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ニートうつから立ち直るには?マンガで読む電子書籍作家の体験談

2019/10/19
 
この記事を書いている人 - WRITER -
たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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仕事で失敗すると、社会から離れてひとりになりたくなるもの。からだを壊して、ニートうつになった人も多いのではないでしょうか。

 

実は僕もうつ病をきっかけに、無職期間-ニートうつ-を経験したことがあります。メンタルが病んで社会から離脱すると、元の生活に戻るのが難しいんですよね。

 

先日、僕は「ヘナヘナ快進撃 (漫画)ニートひきこもりうつの私にワクワクの源泉が与えた奇跡」という本を読みました。この本は、うつ状態で職を失いニートの生活を経験した筆者が、作家として社会復帰するまでの過程を紹介した体験談です。

 

「いまの生活から抜け出したい」

 

ニートうつから抜け出したひとつのモデルとして参考になると思ったので、本の紹介と感想を書いていきます。

「ヘナヘナ快進撃」とは?

この本の著者は「瀬海 歩(せかい あゆむ)」さんです。

 

瀬海さんは、amazonで書籍を出版する電子書籍作家で、kindle本のベストセラーランキングで総合1位を獲得した「電子書籍作家への道」など、数多くの本を出版しています。

 

「ヘナヘナ快進撃」はメンタルを病んだ瀬海さんが、ひきこもり、仕事復帰の失敗、家庭崩壊などの困難を乗り越えて、社会復帰した経験談をイラストレーターの「てぃ-え-」さんの力を借りて漫画化した体験談です。

 

人付き合いが苦手、何事にも敏感、傷つきやすい性格、合わない職場、ストレスフルな日常…。

 

こういった生きづらさを感じるニートうつの人にとっては、瀬海さんが立ち直る様子が社会復帰を勇気づけてくれる体験談となるでしょう。

 

読んでいて心が痛くなるような体験もありますが、「てぃ-え-さん」の柔らかいイラストタッチのお陰もあって、全体を通してまったりした気分で読み込むことができました

 

「ヘナヘナ快進撃」のどのあたりに共感できたのか?ここからは、本を読んでみた僕の感想を書いていきます。

 

メンタルが病むと、誰もが悪循環に陥る

メンタルが病んで職を失うと、新しい仕事に就職しても同じような症状に悩まされます。そのため、多くの人が病気→休養→退職→就職→休養→退職…をくり返しやすいでしょう。

 

何度も失敗をくり返していると、病気の症状に加えて仕事に対する自信も失われ、社会生活に対する恐怖心が生まれるものです。

 

・仕事をしても、失敗するイメージしか湧かない

・人前にいるだけで緊張や不安、焦りが止まらない

・他人の視線が怖くなり、いつも悪口を言われているように感じる

・自信がなく、自分だけがダメな人間に思える

 

「ヘナヘナ快進撃」でも、瀬海さんはまさにそういった悪循環に陥っていたので、自信を失っている様子や恐怖心を持った姿が自分と重なり、とても共感できました

 

ニートうつから変わるには、もがき続けることも必要

僕は、「ニート」を問題だとは思っていません。というのも、自分が好んでニートの生活を選ぶ人もいるでしょうし、そもそも他人の生活に口を出すなんてナンセンスだと思っているからです。

 

自分が満足できていない場合に限って、はじめてニートは問題になるのだと思います。

 

瀬海さんの場合、病気になっても職を失っても、常にニートから抜け出そうともがいていました。就職しては職場で体調を崩し、入院したり趣味に没頭したり自己研鑽をしたり。どうしていいか答えが見つからないながらも、自分で色々なことに挑戦していました。

 

そのもがく姿は、「何とかして変わりたい」と挑戦している人にとって、自分の努力を後押ししてくれているように感じられるでしょう。

 

瀬海さんは、最終的には電子書籍作家として活躍するようになるのですが、その成功は、実は偶然によるところも大きいです。

 

例えば、たまたま自分に合った自己啓発書に出会い、現状を変える行動を起こすことができるようになりました。また、自分のメンターとなるコーチングの専門家と出会い、くじけそうな時にフォローをもらったりポジティブなフィードバックをもらったりなどもしています。

 

見方によっては、「たまたま運が良かった」と思えてしまうこともあるかもしれません。

 

ただ僕には、瀬海さんがニートうつの生活を送っていながらも、自分なりに変わる努力をしていたからこそ、自分に舞い込んできた偶然をチャンスとしてつかみ取れたように思えます。

 

自分を信じて努力をしていれば、必ず報われるかというとそんな簡単にはいかないでしょう。しかし、自分で何かに挑戦しなければ、現実を変わらないことだけはたしかです。

 

「変わっていく姿」がイメージできる

ニートうつになった人のもっともやっかいなことは、自分が成功する姿をイメージできないことかもしれません。

 

・度重なる失敗により、自信がなくなってしまった

・一度離脱したことにより、社会に対して恐怖心が芽生えてしまった

 

ニートうつになると、自信がなくなり恐怖心が強くなります。自分が仕事や社会復帰する様子を想像しても、失敗するイメージしか湧いてこないのでしょう。

 

「ヘナヘナ快進撃」の良いところは、瀬海さんの変わっていく姿と自分を重ねて、自分が成功するイメージを想像しやすいところです。

 

もちろん、体験談を読んだからと言って、瀬海さんと全く同じように社会復帰できることはありません。いままでの人生経験も、性格も、生活環境も、目指している生活も人それぞれ違いますからね。

 

ただ自分と同じようなニートうつだった人の経験を知れたほうが、仕事や社会復帰に向かって、自分も変われる可能性があることを実感しやすいのではないでしょうか。

この記事を書いている人 - WRITER -
たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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Comment

  1. アバター 瀬海歩 より:

    webライター&ブロガーたぐ様

    突然のメール失礼します。ヘナヘナ快進撃の著者の一人、瀬海歩と申します。

    この度は、私たちの著書の記事を書いてくださり、誠にありがとうございます。
    しかも、このような好意的な記事を読ませていただき、私もてぃーえーさんも
    感激して、ラインやメールで喜びを分かち合いました。

    記事を何度か読ませていただいたのですが、すごく丁寧で、統合失調症のこと等
    には触れていないことからも、優しさを感じました。

    たぐ様のサイトをお気に入りに入れました。
    他の記事も楽しみにしております。

    • たぐ たぐ より:

      瀬海さま

      はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      まさか著者の瀬海さんからのコメントだとは思わなかったので、
      正直テンションがあがりました♪笑

      僕のほうこそ、偶然見つけた体験談を読む機会と、
      紹介させてもらえる機会に恵まれて嬉しく思います。

      病気もそうなんですが、
      病気をしてニート、引きこもったあとの弊害が、
      ほんとに共感できました。

      これからもブログを使って模索をしていきたいと考えているので、
      よかったら時々遊びに来てください(^^)v

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