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精神科に通うのをやめたい人に読んでほしい!うつ病当事者が自己判断で勝手に通院をやめた話

2021/10/15
 
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webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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うつ病が回復してくると、精神科の通院の必要性が薄れてきますよね。

「もう、大丈夫そう」といった具合に、自分の体調が安定してきてからは、精神科の通院をやめたいと思えてくるものです。

僕には、精神科に通うのをやめて、うつ病を再発した経験があります。

精神科の通院は、自己判断で勝手にやめてはいけないと言われますが…

うつ症状が安定した人には、通院の必要性が実感しにくいでしょう。

精神科の通院を自己判断で勝手にやめると、どうなるのか?

ここでは、精神科に通うのをやめてうつ病を再発してしまった実体験について、お伝えします。

精神科に通うのを自己判断でやめたら、うつ病を再発した

僕が初めてうつ病になったのは、20代後半です。

当時は、うつ病が理由で3ヵ月休職したのち、在籍する職場に復職しました。

それからは、1年半くらい同じ職場・部署で働くことができたんです。

問題は、その後の転職したことです。

僕は、転職をきっかけに、精神科の通院をやめてしまいました

「働く環境を変える話をすると、主治医に転職を止められてしまうかもしれない…」

そういう思いから、精神科に通うのを自己判断で勝手にやめてしまったんです。

抗うつ薬を断薬しても離脱症状は出ず

精神科に通うのをやめて問題になるのが、まず断薬による離脱症状です

抗うつ薬は、急に服用をやめると脳内のセロトニン濃度が減り、離脱症状が出る可能性があります。

離脱症状とは、次のようなものです。

① 吐き気やおう吐、食欲不振といった消化器症状
② 発汗や火照り、いつもより暑く感じるといった自律神経系の変化
③ 寝にくくなったり悪夢を見たりする
④ めまいやくらくら感、ふらつき
⑤ 手の震えや脚のムズムズ、話しにくい等の動作の異常
⑥ 気分の変動、焦燥不安感、イライラ、困惑などの精神症状
⑦ 電気ショックを受けたような異常感覚や耳鳴り、音への敏感さなど感覚の変化
⑧ 疲労感、全身倦怠感、筋肉痛、頭痛といったインフルエンザのような症状
(引用 地域精神保健福祉機構・コンボホームページ

幸い、僕の場合は、抗うつ薬の服用を急にやめても、離脱症状が出ませんでした。

しかしながら、なかには、離脱症状が強くあらわれるケースもあると聞きます。

精神科に通うのをやめる前には、離脱症状のリスクを理解しておくことが大切です

精神科に通うのをやめて約1年後、うつ病が再発

精神科に通うのをやめて1年くらい経過する頃、僕は、うつ病を再発しました

再発に気づいたのは、次のような兆候があったからです。

・朝、起きられない(夕方から調子が良い)
・ 午前中を中心に頭がぼーとする
・ 夜、眠れない
・ 常に、仕事のことを考えて、不安
・仕事に、集中できない
・ 楽しめていたことが、全く楽しめない
・自分のやること全てが、上手くいっていないに思える
・ 他人に迷惑をかけているように感じる
・ 仕事中に、周りに、監視されているように感じる
・ 何もかも、うまくできる気がしない
・ 新しいアイディアが浮かばない
・ 複雑なことが、考えられない
・ 自己嫌悪がおさまらない
・ 食欲が湧かない
・ 死にたいと思う など

これらは、僕が初めてうつ病になった時と同じ症状です。

うつ病の再発は、はじめてうつ病になった時と似た状況で同じような症状が出ると言われています。

僕の場合、通院をやめて1年くらいが経っているので、精神科に通うのをやめたことが直接再発のリスクを高めたかはわかりませんが…。

一般的には、うつ症状が回復してからも、しばらくは服薬を継続することが必要とされています。

一般に、回復してからも、再発予防のために、服薬などの治療は半年から1年ぐらいは継続して行うのがふつうです(維持療法)。
(引用 坪井 康一(2017):患者のための最新医学 うつ病.高橋書店

「もう大丈夫」と思っていても、実は、うつ症状が落ち着いているだけで、うつ病がぶり返しやすい状態にあることも

そうしたことからも、医師の意見を聞きながら通院の継続を決めることをおすすめします

医師が合わなければ、転院もあり

「精神科医」と一口に言っても、治療方針や人間性は人それぞれです。

自分とは馬が合わない、ということもあるでしょう。

相性の合わない人が主治医では、自分の気持ちや考えを素直に打ち明けることができず、治療自体がストレスに感じることもあるはず

このような場合には、別の病院・クリニックへ受診に行ったり、転院したりするのもひとつの方法です

近年では、主治医以外の医師に意見を聞く「セカンドオピニオン」が、患者の当然の権利として認められています。

現代の医療では、セカンドオピニオンは当然の権利として認められています。「先生のご説明には納得いたしましたが、念には念を入れてもう1人の先生の意見も聞いてみたいのですが……」と、少しへりくだって切り出すのがいいようです。拒否する先生のところからはさっさと退散するほうがいいでしょう。
(引用 原 富秀(2018):”持論”を押し付けてくる精神科医は要注意.PRESIDENT Online

医師との相性が原因で、精神科に通うのをやめたいと考えているようでしたら、治療を中止する前に、別の医師の意見や話を聞きに行ってみてはいかがでしょうか

完治するまで、通院を続けたほうが良い

精神科に通うのをやめるかは、最終的に個人の自由です

自分の体調が良くなってきたから精神科のサービスを使わない、というのもひとつの考え方です。

ただし、精神科に通うのを勝手にやめて再発の苦い経験をした立場からすると、主治医から「もう、大丈夫。」と言われるまで、通院を続けることをおすすめします

精神科に通うのをやめるメリット、デメリットを十分に考えながら、治療の継続・中断を判断しましょう。

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