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いやな気分よ、さようなら【要約】自分で認知療法をおこなえる一冊

2020/02/08
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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認知行動療法に関する書籍が増えている昨今。バイブルとも呼ばれる「いやな気分よ、さようなら」の内容が気になる方も多いでしょう。

 

簡易的に学べる本よりも、本格的な内容で構成された本のほうが、しっかりとした知識を学べ実践にもつながりやすいはず。

 

実は、僕もうつ病を発症してから「いやな気分よ さようなら」に興味を持ち、認知行動療法について学びました。この本には、憂うつ感や不安感など、ネガティブな感情に陥った時に、自力で気持ちを立て直せる方法が数多く紹介されています。

 

ここでは、「いやな気分よ、さようなら【コンパクト版】」を要約しながら、内容について紹介します。

「いやな気分よ、さようなら」とは?

「いやな気分よ、さようなら」は、アメリカで活動する精神科医 デビッド・D・バーンズ医師が執筆した本です。

 

バーンス医師は、スタンフォード大学の准名誉教授であり、認知行動療法のパイオニア。「いやな気分よ、さようなら」は、海外では「FEELING  GOOD」という名前で発売され、英語版では300万部以上も売れるベストセラーになっています。

 

【要約】認知行動療法のバイブル

「いやな気分よ、さようなら」は、認知行動療法の考え方や手法について紹介した本です。憂うつ感や不安感など、ネガティブな感情に陥った状態から気持ちを切り替え、自力で立ち直れる数多くの方法を学ぶことができます。

 

元々、この本は、精神疾患を治療中の患者が、バーンズ医師の診療の間に認知行動療法を自主学習するためにつくられた教材です。ですから、読者の立場からすると、精神科医の指導を受けているような気持ちを感じながら、認知行動療法を学習したり、実践したりできるバイブルになるでしょう。

 

読みごたえある6部構成

「いやな気分よ、さようなら【コンパクト版】」は、次のような構成です。

ページ数 440ページ
構成 第1部 理論と研究
第2部 応用
第3部 現実的なうつ
第4部 予防と人間的成長
第5部 絶望感と自殺に打ち勝つ
第6部 日々のストレスに打ち勝つには

 

他の認知行動療法に比べると、圧倒的にボリューム感があります。認知行動療法の成り立ちから考え方の仕組みまで、自分ひとりでしっかりと学べる読みごたえある一冊です。

いやな気分よ、さようなら 自分で学ぶ「抑うつ」克服法 コンパクト版/星和書店/デ-ヴィド・D.バ-ンズ
by カエレバ

【書評】

では、どのように参考になるのか?実際に読んでみた経験をもとに、書評をしていきます。

 

完璧主義を捨て、満足感のある生活を送れる

バーンズ医師は、ネガティブな感情に陥りやすい背景には完璧主義があると言います。これを認知行動療法では、「全か無か思考」と呼ぶそうです。

 

完璧主義の人は、「完璧にやることだけ」が自分や他者を満足させられる唯一の方法であると考えがちです。そのため、物事に手を抜いたり、適当にこなしたりすることができません。そして、多くの完璧主義者は、何でもかんでも物事を完璧にやろうとするあまりストレスを溜め込みやすいのです。

 

僕は、「いやな気分よ、さようなら」を読んで、自分が日常生活のなかで「全か無か思考」に陥りやすいことに気づきました。言い換えると、物事を完璧にやらないと、自分や他人を満足させることができないと考えていたのです。

 

この事実に気づいてからは、まずは自分や他人が満足することだけを目指し、完璧にこだわらずに行動できるようになることで、ストレスが溜まりにくくなりました

 

自分の成功を大切にできる

ネガティブな感情に陥っている時には、自分の成功を見ようとせず、失敗したことばかりに意識が向くようです。これを認知行動療法では、「拡大解釈(破滅化)と過小評価」と呼びます。

 

こういった考え方の癖は、完璧主義であったり、他人と比べて自分の立ち位置を確かめたりする人に多いとか。

 

僕の場合は、「拡大解釈(破滅化)と過小評価」について学び、失敗を気にせず、自分の些細な成功も大切にできるようになり、気持ちが落ち込みにくくなりました

 

がんばってもがんばっても物足りず、できていないことに不安感を持ちやすい方には、ぜひ学んで欲しい考え方です。

 

仕事以外に、存在価値を見つけられる

バーンス医師は、一生懸命に仕事だけをがんばってきた人では、精神疾患を発病して仕事ができなくなると、自分の存在価値を見失って落ち込みやすいとも言っています。

 

僕の場合も、うつ病になって働くことができなくなったので、「家族のお荷物」「社会の迷惑」のような感じがして、とても落ち込みました。

 

「いやな気分よ、さようなら」の特徴は、幸せの感じ方・気づき方についても教えてくれているため、人生における自分の幸せについても考えさせられることです。

 

仕事だけに自分の存在価値を感じられなかった人にとっては、本書を読むことで、人生の楽しみ方も変わってくるでしょう。

 

まとめ

「いやな気分よ、さようなら【コンパクト版】」について、要約や書評をしました。

 

この本は、認知行動療法の考え方や手法を学び、ネガティブな感情から立ち直る方法を身につけられる本です。また、自分の幸せの感じ方・気づき方についても紹介しているので、仕事だけにこだわらない人生の楽しみ方も発見できるでしょう。

 

憂うつ感、不安感、落ち込みやすさ

 

このようなネガティブな感情に悩まされ、思ったように生活が送りにくいのであれば、一読してみてはいかがでしょうか?

いやな気分よ、さようなら 自分で学ぶ「抑うつ」克服法 コンパクト版/星和書店/デ-ヴィド・D.バ-ンズ
by カエレバ
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