うつ病をきっかけに新たな生き方を模索する人のためのブログ

いい人をやめたい人に、偽善者だった僕が伝えたい2つのこと

2021/10/07
 
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webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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高校時代のあだ名が偽善者だった たぐ です。

他人へ気をつかうことほど、疲れる行為はありません。

いい人を演じている訳ではないけれど、気がつくと周囲に気をつかい、いつの間にか「いい人が習慣化」している。

いつでも、誰に対しても「いい人をやめられない」理由は、自分の気持ちよりも、他人の目を気にしているからかもしれません。

僕は、他人の目を気にしすぎ、いい人を続け、気づいた頃には精神を病んでいました。

「いい人をやめたい」

そう思っている時、無理をしている自分の人生に、疲れしか感じなくなっていました。

いい人でいなければいけない強迫的な気持ち

他人の目を気にしすぎると、いい人をやめられないものです。

・ 周りの期待にこたえなければならない

・ No.と言わない、言えない

・ まわりの人の模範となる

・ だらしない見た目や生活はダメ

僕の場合は、中学校の時に学級委員をやってから、常に他人からの評価を気にしながら生きてきたように思います。

そうしているうちに、いい人でいなければいけないという気持ちが、強迫的に自分の中に根付いてしまったのでしょう

あなたも、似たようなところがないでしょうか?

いい人を装っていたら、病気になっていた

もちろん、自分では、「いい人を装っている」つもりはありません。

でも、「いい人をやめたい」「疲れた」「自分は一体何がしたいの?」などと思い始めていたら、今の自分の生き方が無理をしている証拠だと思うんです。

僕は、4ヶ月前に、うつ病の診断を受けました。

仕事が多忙だったというよりは、転職したばかりの不慣れな人間関係の中で、他人の言動を気にしすぎて、過剰にストレスを溜めたんだと思います。

病気の原因はさておき、無理をしない自然体の自分でいられなかったために、非常に強いストレスを感じたことはたしかです。

他人の目を気にして生きてきた人間にとって、いい人をやめて、自然体で生きていくことは、難しい課題になると思うんです。

僕自身が、そういう人間だったから。

いい人をやめたいという人に伝えたい2つの考え方

うつ病になって休職をしてから、僕は色々な生き方・考え方に触れる機会がありました。

そこで得た考え方が、他人の目を気にせず、いい人をやめたいあなたの参考になると思ったので、ここで紹介させていただきます。

自分のために生きている?

この考えを僕は、あんちゃさんというプロブロガーから学びました。

・今の生活で、自分にとって何が楽しいか考えたことはありますか?

・今の当たり前の生活に、疑問を持ったことはありますか?

・もし、会社と自宅との行き帰りが人生の大半の時間を占めていたら、そんな人生楽しいですか?

あんちゃさんは、26歳で、自分よりも年下の女性でした。

しかしながら、自分の生活や人生に疑問を投げかける数々の言葉を聞き、「はっ」としました。

人によっては、会社での仕事が死ぬほど楽しいという仕事人間もいますが、おそらく大半の人は違うと思うんです。

もっと、自分の為に、自分のやりたい事のために、時間とエネルギーを使う事を意識してみると、他人の目を気にしていた時間が、すごく無駄な時間なように感じられてくると思います。

好きがいれば、嫌いもいる

当たり前の事なんですけれど、人は一人ひとり、人格も価値観も違うんです。

どんなに仲の良い友人も、血の繋がった家族でも一緒です。

この当たり前の考えを僕は、堀江貴文(ホリエモン)さんから学びました。

何か新しい事を始めたり、常識や慣習から外れた事をすると、必ず批判する人は出てくるものです。

ホリエモンは言います。

好きとも嫌いとも思われなければ、自分は無個性であるということ
(引用:堀江 貴文(2018):自分のことだけ考える。無駄なものにふりまわされないメンタル術.ポプラ社

僕は嫌われるのを恐怖に感じていましたが、他人から嫌われるということは、他人の感情に何かしら訴えることができた、ということではないでしょうか。

そう思えると、相手に嫌われたことでさえ、自分の存在価値を感じられるようになりました。

おわりに

他人の事を気にしてばかりいて、自分をいい人で偽っていると、そこには無理をして疲れた自分しかいません。

① 自分は何の為に生きているのか?

② 他人とは人格と価値観が違うから、好きもいれば嫌いもいる

何よりも自分を一番大事に考えて、自分がやりたいことを周りに左右されずに、やっていければいいですね。

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