うつ病人の生き方・働き方改革

抗うつ薬を変更する流れや方法とは?うつ病当事者が実際に変更した体験談

2019/08/04
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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副作用が強い時には、抗うつ薬には色々な副作用があるようです。副作用を何とか我慢できているけれども、生活に明らかな支障が出ている時。抗うつ薬を変更しようかどうか悩みますよね。

 

 

 

僕も、抗うつ薬の副作用で生活に支障が出ていたんです。薬を変更した現在は、副作用の影響をほとんど感じずに楽に過ごせるようになった気がしています。

 

 

 

僕の場合、抗うつ薬の変更を主治医へ相談する前に、薬の変更した体験者の話を聞いてみたいと思ったんです。でも、インターネットで検索してみたところ、抗うつ薬を変更した人の詳しい体験は見つかりませんでした。

 

 

 

そこで、自分が抗うつ薬を変更した時の流れや方法を紹介します。どういった形で薬を変更していったかイメージがつかめるだけで、気持ちが安心できるでしょうし、主治医にも相談しやすくなると思いますよ。


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抗うつ薬はどういう時に変更する?

そもそも抗うつ薬は、どういった時に変更するものなのでしょうか?調べてみると、抗うつ薬を変更する時のパターンは大きく2つあるようです。

 

 

抗うつ薬を変更する時

① 薬の効果があまり見られない

② 副作用が強すぎる

 

 

ただ注意したいことは、抗うつ薬は薬の性質に特徴があります。それは抗うつ薬の場合、薬の効果が1週間から数週間で出るのに対し、副作用は薬を使ったその日から出ることが多いそうなんです。

 

 

 

そのため、薬の効果を感じられず副作用ばかりが強く出ているからといって、自己判断で薬の服用を中止しないこと。副作用が強かったり、薬を変更したかったりする場合は、まず主治医への相談が必要です。

 

抗うつ薬を変更する流れ

僕は、自分で薬の変更するまで、抗うつ薬は「別の種類に一気に変える方法しかない」と思っていました。ところが、主治医に相談してみると、抗うつ薬を変更する方法には以下の2通りがあったんです。

 

 

 

 

主治医に薬の変更を相談した時はこんな感じでした。

たぐ
副作用が心配で薬を変えたいと思っているんですけれど…。抗うつ薬はからだへの影響が強い印象があって、変えること自体も不安なんですよね。
Dr.X
そうしたら、徐々に変えていきましょうか?今服用している二錠のうち一錠は今までの薬。もう一錠を新しい薬にしてはどうでしょう。徐々に変更した方が、からだが薬の変更に慣れていきやすいですよ。

 

 

 

僕の場合は、主治医のアドバイスを受けて段階的に抗うつ薬を変更していくことにしました。また、抗うつ薬は全く別の薬に変更するのではなく、薬の量を減らして作用や副作用の経過をみていく方法もあるようです。

 

 

 

薬の変更の仕方はそれぞれの医師によって考え方があるでしょうが、どのような方法で薬を変更していきたいか、自分なりの考えを持っておいた方が主治医に相談しやすいですよ。

 

抗うつ薬を変更してから起こる可能性があること

抗うつ薬を変更すると、新たに使い始めた薬の副作用が出る可能性があります。また、薬の種類や使っていた期間によっては薬を変更したり、薬の量を減らしたりすることによって、「離脱症状」が出る場合があるようです。

 

 

離脱症状とは?

抗うつ薬を減らしたり、やめたりしたことによって、薬で増やしていたセロトニンの濃度が下がった時に出てくることがあるからだの反応。

・吐き気やおう吐、食欲不振
・発汗や火照り
・不眠
・めまい、ふらつき
・手の震えや脚のムズムズ
・気分の変動、焦燥・不安感、イライラ感
・耳鳴り、音への敏感さ
・疲労感、全身倦怠感、筋肉痛、頭痛 など
(参考:地域精神保健福祉機構 COHMBO)

 

 

薬の変更にどういったメリットやデメリットがあるのか、主治医と十分に相談しておけると、過度な心配をせずに抗うつ薬の変更について考えていけるのではないでしょうか。

 

抗うつ薬を変更した体験談

ここからは実際に抗うつ薬を変更した体験談を紹介します。

 

 

 

僕は、精神科に受診した時から約1年間にわたって「ミルナシプラン」を服用していました。ところが、通院を続けているうちに、うつ病とは別で「前立腺炎(前立腺の炎症)」という病気を患い、抗うつ薬を変更することになったんです。

 

 

 

「前立腺炎」という病気では排尿がしにくくなる症状が出ます。一方で今まで服用していた「ミルナシプラン」は、その排尿のしづらさを強める作用があって、前立腺の病気がある人は注意して使わないと「尿閉(排尿ができない)」状態になるということだったのです。

 

 

 

そこで、主治医に相談して「ミルナシプラン2錠」から「ミルナシプラン1錠」+「レクサプロ1錠」に変更しました。

 

 

 

 

抗うつ薬の変更前は、「前立腺炎」が治っているにも関わらず、夜間を中心に頻尿や残尿感などの排尿のしづらさがありました。眠ろうとすると何度もトイレに行きたくなっていたので、十分な睡眠がとれずつらかったんですよね。でも、薬を変更してからは頻尿や残尿感が徐々になくなっていき、生活に支障がでるレベルの副作用がなくなりました。

 

 

 

 

ただ、薬を「ミルナシプラン」から「レクサプロ」に変更した後の約1週間は、「うつ状態に戻ってしまったのか?」と思えるほどの無気力感やうつうつした気分になって、何もする気になれませんでした。こういうのを離脱症状と言うんですかね?

 

 

 

一時的であっても、どうしてもからだが動かない日々が続いたので、気持ちが不安になったり焦ったりして、しばらくはつらい日々が続きました。薬を変更してから2週間ほどが立つと、ようやくもとの生活に戻ってきたような気がしています。

 

まとめ

抗うつ薬を変更する場合には、主治医に薬を変更するメリットやデメリットについてしっかり確認しておけると良いと思います。医師としても、薬の作用や副作用についての説明ができたとしても、実際のところは、使ってみないとどういった影響がでるかわからないことも多いようです。

 

 

 

そのため、抗うつ薬を変更する時には自分のスケジュールに余裕をつくって、薬を変えたことによる体調の変化があっても大丈夫な準備をしておけると良いでしょう。

関連記事:抗うつ薬を変更する前に知っておきたい「離脱症状」とは?

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