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ひとりぼっちな気がして寂しい…つらい孤独感を解消する考え方とは?

2020/10/28
 
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たぐ
webライター・ブロガー。うつ病当事者。うつ病になった人に向け、会社で働く以外のフリーランスとしての働き方・生き方を情報発信。うつ病と付き合いながら、〝自分らしい〟人生の歩み方を模索中。
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社会人になると、仲の良かった友達との交流も減りがち。毎日ひとりぼっちな気がすると、寂しい気持ちにもなるものです。

 

最近では、「ぼっち」と言ったように、ひとりぼっちを気楽に表現することもありますが、ひとりでいることでつらい孤独感を抱えている人も多いはず。

 

ひとりぼっちな気がしてつらい時は、どのようにすれば良いのでしょうか?

 

ここでは、ひとりぼっちのつらい孤独感を解消する考え方について紹介します。

ひとりぼっちな気がする理由

ビジネス書や恋愛エッセイなど、数多くの書籍を執筆している作家の中谷 彰宏さんは、著書「孤独が人生を豊かにする」のなかで、ひとりぼっちと孤独について次のように述べています。

孤独を恐れる人は、「孤独自体がしんどいのではないか」と思っているからです。孤独そのものではなくて、孤独になって寂しがることがしんどいのです。~中略~ 他者承認の文化が生まれたことで、「孤独」イコール「気の毒な人」という、まわりからの勝手な決めつけが起こっています。寂しがり屋は、それに巻き込まれているだけです。

(引用 中谷 彰宏(2017):孤独が人生を豊かにする.あさ出版

 

もともと寂しがり屋の性格の人は、孤独を悪いものと考えがちなので、ひとりぼっちになることを恐れる傾向があるのだとか。そのため、ひとりぼっちになる恐怖心をやわらげたり、安心したりするために、いつも誰かとつながろうとしたくなると言います。

 

つまり、ひとりぼっちな気がしてつらい気持ちになる理由は、心のどこかで孤独を恐れていることが原因です。

 

社会人は、友達や親友が少ない

ひとりぼっちな気がして悩みやすい人は、いつも多くの友達や親友とつながっていたい気持ちがあるかもしれませんが、実は、社会人になると友達や親友が少なくなるようです。

 

2010年に、オリコン・モニターリサーチが、専門・大学生、20代・30代社会人の男女合計500人を対象におこなった「友達・親友の人数に関するインターネット調査」によると、20代社会人の親友の人数は3.3人、30代社会人の親友の人数は2.9人でした。

年代 友達 親友
専門・大学生 44.8人 4.9人
20代社会人 21.4人 3.3人
30代社会人 15.1人 2.9人

 

この調査結果からも、年齢を重ねていくほど友達や親友の人数が減ることがわかります。

 

もちろん、人によって友達や親友と思う人の基準は異なるでしょうが、社会人は、心を許したり絆やつながりを感じられたりする存在が少ないほうが“普通”と言えるでしょう。

 

「人と一緒にいるほうが良い」とする風潮が、孤独感を生む

ところが、世間一般には「人と一緒にいるほうが良い」とする風潮があるので、ひとりぼっちは避けるべき事態であるように扱われがちです。

 

例えば、ひとりぼっちで食事をしていれば「ぼっち飯」と言われ、寂しい人間のようにみられることがあります。また、配偶者やパートナーがいない状態は、「おひとりさま」として敬遠されることのほうが多いです。さらには、ひとりぼっちで「孤独死」の危険性があると認定されれば、死にぎわまで誰かと一緒にいるように促されてしまうことも。

 

このように、世間一般の「人と一緒にいるほうが良い」とする風潮に影響されすぎて、ひとりぼっちに孤独を感じやすくなっている人も多いのではないでしょうか?

 

そうだとすれば、孤独感を恐れないためにも、ひとりぼっちに対する考え方を変えていくことが大切です。

 

ひとりぼっちの孤独感を解消する考え方

では、ひとりぼっちの孤独感を解消するには、どのような考え方をすれば良いのでしょうか?ここからは、つらい気持ちをやわらげる具体的な考え方を紹介します。

 

ひとりぼっちは、自分と向き合う時間

ひとりぼっちでつらい気持ちになる人ほど、孤独は恐怖以外のなにものでもないように思っているはず。しかしながら、人間が自分らしい生き方を見つけるには、孤独になる時間が重要だとも言われます。

 

「世界が尊敬する日本人100人」にも選出された曹洞宗徳雄山建功寺の枡野 俊明住職も、著書「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」のなかで、人間が孤独な時間を過ごす必要性について次のように述べています。

自分を見つめるための必須条件は、一人で静かな時間を持つことだ、と私は考えています。 ~中略~ 止まって見つめ直してみなければ、自分がどんな走り方をしてたのか、どこに向かって走っているのかは、よく見えません。

引用 枡野 俊明(2017):傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考.文響社

 

つまり、他人と距離を置いて孤独になる時間がなければ、人生を振りかえったり、これからの生き方を考えたりすることはできないのです。

 

このような視点で見ると、ひとりぼっちが単に孤独を感じる時間から、自分の生き方と向き合うための大切な時間に思えてはこないでしょうか?

 

他人とつながって寂しさを埋めることに時間を使うよりも、孤独を恐がらずに自分と向き合い、満足のいく生き方を見つける時間をつくっていきたいものです。

 

大切な人とのつながりを大事にする

そうは言っても、まったく誰ともつながりを感じられないと気持ちがつらくなるでしょう。自分の考えを話したり、スキンシップをしたり相手がいないと、誰でも心にポッかり穴が空いたような寂しさを感じるものです。

 

実際に、ある調査では、配偶者やパートナーと同居している人に比べて、単身者のほうが自殺率が高かったと言います。もちろん、孤独が必ずしも自殺に関連するわけではないですが、人間が健康に生きていくには他人とのつながりは欠かせません。

 

そのため、ひとりぼっちの孤独感を解消するためには、まずは大切な人とのつながりを大事にする必要があります。というのも、たったひとりの理解者がいれば、物理的に孤独な状況に陥っても心の支えがなくならないからです。

 

逆に、たくさんの人と出会ったところで、お互いにつながりを感じられるような相手でなければ、ひとりぼっちになった時には孤独感に悩まされるでしょう。

 

いまは、「つながり」と一口に言っても人によって形はさまざまです。家族や友達、同僚だけではなく、SNSで出会った人などが自分の大切な人になるかもしれません。

 

いずれにしても、肝心なことは、寂しさを埋める相手ではなくお互いに理解し合える人間がいることです。

 

そういった関係性の相手がひとりいれば、ひとりぼっちな気がしても、つらい孤独感を解消することができるでしょう。

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