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ネガティブ思考を変えたい!本当に変える必要があるのは「ネガティブ=悪」という価値観

2021/10/07
 
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webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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落ち込んだり、不安な気持ちになったりすることが習慣になっていると、自分のネガティブ思考を変えたいと思うこともありますよね。

 

ところが、生まれつきのネガティブ思考はそう簡単には変えられないもの。ポジティブ人間を目指しても、気がつくといつもネガティブ思考に戻ってしまうこともあるでしょう。

 

実は、僕にも同じような挫折経験があるのですが、ネガティブ思考を変えたいと思っている方のなかには間違った価値観を持った人も多いです。

「ポジティブ=善」「ネガティブ=悪」

ネガティブ思考を変えたいと思う人は、「ポジティブが善いこと」「ネガティブは悪いこと」といったように極端な価値観を持ちがちです。常にポジティブ思考でいなければならないと考えているので、どうにかしてネガティブ思考を避けようとします。

 

でも実際には、いつでもポジティブ思考でいられる人はいませんし、ネガティブ思考を完全に避けることもできません。誰でも落ち込んだり、不安な気持ちになったりしますから。

 

言い換えると、ポジティブやネガティブ思考そのものに善悪はないのです。

 

ネガティブ思考だからこその強みもある

また、ネガティブ思考の人は自分本来の強みに気づいていません。というのも、ネガティブ思考の人が強みとすることは生産性が低いと思われがちなので、まわりの人からも良い評価をしてもらえないからです。

 

例えば、注意深く物事を考える「慎重さ」、感受性が豊かで他人の気持ちがわかる「共感力」は、ネガティブ思考だからこその強みです。こういった強みに気づくためには、ネガティブ思考を否定的に見る価値観を変えていったほうが良いでしょう。

 

ただし、たしかにネガティブ思考になると、落ち込んだり不安な気持ちになったりしたまま思考や行動が停止してしまい身動きがとりづらくなので、取り扱い方には注意も必要です。

 

ネガティブ思考は「受け入れる」が正解

ネガティブ思考に陥った場合には、ありのまま「受け入れる」のが正解です。なぜなら、ネガティブ思考は抑えこんだり否定したりするほど膨らんでいくからです。

 

「落ち込んではいけない」「不安な気持ちになってはいけない」と思うほど、落ち込みや不安な気持ちの原因に意識が向き、ネガティブ思考が強まったという経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

 

こうなると、ますます頭のなかが落ち込みや不安な気持ちでいっぱいになるので、ネガティブ思考から抜け出せなくなります。ですから、ネガティブ思考は「受け入れる」ことがうまく付き合うポイントです。

 

ネガティブ思考になった原因を分析すると、行動が変わる

一端ネガティブ思考を受け入れてみると、落ち込みや不安な気持ちになった原因を分析できるようになります。

 

疲れているのか、ミスを気にしているのか、他人がうらやましいのか、嫌なことを言われたのかなど。精神的な病気でない限り、ネガティブ思考に陥る時には必ず原因があるものです。どうしてネガティブ思考に陥ったのか分析できると、落ち込みや不安な気持ちによって身動きがとれなくなる状態も解消できるでしょう。

 

そのためには、まずは「ネガティブ=悪」という価値観を変えて、ネガティブ思考との向き合い方を変えることが大切です。

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