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
詳しいプロフィールはこちら

生きる気力も湧かない無気力状態は、“心のエネルギーが枯渇している”と言われます。何もかもがうまくいかない時には、心身も疲れきり、まさにエネルギーがなくなってしまったように感じるものです。

 

ただ、“心のエネルギーが枯渇している”と言われても、自分がどのような状態に陥っているのかイメージできないということも。

 

心のエネルギーとは何か?回復させるにはどうすれば良いのか?疑問に思うこともあるでしょう。

 

ここでは、心のエネルギーについて説明しながら、枯渇したエネルギーの貯め方を紹介します。

心のエネルギーとは?

心のエネルギーとは、人間の意欲や元気の源になる力のことです。

 

多くの精神科医は、病気の治療や研究をするなかで、「心にもエネルギーがある」と考えたほうが患者の状態を理解しやすかったことから、心のエネルギーの概念や理論が生まれたのだそう。

 

京都大学の名誉教授であり、臨床心理学者の(故)河合 隼雄教授も、著書「イメージの心理学」を通じて、心のエネルギーの考え方について次のように述べています。

人間にとって、身体的なエネルギーのみではなく、心的エネルギーの存在を考えると、多くの現象が理解できる。同じように椅子に一時間坐っていても、「心を使って」いるときは疲労の度合いが強い。身体的には何も支障がなくとも、何もする気がしないときは、心的エネルギーが低下していると考えられる。

(引用 河合隼雄(1991):イメージの心理学.青土社

 

つまり、心にもエネルギーがあって、体と同じように心も疲れたりエネルギーがなくなったりしているのです。

 

無気力状態は、心のエネルギーが枯渇している証拠

心のエネルギーが枯渇して、やる気がなくなったり意欲が湧かなくなったりするのが、いわゆる「無気力」です。無気力状態では、心身が疲れきり、何かやるべきことがあっでもがんばれなくなります。

 

実は、僕自身もうつ病を患っているのですが、はじめて精神科を受診した時には、主治医から「心のエネルギーがなくなってしまったんだね」と言われました。

 

もちろん、誰もが病気になるわけではありませんが、心のエネルギーが枯渇すると精神的な病気につながってしまうということも。

 

ですから、やる気がなくなったり、意欲が湧かなくなったりして無気力状態を実感した時には、心のエネルギーを貯めていくことが大切です。

 

枯渇したエネルギーの貯め方

では、枯渇したエネルギーは、どのように貯めることができるのでしょうか?心のエネルギーを貯めるには、次の2つのことが重要です。

 

睡眠をしっかりとる

ひとつは、睡眠です。睡眠には、からだに蓄積した疲労を回復させる効果があります。

 

また、しっかりと睡眠をとると頭のなかの情報が整理されるので、記憶が定着しやすかったり、感情や情緒が安定しやすくなったりするというメリットも。

 

精神科医であり、フェイスブックやYoutubeでも情報発信をしている樺沢 紫苑医師は、著書「人生うまくいく人の感情リセット術」のなかで、からだを自然回復する方法として睡眠の必要性を次のように述べています。

 

私たちの身体には「自然治癒力」が備わっています。多少のストレスがかかっても、自分の力で自然に回復できるようになっているのです。ただし、その自然治癒力を発揮するためには、最低限の条件あります。「睡眠」「運動」「休息」の3つがきちんと取れていることです。この条件さえ整えば、多少のストレスがかかっても、自然に回復し、心や身体を壊すことはありません。

(引用 樺沢 紫苑(2018):人生うまくいく人の感情リセット術.三笠書房

 

要するに、睡眠をとらないと枯渇したエネルギーが回復しないので、心もからだも壊れやすくなってしまうのです。

 

しかしながら、精神的な不調になりやすい人は、「睡眠」「運動」「休息」を軽視しがちとも言われます。寝る間も惜しんで、つい仕事をがんばりすぎる習慣がある人も多いのではないでしょうか?

 

やる気がなくなったり、意欲が湧かなくなったりしているのに睡眠時間を削ってがんばっても、注意力や集中力は続かないですし、仕事の効率もあがりません。それどころか、ますます睡眠時間が削られて「無気力の悪循環」から抜け出せなくなるでしょう。

 

ですから、無気力状態の時は、しっかりとした睡眠をとることを第一に考えて、心のエネルギーを貯めるようにしたいものです。

 

好きなことに没頭する

心のエネルギーを貯めるもうひとつの方法は、“自分が好きなことに没頭する”ことです。

 

好きなことに没頭することは、心の観点だけではなく、脳科学的にもやる気が湧くメリットがあります。人間は好きなことに取り組むと、頭のなかで「ドーパミン」と呼ばれるモチベーションをあげる神経伝達物質が分泌されるので、好きなことをすればするほど、物事のやる気が湧いてくるのです。

 

逆に、義務的におこなったり、悩んだりする作業は、エネルギーを減らしていきます。例えば、任された仕事を嫌々おこなったり、仕方がなく友達の遊びに付き合ったりなどすると、心のエネルギーをたくさん消耗するので疲れやすくなります。

 

心身が疲れて無気力状態になった時には、心のエネルギーを貯めるためにも“自分が好きなことに没頭する”ことが大切です。

 

自分でやる気や疲労をコントロールする

このように、「心にもエネルギーがある」と考えたほうが、無気力に陥っている状況や疲労のコントロールがしやすいでしょう。

 

「生きる気力も湧かない」「何もかもうまくいかない」無気力状態から抜け出すには、しっかりとした睡眠をとったり、好きなことに没頭したりして、心のエネルギーを貯める必要があります。

 

まずは、心のエネルギーの状態について意識してみながら、自分でやる気や疲労をコントロールしてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いている人 - WRITER -
たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 僕の人生にうつがきた , 2020 All Rights Reserved.