うつ病人の生き方・働き方改革

人付き合いが苦手だったから、克服をやめたサラリーマンの戦略

2019/02/04
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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人付き合い 苦手 克服.jpg
僕は人付き合いが苦手です。
一般的に、人付き合いが苦手なら、克服したいと思うところなんでしょうね?
でも、僕は別の戦略をとる事にしました。苦手を克服しようとする事に疲れてしまったからです。
僕は、
1.人付き合いの何が苦手かを理解する事にした
2.苦手な人付き合いでの失敗では、自分を責めない事にした。
この記事には、人付き合いが苦手で克服しようとする方法ではなく、人付き合いに対する根本的な考え方が書いてあります。

1番怖い事は、自分で自分を否定したくなる事

自分が人付き合いが苦手で、克服したいと思っていた事は、実は表面的な悩みである事に気づきました。
気づいたきっかけは、うつ病になってから自分の生き方を振り返った時にあります。
僕は、人と関わったる中で、相手が家族であろうと、お客さんであろうと、他人の理想に合わない言動をしてしまった時に、極度に、自分で自分を否定する傾向がありました。
「他人の目を気にし過ぎる」と言えば、わかりやすいでしょうか?


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他人の理想通りに生きる自分を偽る辛さ

人付き合いは、相手が喜ぶような話の内容を探ったり、相手が話しやすいように質問の内容や自分の話すテンポをアレンジしないといけないから辛いです。
他人の顔色に注意を払いながら、自分の言いたい事は心に留める。他人の理想通りに振る舞うよう努めていれば、それだけでも気を使ってしまい疲れますよね。
さらに言えば、自分の努力した結果が実るとは限りません。相手の為と思って気配りした事が、かえって相手を嫌な気分にさせて、怒らせてしまう事だってあるんです。
今、この記事を書いているだけでも思いますもの。
あぁ、こんな生活疲れる‥

自分を偽らない事は怖い

今まで、他人の顔色を見てきた人間にとって、相手の顔色に合わせながら、つまり、多少なりとも自分を偽りながら行わないコミュニケーションは恐怖でしかありません。
だって、相手が怒るかもしれない
だって、相手に嫌われるかもしれない
自然体、ありのままでいる重要性は、自己啓発本の類いでも、たくさん参考にしました。
でも、書いてある事に納得はするが、生の人間を前にすると、自然体、ありのままの自分でいる事なんてできやしなかったんです。
家族にさえ、気を使ってしまうんだから、仕事上のお付き合いのある人の前では当然無理。

自分が傷つかない為には?

結局のところ、僕が怖いのは、苦手な人付き合いを通して自分が傷つく事なんです。
人付き合いが苦手であったとしても、自分が傷つかないようにさえなれればいいとは思いません?
大切に思っている人でなければ別に嫌われたっていい。自分が傷つかないようにさえできれば。
傷つくストレスが長く続いた状態の延長には、うつ病のような病気が、信じられないだろうでしょうけれど、本当に待っていました。
今、あなたが、人付き合いが苦手で、克服したいと思っているようなら、なおさら注意が必要だと思います。
検索したり、克服しようとしている時点で、あなたが他人に対して思いやりのある優しい人である事は間違いないから。

僕は人付き合いから生まれる不安をコントロールする方法を試してみた

人と上手くコミュニケーションがとれなくなった時、僕はいつも不安になり、寝ても覚めても、頭の中はその不安でいっぱいでした。
人ととの関わりの中で、不安を少なくできるように、うつ病の治療やメンタルコントロールの為に使われるような方法も試しました。
自分の考え方を変える方法(認知行動療法
不安を落ち着けるための方法(瞑想
リラックスできる時間作り(ハーブティー
以上の3つが、とりあえず自分にあった方法なんですが。
たしかに、不安を少なくする効果を実感できましたし、今でも自分が追い込まれた時の対処法として役立っています。
ただし、仕事に出てしまえば、人付き合いが上手くいかないたびに、冷静さを取り戻す時間の余裕はありません。
お客さんの中には、本当にぶっとんだように理不尽な事をいう人もいます。
だから、人とコミュニケーションをとる事に対し、根本的に考えを変える必要を感じたんですよね。

人付き合いの何が苦手なの?何が怖いの?

僕は、人とコミュニケーションをたくさんとらなければいけない仕事に、復職をする状況にありました。
その時に、自分が人付き合いのどういう側面が苦手かをノートに書き出してみたんです。
他人に見せる用のノートではないから、冷静に書いたときの7.5倍は汚いんですが…見ます?
いや、見てください。
以下、ノートの写真とノートに書いた内容の一部です。

人付き合いが苦手を克服する.jpg
自分でも怖い
●相手の人が理想(思い描いた)の反応をしてもらわないと、嫌な気持ちにさせた、嫌われた、次に会った時は、自分をもうよくは思ってもらえないだろう。
●自分にない物、とりわけ自分よりも長けている人から、何かを指摘されたり、見られているような視線を感じると、「ヘビににらまれたカエル」じゃないけど、体は動いても頭の中は、悪く思われていたらどうしようという事でいっぱいになった。

要するに、他人が思った通りの反応をしない事、失敗を指摘される事、そしてその時に不安を感じてしまう事が、人付き合いを苦手だと思う側面なんだと、自分ではわかりました。

苦手な事をがんばる必要があるの?

僕は、人付き合いに感じている苦手(不安
、恐怖)をノートに整理してから、ある思いを持つようになりました。
これから人付き合いをたくさんしなければならない職業に戻るんですが、
自分の苦手な事を克服する必要があるのか?苦手を克服しようとして、自分がすり減るまでがんばる必要があるのか?
苦手な事で失敗した時は、「それは苦手なことだからしょうがない」で済まし、自分の反省材料からはずしてしまえばいい。
要するに、人付き合いが苦手という事に固執しすぎていて、克服しなければと自分を追い込み、苦しんでいたんです。

人付き合いの何が苦手かは、理解する必要がある

僕の結論は、
人付き合いは苦手でいい。
苦手な事はすり減るまでがんばらない
ただし、自分が人付き合いの何が苦手か、何を恐怖に感じているかは理解しておく必要があります。
人は、自分が理解できない事に対して漠然とした不安を持つからです。逆に言えば、人付き合いの苦手な側面がわかれば、不安は少なくなります。
他人の反応が怖いの?
上手く話せないの?
愛想笑いが苦手?
合わせるのが難しい?
他人に、興味が持てない?
しょうがないよ、苦手なんだから。
だけど、自分が人付き合いのどういう側面が苦手かだけは、はっきりさせておきましょうね。

苦手な事で失敗しても、自分を責めない

中学の頃、学期末の成績は、いつも社会が5で、数学は2か良くて3でした。
社会は、教科書を丸暗記すればテストで満点近くとれる科目でしたが、当時の僕には、数学の公式を覚えたり、応用する概念がなく成績が伸びませんでした。
学校の成績と違って、人付き合いは、社会で生きていく上で大きなウェイトを占めています。
仕事ができなくても、人徳がある人の方が査定が高かったり、今の社会は1人でいる事よりも、集団でいる事の方が喜ばれたりします。
だから、人付き合いが苦手な事が死活問題のように感じるかもしれませんが、人付き合いが苦手だとわかっているなら、苦手な事で失敗したとしても、要は自分で自分の成績を下げる基準から外せばいいんです。
僕の自己評価では、コミュニケーションは2、でも「他人の目」を気にしてばかり生きている分、妙に気が利くようになってしまって、気配りは4か5をつけたいです。
気配りが4か5あれば、開けっ放しのトイレのドアをぴったり閉めたり、落ちている小さなゴミを拾えます。
どんだけ小さいんだ?お前と言われたとしても、自分の事を責めて傷つくのであれば、自分が大事にしたい何かで失敗した時だけで十分です。

おわりに

人付き合いを上手くするノウハウは、たくさんある。それだけ、コミュニケーションが大事な世の中なんでしょう。
でも、苦手な人付き合いを自分をすり減らしながら克服しようとして、2度も病気になって知った事は、人付き合いを得意とする必要性を感じないのなら、無理して克服する必要はない。
自分が人付き合いのどういう側面を苦手と感じているかだけ、理解していれば不安は少なくなる。
自分の不安を理解できた後は、苦手な人付き合いでの失敗を自分を責める採点の対象から外しましょう。
それでも頑張って克服なきゃと、自分を追い込みたくなるようなら、不器用な生き方に疲れたら、いいかげんに生きると人生変わるという記事が参考になると思います。
周りから「真面目だね」と常に言われている人間が、いいかげんに生きたところで、周りの自分に対する反応はかわらないし、自分の心に余裕が持てるようになりますよ。

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