うつ病人の生き方・働き方改革

【うつ病になったら無理をしない】無理をしないための考え方とは?

 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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「うつ病になったら無理をしない」

 

 

 

よく聞く言葉ですが、実際にうつ病になってみると無理をしてしまうもんですよね。何とかして「自分の現状を変えなきゃ」と思うほど、無理もしたくなります。

 

 

 

ただ、うつ病の時に無理をすると、うつ病を悪化させたり、自分を追い込むような気持ちになったりしやすいです。実際、僕はうつ病の回復期に無理をして、うつ病が悪化した経験があります。うつ状態に戻ってしまった時には、うつ病になった時と同じようなつらさを感じました。

 

 

 

そこで自分の経験から、うつ病の時に無理をしたくなる理由と無理をしない考え方について紹介します。


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うつ病になったら無理をしない方がいい?

僕は、うつ病になったら無理をしない方がいいと考えています。その理由は、次の2つです。

 

① うつ病を悪化させる可能性がある 

うつ病の時に無理をすると、うつ病を悪化させる可能性があります。ここで言う「無理」とは働きすぎたり、動きすぎたりすることです。

 

 

 

僕の場合は、うつ病が回復してきてから在宅ワークを始めたんですけれど、一時期、色々な仕事を請け負いすぎたことがあったんです。仕事を請け負いすぎた時には、夜眠れなくったり、不安や焦りを感じることが多くなったり、体調が悪くなっていくことがありました。

 

 

 

うつ病になると「不安な気持ちになりやすい」、「考えがまとまらない」、「集中力が続かない」など、作業の効率が下がります。作業の効率が下がっている中で無理をして頑張っても、からだの負担が増えるばかりで、うつ病を悪化させる可能性が高いと思います。

 

 

 

② 自分が追い込まれたような気持ちになる

僕の場合は、無理をして頑張り続けた時に、「自分が追い込まれていくような気持ち」になりました。というのも「頑張りたいと思っているのに、頑張れず」、そんな頑張れない自分がダメな人間のように感じられてきたからです。

 

 

 

でも、精神科の医師からすれば、まさにそれがうつ病の人の特徴なんですって。

・(うつ病の)本人は「やらなければいけない」と思っているが、どうしてもできない。
・「自分はダメな人間だ」と自分を卑下(ひげ)するのも、うつ病の特徴です。
(引用:坪井 康次(2017).患者のための最新医学 うつ病,高橋書店)

 

 

うつ病が回復してくると、からだが動くようになります。だから、調子が悪くて自分が動けない時でも、自分が「ただのやる気のない人間」に思えてきてしまうんですよね。そうやって動けない時に自分を責めてしまいやすいことも、うつ病の特徴みたいです。

 

うつ病になっても無理をしたくなる理由

うつ病になっても無理をしたくなる理由は、「うつ病になる前の自分と比較しているから」だと思います。うつ病になる前なら、大変なことやつらいことがあっても、頑張ればなんとかやりきれてしまうことが多かったですからね。

 

 

 

例えば、僕の場合、うつ病になる前であれば、仕事で3・4時間くらい連続でパソコンを使い続けることができていたんです。ところがうつ病になってからは、連続でパソコンを使い続けていると頭がぼ~っとしてくるので、1時間ごとに休憩をはさまなければ仕事ができなくなりました。

たぐ
これがうつ病の症状によるものかは証明できませんが、少なくともうつ病になってからはできなくなったことです。

 

 

 

「(うつ病になる)前はもっとできていたはずなのに…」と思いながら、無理をして頑張ろうとしても、うつ病になるとからだがついこないことが多いです。不安感、焦り、集中力の低下、疲れやすさ、体調の変動など。色々なことが、うつ病になる前のからだとは違ってきているんでしょうね。

 

 

 

うつ病の前の自分と比較したら無理をしたくなりますが、比較してもしょうがないのかもしれません。

 

うつ病の時に無理をしない考え方

うつ病の時に無理をしないためには、どのようにすればいいのでしょうか?僕は、無理をしてうつ病の状態が悪くなってから、自分に負担をかけないよう生活するために、「無理をしない考え方」を持つようになりました。

 

 

 

無理をしない考え方とは、うつ病になった「今の自分に合う生活を探すこと」です。この考え方をするようになってから、僕は毎日の生活が楽になりました。

 

 

 

僕は、うつ病の療養を始めてから、「うつ病になる前の自分ならできていたこと」を自分に求めていたことに気づきました。同じ量と質の仕事ができる、仕事と家事を両立できる、家族のために一生懸命なパパ(夫)であるといったように。

 

 

 

でも、自分に求めれば求めるほど、気持ちがつらくなっていったんです。なぜなら、「頑張ってもできないこと」が増えていたから。うつ病になる前の自分のからだと、うつ病になってからの自分のからだは、別物になっていたんです

 

 

 

そこで、僕はうつ病になった「今の自分に合う生活」を探すことにしたんです。今の自分にできること、今の自分に無理のないこと、今の自分に合う努力の形。そういった「今の自分に合う生活」を探してみるようになると、結果的にできることが増え、気持ちが楽になったり、生活が充実して感じられるようになったりしました。

 

 

 

「自分の現状を変えたい」と思うことは多いです。ただ、「変えたい」と思った時には、「うつ病になる前の自分の生活」を目指すのではなく、うつ病になった「今の自分に合う生活」を目指していく方が良いです。そう考えてみると、無理をしすぎたり、自分を追い込んだりせずに自分の現状を変えていけますよ。

関連記事:うつ病で無理をしないためには、「あきらめること」も必要だった

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