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「人が怖くて働けない」状態から、仕事復帰できるまでに必要だった2つのこと

 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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職場の人間関係でつらい体験をすると、仕事で人と関わることが怖くなるもの。

 

退職をすれば職場から距離を置くことはできても、嫌な記憶が残っていると、仕事復帰への恐怖心が強くなりますよね。つらい体験の記憶は、人と関わる怖さを思い出させます。

 

実は、僕も職場の人間関係がうまくいかずに、病気退職をしました。現在では、仕事でクライアントと関われるようになったんですけれど、一時期は人が怖くてまともに働くことができませんでした。

 

病気退職をして療養している方のなかには、「人が怖くて働けない」という人もいるでしょう。

 

そこで、仕事復帰へのハードルが低くなるように、僕が人に対する恐怖心を克服して、仕事ができるようになったきっかけを紹介します。

なぜ、人が怖くて働けないのか

嫌な記憶は、その当時のつらい思いや恐怖心を思い起こさせます。「仕事をすること」が怖く感じられるのは、職場の人から心をひどく傷つけられるような体験をしたからでしょう。

 

僕の場合も、職場の人から陰口を言われたり、妬まれたり、ひどい言葉をあびせられたりなどして病気退職をしたので、会社を辞めてからもしばらくは、人との関わりが怖くて仕方がありませんでした。

 

会社で取り立てて大きな問題を起こしたわけではないと、どこに問題があったのか解決策の見当もつかないので、自分のなかには人に対する恐怖心だけが残ってしまうんですよね。

 

恐怖心が残っているために、人と関わることを考えると自分の人格が否定されたり、傷つくような怖い感じを思い出したりということも。

 

ただ、社会で働くには、多少なりとも人と関わっていかなければなりません。

 

僕は、現在webライターとして、ホームページやブログに掲載する記事を執筆する仕事をしています。この仕事は、自宅でおこなうことができるため、クライアントとも顔を合わせる必要がないのですが、それでもメールやチャット、電話などで人と関わりを持っていく必要があります。

 

つまり、働き方に関わらず、仕事復帰をするには人への恐怖心を減らし、仕事をするためのアクションを起こせることが大切になるでしょう。

 

恐怖心が、人間関係を避けさせる

人が怖くなると、恐怖心からよりいっそう人を避けたくなります

 

自宅で療養している状態であれば、仕事関係の人と接する必要はありませんし、知り合いや地域の人との関わりなら自分から避けることができます。家族と接するのにも疲れを感じるような方であれば、家庭でも他人と距離をとっているでしょう。

 

僕の場合も、家族と関わるのでさえプレッシャーに感じる時があったので、そういった時期には、自分の部屋にパソコンを持ち込み、このブログを書きながらプチ引きこもり生活を過ごしていました。

 

人が怖くなると、他人と関わることが面倒に感じますし、誰かと一緒にいるくらいなら孤独でいたほうが居心地が良く感じられものですよね。

 

ところが、他人と物理的・精神的に距離をとる期間が長くなるほど、大きな問題が起こります。それは、人との関わり方を忘れてしまうことです。

 

孤独でいることに居心地の良さを感じているだけであれば問題にならないのですが、ずっと独りで生活していたことで、いざ仕事をはじめたいと思っても、誰かと一緒に働くイメージが持てなくなります。

 

だから、仕事で話しをしたり、交渉したり、意見を聞いたり、愛想をふりまいたり、譲歩したり、感謝をのべたり、謝罪したりなど。仕事に必要なコミュニケーションの仕方も忘れて、仕事の人間関係づくりに自信が持てなくなることもあるでしょう。

 

また人と距離をとってきた期間が長いことには、もうひとつ弊害があります。それは、人の優しさで安心感を感じる機会がなかったことです。

 

病気退職をすると、職場で経験したつらい体験の記憶だけが残るので、人に対する強い警戒心を持ちがちです。そうなると、本当なら自分に優しく接してくれて、安心感を感じさせてくれる人との関係にも不信感を持ってしまうので、ますます「他人=恐怖の対象」というイメージが強まってしまいます

 

仕事復帰をしていくためには、人と関わる機会をつくりながら、他人に対する恐怖心を減らしていく必要があるのではないでしょうか。

 

仕事復帰できるまでに必要だったこと

本格的に仕事復帰するためには、最初は、短期間で責任のない仕事をおこなってみると良いでしょう。例えば、アルバイトやインターネットなどを利用してできる単発の仕事です。

 

いきなり長期間で責任のある仕事をおこなってしまうと、人に慣れないうちから仕事関係の人と深い関係を築かなければいけませんし、気持ちがつらい状況になっても逃げ場がつくりにくいです。人に対する恐怖心が強いうちは、他人と関わるだけでも強いストレスや疲労を感じやすいので、浅い人間関係のなかで仕事の練習をしていきたいものです。

 

僕の場合は、webライターとして仕事をしていきたい考えがあったので、「クラウドソーシング」というサービスを利用して、単発でホームページやブログ記事を執筆する仕事からはじめました。

 

「クラウドソーシング」とは、個人と企業の仕事の仲介をしてくれるサービスなのですが、しっかりとした雇用契約を結ぶ必要もなく、1回限りの仕事がほとんどだったので、会社で正社員として働くよりもずいぶんと気持ちが楽でした。

 

このように、「仕事をするための仕事」の練習をするには、大きな責任が発生せず、問題があってもすぐに離れられる人間関係のなかで働いてみることをおすすめします。

 

ただ、そうはいっても、人が怖く感じる時期には仕事をする気持ちにはなれないことがあるかもしれません。短期間で責任のない仕事とは言っても、人と関わっていく自信が持てなければ、仕事に応募することも難しいでしょう。

 

そこで、働く自信がまったく持てない場合には、仕事とは関係のないコミュニティのなかで人と関わる機会をつくっていくと良いでしょう。

 

例えば、僕の場合は、ツイッター上のコミュニティを利用して、人と関わる機会をつくったりコミュニケーションをとる練習をしたりしました。

 

ツイッターであれば、相手と顔を合わせずにコミュニケーションをとることができますし、ストレスに感じる相手がいても、ミュートやブロックの機能を使って簡単に関係性を断ち切ることができます。

 

ほかにも、ツイッターを利用すると、同じような病気や悩み・考え方の人と気軽にやり取りすることができ、自分の意見を伝えてみたり、相手との距離感を取ったり、リアルな人間関係にも通じる人との関わりを練習できました。

 

声の調子や表情が見えない分、相手の気持ちを理解する難しさもありますが、「人に慣れていく練習」としては、仕事復帰にも役立っていくツールになると思います。

 

【 仕事復帰できるまでに必要だった2つのこと 】

① 短期間で責任の少ない仕事をおこなう

② 人に慣れていく練習をする

 

人間関係に慣れていく練習が大切

大人になってから、「人が怖くて働けない」なんて恥ずかしく感じられるかもしれません。

 

多くの人は、人間関係の悩みを抱えながらも仕事をしているわけですから、自分だけができていないと、現状に甘えているようにも思えるものです。

 

ただ、一度経験した嫌な体験は、強く記憶に残ります。嫌な体験を思い出すたびに、当時の記憶がフラッシュバックすれば恐怖心や不安感が強まりますし、そういった自分の中に湧いてきた気持ちはごまかすことはできません。

 

仕事復帰するためにも、自分の気持ちと向き合って恐怖心を減らしていく必要があると思います。

 

まずは、ほんの少し生活の仕方を変えてみて、今よりも人と関わる機会を増やしてみてはいかがでしょうか。

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